殺虫剤が大量に混ざった土からこぼれ種で大葉が出てきました。
はなな
【関東】
2015/06/18(木) 18:41:37
初めて質問させていただきます。はななと申します。
よろしくお願いいたします。
昨年、プランターで「大葉」を育てていた土に、栽培後、発生した虫を殺すため「虫コロリ」(粉末)という殺虫剤を大量にかけたのですが、その土を庭の一角に放置しておいたところ、去年のこぼれ種から立派な大葉が5本ほど生えてきました。
香りも良く、葉も大きく、生育も早いように思います。
殺虫剤と言うのはどの程度、作物に影響するのでしょうか?
この土は庭に放置していたので雨風にさらされてはいますが、やはりこの大葉を食べるのは危険でしょうか?
花梨
【関東】
2015/06/18(木) 20:48:45
下記の製品でしょうか。
http://www.earth-chem.co.jp/top01/earthgarden/sonota/korori_hyper.html
注意書きに「食用作物にかからないように注意してください。」とあります。
使用場所も「庭、花壇まわり、家のまわり」とありますよね。
上記の製品でないとしても製品に使用上の注意は記載されていませんでしたか?
雨風にどの程度さらされていたかわかりませんが、それでも発芽時には成分は残っていたはずです。
私だったら食べません。
伊勢路
【東海】
2015/06/18(木) 21:14:06
農作物用の殺虫剤でないなら問題有り、だと思いますが。
ムシコロリがどういった種類の殺虫剤なのか、その時の
容器をお持ちなら使用法とか、薬効の期間とか、
詳しく記載されていると思いますが。
農作物に使用可なら半年近く経っているからかなり安全かなあ?くらいの判断ですね。今年は新たに大葉の種まきはしなかったのですか?新しい大葉を育てているなら花梨さん言われるように私も食べません。
自己責任と言うことで。
晴天
【九州】
2015/06/18(木) 22:22:53
無農薬栽培や減農薬栽培している方にとっては、食べたくないでしょう。
でも、植物というものは、色々な細菌や農薬の中でも成長し、悪いものは浄化し成長しています。
殺虫剤が影響しているなら、大葉は成長せずに枯れてしまいます。少なからずも、それを乗り越えて成長したものですから、ひどい残留はないものと思われます。
一般的には、自己責任でお願いしますとなるかとは思いますが、市販の殺虫剤なら期間もたっていますので残留の影響はほとんどないと思われますし、農家が使用する農薬よりも弱いと思われます。また、そのまま育てて種を採取して来年に播種してもいいのではないかと思います。
私も同じようなことは何度も経験しておりますが、何でも安全と言っているわけではありません。そこまでは、あまり気にしていないというのが本音で、農薬を直接かけるなら問題がありますが、土に入った農薬は分解されるとともに食物が浄化しますので、薄まるとともに消えると考えております。
100%ではありませんので、最終的には自己責任になると思いますが、はななさんの状況では問題ないと思います。
りっこ
【関東】
2015/06/18(木) 23:59:42
即刻廃棄処分と思います。そもそもプランターで野菜栽培しているようなところで使用するべきではないですね。自己責任以前の問題です。
以前オークションでキンカン(ぷち丸)の鉢植えを落札しました。樹高1.2mですが鉢の中にアリが50匹以上動いていました。すぐアリ退治を散布して先方に連絡したところ、謝罪と同じものを直ぐ無償発送するとの返答でした。当方はどうせ実が付いて食べるようになるのは2〜3年後なので送らなくても良いですといったら「とんでもありません。野菜栽培の殺虫剤と違って強力なのでそのままにしないで直ぐ破棄して下さい」とのことでした。出品者は有名な果樹苗栽培業者です。
ばんざいうさぎ
【北海道】
2015/06/19(金) 13:15:25
お使いになった製品は「植物に着く害虫対象」では無い物です。そして製品がもし
http://www.earth-chem.co.jp/top01/sonota/mushi_korori/powder.htmlであるのならば、使われている成分の事を詳しく調べてみると成分が分解されるのは遅く、植物に残留している可能性も捨てきれません・・・。残留しているというよりも、「人体に有害な成分に汚染されている土」と考えた方が理解しやすく、諦めもつくと思います・・・。
私が時折車で通る道路脇にある元畑地に、某機関が立てた「土壌汚染地につき立ち入り禁止」の看板を見たことがあります。そこに基準よりも高めな濃度の農薬成分が残留していることが分かったからの処置とのことですが、もうかなり年数が経っているのに看板が立ったままで今も畑はそのまま・・・。なのでたったの数年程度では植物対象の農薬でさえも分解は無理の様です。そうだとすれば植物用で無い薬剤使用であるならもっと分解は遅いかと・・・。
ちなみに無農薬野菜では栽培中に農薬を使わない他に、植物用の害虫駆除を対象にした薬剤を5〜6年以上使用していない畑での栽培と言うのが多い様です。植物用の農薬の場合でさえ5〜6年は念のために用心しているという事です。
一般家庭向けの土壌に潜む不快昆虫退治目的の薬剤の場合だと「植物用では無い」「濃度が濃いので効き目が強い」「駆除後の予防的な意味もあって残留率も高い」です・・・。
当然、食べる植物を生やす土に使う目的の類の薬剤では無いので生えてきた植物は食べない方が良いですし、土自体もすぐに処分なさった方が良いです。お庭があるなら敷地内の「食べる物を植えない場所」に深い穴を掘って埋めてしまうか、マンションなど処分する場所が無いのなら「燃えるゴミ」として収集に出し焼却してもらうしかありません(土を回収する地域もありますが、そういう場合はリサイクルする事が多く、汚染されている可能性のある土だと出せないので)。放置していた間の成分が残留している土の飛散自体が怖いので私なら容器栽培の土への薬剤使用も、誤って使用してしまっても再利用は絶対あり得ません。虫が発生した時点での薬剤使用も考えず熱による退治法(熱湯をたっぷりかけた後に害虫が死滅したのを確認後堆肥で有用微細生物を補う、ビニール袋に入れての日光による殺虫・殺菌後堆肥を補うなど)を行ってみるか、退治が無理なら土自体を廃棄していたと思います。
個人的には、種子採りするまで置いておくのよりも今すぐにでも生えているシソごと土を廃棄した方が良いと思いますが・・・。
はなな
【関東】
2015/06/19(金) 15:01:39
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皆様、たくさんの回答をいただき、本当にありがとうございます。
薬剤の正式名称は、「虫コロリアース(粉剤)」というもので、ばんざいうさぎ様がURLを貼ってくださった商品でした。
(同じような名称のものがたくさんあるとは知らず、失礼いたしました。)
我が家は去年から、それまでほとんど手つかずだった庭でガーデニングを始めたのですが、
敷地は広いのですが、土を掘っても東京大空襲のときのガレキがゴロゴロと散乱しているようなひどい土でした。
そこで食べるための植物はプランターに市販の家庭菜園用の土を入れて作るようにし、
地植えしたい花や枝ものは土をできるだけ替えて植えてみました。
まだまだ完全ではありませんし、判らないことだらけですが、だいぶん華やかな庭になってまいりました。
例の薬剤は、プランターの中でひとつだけ「ヤスデ」が大量発生していて、それを見つけた家族がパニックになって、
かなり昔、購入してあった虫コロリアースを見つけ出して、どっさりかけてしまったとのこと。
私の希望的観測としては、晴天様のおっしゃるように、植物の自浄作用に期待をかけたいところなのですが、
「人体に有害な成分に汚染されている土」・・・
これが一番気になるところだったので、やはり食べないに越したことはないですね。
土の処分についても地元の役所に確認してきちんと行いたいと思います。
今年も大葉は苗から育てたものと、種から育てたものとそれぞれ育てております。
ただ苗で購入したものよりも、何故か例の大葉が一番見事に育っておりまして・・・(苦笑)
私は最初から躊躇して食べないようにし、家族にも再三注意していましたが、
母は「市販の野菜の残留農薬と変わらない」と言ってはばかりません。
やはり可哀想ですが、大葉は抜いてしまわないと危険ですね。
今後はできれば木酢液などの自然なものを使用していき、どうしてもというときは植物対象の薬剤の力を借りていきたいと思っております。
皆様の回答を拝見し、懸念だったことが解消されました。
こちらに質問させていただいて本当に良かったです。ありがとうございました。
野菜・家庭菜園用掲示板@園芸相談センター