メロンの実が収穫前に腐ってしまいます。
メロン小僧
【東北】
2013/07/31(水) 10:31:02
収穫2週間ぐらい前の実の下の部分が軟化し、腐植してしまいます。
ネットメロンで地這い栽培(トンネル)です。どのようにして防げばよろしいでしょうか?
ちなみに、トンネルの中に付いている実でも、外についている実でも、どちらでも2割くらいそうなってしまいます。
東北、秋田で8月上旬の収穫を見込んでいますが、7月からの長雨、強雨で継続して植物体が湿っている環境にあります。
玉拭きという作業がありますが、ダコニール1000倍を軍手に湿らせて実を拭く作業のようですが、こういった腐植を防ぐために行っている作業なのでしょうか?
あと、立ち栽培を行えば、そういったことが起こらないのか教えて頂きたいです。せっかく大きくなった実が、収穫までいたらなく残念に思っています。どなたかアドバイス頂きたいと思います。
oakland
2013/07/31(水) 12:32:09
きちんと雨除けして葉や茎などが雨や霧などで全く濡れない環境にしないとネット系メロンは難しいでしょう。(ネット系メロンはスイカよりもずっと病気になりやすい)
地這い栽培は不適当です。
勿論、雨除けして立ち栽培にしても絶対に病気にならないわけではありませんが、リスクが全然違います。
玉拭きはネットの見栄えをよくするためのもので、殺菌剤を使うのは単なる気休めでしょう。
メロン小僧
【東北】
2013/07/31(水) 21:23:42
返信ありがとうございます。
果実も病気に罹ったということでしょうか?だとすれば、何という病気なのでしょうか?
一方で、山形庄内、秋田八竜地方では、トンネル露地栽培がおこなわれています。メロンの品種はアンデスメロンが有名ですが、クインシー、キスミーなど様々です。ということは、産地が形成される位ですので、栽培方法も無理があるわけではないと考えます。トンネル幅は180cmで栽培していますが、何かお気づきな点がございましたら、アドバイス頂きますようお願い申しあげます。
pine
【九州】
2013/08/01(木) 00:07:39
メロン栽培をかじったのは30年近くも前ですが・・・
腐る原因は色々有ります。一般的な菌としては軟腐病菌などでしょうが,病原菌の特定は,お書きの情報量では,ネットでは無理です。どうしても知りたいのであれば,専門機関へ持ち込む事です。
「下の部分」から腐り始め,かつ,多雨状態であれば,湿害が誘因となって腐敗病菌が入ったと考えるのが妥当でしょう。
対策としては,畑の排水に努め過湿を防ぐ事,病害を明確にした上で対応する薬剤を散布する事でしょう。
玉敷きは,スチロール製の「ザブトン」は使われていますよね。敷わら,または不使用では,今夏の天候では腐る可能性は大きいのでは?この手の情報はあらかじめ書き込まれたほうが良いですよ。
ネットメロンの「ネット」は,元々は果面の傷です。ゆ合組織のカルスが傷に添って形成され,ネットになるはずです。
oaklandさんがお書きの「病気に弱い」は,病原菌が侵入しやすい傷を作る事が前提にあるからだと思いますが・・・
東北は,雨ですか。こちらはカラカラの夏です。
周囲のメロンを作られている方に,状況を聞かれれば,被害の状況やアドバイスももらいやすいのではないかと思います。
なお,つい余計な事を書いてしまいますが,農薬での玉拭きは,その行為や使用濃度が使用方法に書かれていない以上,法律違反になります。
昔はそのような事も聞いた事はありますが,現代,もし間違った使い方であれば,産地が潰れる可能性もありますのでご注意を。
oakland
2013/08/01(木) 13:06:52
>山形庄内、秋田八竜地方
それらは、俗に「砂丘メロン」と呼ばれているように、完全な砂地での話です。あなたの畑が完全な砂地なら同様な栽培法でいけるかもしれません。
私の前述の内容は普通の畑土の場合の話です。
なお、一般人の家庭菜園という前提で前には書きませんでが、pineさんご指摘のとおり、ダコニールは「散布」だけで「塗布」は適用外で玉拭きでやったら厳密には違法となるでしょう。
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