クリスマスローズの立枯病?について

この記事は[園芸相談センター]の過去ログです


やまぶき 【関東】 2009/04/05(日) 22:08:44
鉢植えのクリスマスローズの葉っぱが黄色くなったり、切ろうとしたら腐りかけたのか葉っぱがつけねから抜けるように取れます。いくつか取れましたので、今は水をやめて単独で様子を見ています。調べたら立枯病のように見えます。今日少しばかり消石灰をまいてみました。花はついたままで、品種はニゲルです。治し方、または対処の仕方をご存じの方教えて下さい。お願いします。他の鉢植えのクリスマスローズはなんともありません。

リトっぷ 【九州】 2009/04/06(月) 11:20:12
こんにちは,割と多く見掛けるのが灰色かび病です。
その他にも白絹病などもありますが…
花後に雄蕊がたくさん落ちていると思いますが落ちた雄蕊の回りにカビが生えていたら灰色かび病です。
地植えだと立ち枯れ病の一時的な対処ですとオーソサイドの表土深さ5cmまでの散水で対処出来ますがいづれにしても風通しをよくする等の改善を行わないと病原菌に薬が効かなくなり枯れてしまうと思います。 付近一帯の雑草を一掃する・近くに置いてあるプランターや鉢などの障害物を避けて風道を開いてあげたりとか必要だと思います。
それと肥料の与えすぎも要因の1つです。

やまぶき 【関東】 2009/04/07(火) 07:50:49
ありがとうございます。鉢植えなので雑草はないですが、確に肥料はあげすぎた気がします。また、昨日クタッとなったので水をあげたのですがまだクタッとしたままです。枯れてしまうのでしょうか。立枯病に効く薬品を買いましたが、こんな状態で散布しても平気でしょうか?

やまぶき 【関東】 2009/04/07(火) 07:51:53
あと、カビは見当たらないです。茎が柔らかいのがまだいます。お願いします。

やまぶき 【関東】 2009/04/07(火) 07:52:10
あと、カビは見当たらないです。茎が柔らかいのがまだいます。お願いします。

リトっぷ 【九州】 2009/04/07(火) 08:56:38
おはようございます。カビは見当たらないんですよね…
でしたら軟腐病かも…でしたら薬剤が変わってきます。
クリスマスローズ(花木類)に適応があるか分かりませんがマイシンSなどの坑性物質タイプの薬になります。ここまでくると完治は難しいと思いますので感染が拡大する前に根鉢を洗い植え替えるほうが良いかと思いますが…

やまぶき 【関東】 2009/04/07(火) 13:01:35
ありがとうございます。今の時期に植えかえは可能なんでしょうか?結構あたたかいのですが。あとマイシンSはストマイのことでしょうか?(お店にありました。)

リトっぷ 【九州】 2009/04/07(火) 13:37:45
本来根鉢を崩さない植え替えならば可能な時期ですが
この場合茎の内部まで真菌類が侵食している場合(現在水分供給が出来ていない症状が出てますよね)
最悪は地下茎だけでも温存し今秋の萌芽を待つ賭けに出るしかないかと思います。(これは御自身の判断で。私なら後学の為にダメ元でやってみます。⇔薬剤散布も1つの方法ですし植え替え後に消毒も再発防止に一役買うと思われます。)
ストレプトマイシンはあまり植物内部までの殺菌効果は無いような手応えです。←ストマイもマイシンSも所有していますがほとんど使用しません。唯一,ウメの萌芽期にカイヨウ病防止に使うくらいです。
つまり内科治療より外科手術の効果が高いと私は思っています。

やまぶき 【関東】 2009/04/07(火) 17:28:21
なるほど、植物も内科と外科で考えるわけですね。勉強になります。ありがとうございます。株を温存するにはやはり植えかえて(葉っぱや花は切った方が良いですよね)みた方が良いかもしれないですね。
それと、書き忘れたのですが鉢植えに使った土が市販の物ではなく、個人で販売されている培養土(微生物が入っているらしい)です。非常に軽いのでピートモスが多いようです。販売されている方には「サボテンと蘭以外は大丈夫」と言われたのですが、こういう土はクリスマスローズに合っていますか?

リトっぷ 【九州】 2009/04/07(火) 20:12:17
こんばんは。
用土に関しては当初は「クリスマスローズの土」と言う商品を真似た用土(赤玉・鹿沼・軽石・腐葉土・ゼオライト)でやってみましたが,当地は福岡で南向きのベランダでの鉢栽培ですので3号Pot⇒5号プラ鉢の時は上記の配合でやりましたが5号⇒8号鉢の際に虫の卵?←今思えば灰色かびか白絹病の胞子袋
を見つけ 一切の有機質の配合を避けています。
クリローに適した土と言うより私がベランダで用土の乾く早さをペットボトルに於いて1年間テストした使い慣れた配合比率です。
私は『赤玉3鹿沼3軽石3+α』のαを若干変更する程度で標高3000mの北米産のオダマキであるジョネシーやサキシモンタナからサボテンやハオルチアの栽培まで幅広く同様の配合で栽培しています。
もう少しでニゲルの種子の高温処理が終了しハイブリッドの高温処理は本日で終わりました。少し中温で10日順化させた後に低温処理に入ります。
ですからニゲルに関しては栽培経験がある訳でなく一般論として申し上げました。
トルカータス系八重品種とハイブリッドは栽培経験はあります。f^_^;

やまぶき 【関東】 2009/04/07(火) 22:33:37
こんばんは、ありがとうございます。赤玉、鹿沼、軽石・・・そんなものはたぶん入っていないです(打撃)。パーライトやピートモスや腐葉土、遅効性肥料が入っています。(たぶんハンギングや女性に優しい作りの土みたいです)。根は張りやすいようですが、水の抜け方がイマイチわからない土です。他の植木鉢のクリスマスローズどもはすくすく勝手に生えています。ハイブリと有茎種です。ニゲルには向かなかったのかもしれません。残念です。明日、土を用意して植え替えてみます。夜に見ましたが、もう薬などでは駄目みたいです。表現では「しおれた」みたいな感じです。日陰で休ませてきました。

やまぶき 【関東】 2009/04/07(火) 22:39:59
すみません、追加でお聞きできればと思います。クリスマスローズは得意分野ではないのですが、このような菌と思われる感染はやはり剪みからうつるのでしょうか?剪みを始めは消毒しないで使ってしまいました。近所の方には「丈夫だからほっといても増えちゃう」と聞いていたのですが、そういえばクリスマスローズはやたら「消毒してから」と書いてあった気がしました。他の鉢に感染させたくもないのですが、今は剪みの先をライターで焙ってから使っています。これで大丈夫でしょうか?剪みを消毒して使ったことがないです(今までの人生)、普通はアルコールかなにかで消毒しますか?

リトっぷ 【九州】 2009/04/07(火) 23:21:10
こんばんは,よくお気づきになられましたね。
ハサミから感染するのはバイラスと言う病原菌ですが私は神経質に考えてはいません。樹液感染ですのでハサミは4本程あり無頓着に使っています。他にスリップス等の吸汁害虫からの感染もあります。
しかしながら、問題は切り口です。切断面は容易に雑菌の侵入を許してしまうので軟腐病の発生原因は害虫や人為、あるいは強風で折れた等の『傷口』からと言われています。
もし雨に晒されるような栽培環境ですと病気の確率はぐんと上がると思います。
先に申し上げました様に温度面では圧倒的に不利なベランダも雨による細菌の拡散がなく水やりさえ注意すれば養生出来る環境と言えます。
10月のみ成長開始期に陽射しが入らないので屋外に置き去りにしますが古い葉は老化も手伝ってか免疫が弱って少し黒点病に罹患しますが11月にベランダに陽射しが戻ると軒下に移動し傷んだ葉を切るので問題がありません。
軒下ですと葉もツヤツヤで良いですね。
#厳寒時に早朝、クリロー自身が凍結防止の為に水分含有率を下げる目的で萎れる事があります。暖地で起きるとは思いませんでしたが何かの拍子に1度なりました。不思議と1番寒い-2℃では平気だったのでどのような防御生理なのか…
この時は水をやらずに回復後(起き上がります)に水を与えます。

リトっぷ 【九州】 2009/04/07(火) 23:39:00
追記です
>パーライトやピートモスや腐葉土、遅効性肥料が入っています。
ずいぶんと保水力(水持ち)と保肥力が高い組み合わせですね。
シェードガーデンでは急激な乾燥はありませんので正解とも言えますが水を与えた直後は明らかに過湿状態で翌日から数日適湿を保ち尚且つ養分を吸収しやすい配合だと思います。(コガネムシ来ませんか?)
私にはこれだと水やりで鉢の熱気を追い出す事が出来ずに暖地では栽培が難しいように感じます。
保水力が高いので乾いた状態と水やり直後との重さが明らかに違うはずですので夏場などにシビアに管理が必要な時期は持ち上げて重さを確認してから水やりすると良いのではないでしょうか。

リトっぷ 【九州】 2009/04/08(水) 00:55:14
これ貼っておきます!
http://www.wakaizumi-farm.com/tatigare.html

やまぶき 【関東】 2009/04/08(水) 08:42:23
やってしまいました!おはようございます。貼って頂いたサイトは別な所で見掛けて読みました。それで水を切っていたのですが、先日しおれたのでまたあげてしまいました。とりあえずオーソサイドがありますので、これで対処したいと思います。よくわからないのが、今ある葉や花は全て切除してもよいかという点です。また、無菌の土、というのは新しく持ってきたもの(今は例の培養土しか無いのですが)で構わないのでしょうか?秋に購入した株ですが、ここまで育ててきた方に申し訳なくて泣きそうです。お願いします。

リトっぷ 【九州】 2009/04/08(水) 10:47:11
おはようございます。根鉢を崩して洗い殺菌剤の散布をお勧めしたのは
@樹木の植え替えと同じ意味で感染した地上部分が切除により無くなる事で根への負担も無くなる事になります。代償として立て直すのに数年かかるでしょう。
Aオリエンタルハイブリッドは無茎種で地表近くの不定茎(根にも芽にも変わりうる)で成長を続ける品種です。成長点は基部付近にあるのでその地点が侵されていなければ再生の余地があると思います。(現物を見ない事には判断は難しいし当人でさえ感染した場所をわずかに取り忘れただけで再発のおそれがあります。なので病原菌の密度を低くする為に用土を替え,更に殺菌剤の投与をお勧めしています。)
Aの理由から感染した部分を切除し@の理由から根鉢を崩した植え替えが可能になると思います。
殺菌剤の投与だけで乾燥させ腰水で吸水させ回復を待つか…
#の萎れた。云々の下りは『厳寒時期』の話しで今の時期ではまず起こり得ない事で菌による導管の細胞破壊が起きている現象で回復しないと思います。

やまぶき 【関東】 2009/04/08(水) 11:33:28
ありがとうございます。今土をすこしどけてみました。やはり中がジメっとしていたような気がしました。夕方堀あげて洗ってから新しい土に植えてみたいと思います。オーソサイドは水で薄めた物を作り、その水をバケツかなんかに入れて根を洗えばよいのでしょうか?すみません、散布するのか漬物みたいに使うのかが、説明書に書いてありません。普通に水洗いしてからさらす、でしょうか?いつ殺菌したらよいのでしょうか。お願いします。昼間は暑いのでやらないです。

リトっぷ 【九州】 2009/04/08(水) 12:48:17
悪くなっている箇所を取り除いて根鉢がどれくらいの量になるか解らないですが内部まで浸透させる意味合いとしては浸す方が効果的かと思います。

やまぶき 【関東】 2009/04/08(水) 14:02:46
ありがとうございます!夕方涼しい時間にやってみます。またわからなかったら教えてください。

やまぶき 【関東】 2009/04/08(水) 16:16:59
リトっぷさん、色々ありがとうございました。今鉢から出して洗ってみたら、中(茎のつけね)が灰色にカビており、太い根の先端も黒くなりぐにゃりとしていました。株全体が腐っています。これは無理かもしれないです。一応、洗ってみて大丈夫そうな部分だけにしてみましたが、それでも生えるかどうかわからないです。考えてみると、秋に購入した時に根が下から出ていたので、鉢から出して根を洗わずにそのまま新しい鉢に植えました(他のもそうなのですが)。昔の土は赤玉土で、この回りにピートモス系の土をまわしたのが不味かったのかもしれないです。保湿効果バッチリで、最近急に暖かくなったので(日当たりに置いていました)中で蒸れたのかなと反省しました。近所は年中北側に置いているし、水をあまりやっていないような気がします。本を棒読みで「開花時期は日当たり」「肥料切れに注意」とやりすぎたのかもしれません。残念です。

リトっぷ 【九州】 2009/04/08(水) 16:44:51
お悔やみの言葉もございません。
良い勉強(経験)になったと糧にするしかないですね…
去年の今頃の時期,大切にしていた日本翁草の大株を腐らせてしまいました。
やまぶきさんと同じような処置で再生を試みました…
今でもその植木鉢に水をやっています。なんだかひょこっと芽を出してくれそうな気がして(:_;)

やまぶき 【関東】 2009/04/08(水) 21:07:02
こんばんは。そちらの日本翁草もご愁傷様でした。やはりある程度気をつけていたのに駄目になるとドン底まで落ちこみます。リトっぷさんの翁草も復活できると良いですね。うちは日本翁草じゃないのか、安い翁草がありますが最近は暑いのかヘロヘロしています。髭が出ません。かなりほっといているので、このぐらいほっといた方がむしろ良いものかもしれません。なんとなく生きています。他の鉢物(さっき数えたら130鉢ぐらいいましたが)も、また何かあったらどうしようと今夜は不安になりました。馬鹿みたいにどうでも花が咲く春蘭でもコレクターしようかな・・・という感じです(T_T)長々とお付きあい頂いたのに、失敗しました、すみませんでした。もし生えてきたらご報告しますね。悲しいですが、良い勉強になりました。ありがとうございました。

ななこ 【東北】 2009/04/10(金) 17:01:28
はじめまして。
私のクリスマスローズも去年そのようになり、次々と茎が柔らかくなって抜け、丸はげに近い状態になってしまいました。

日光不足と通気性の悪さを指摘されたので、植え替えて放置気味に世話していたところ秋には新芽が出ました。

薬等は全く使わなかったです。
今年は花こそ咲かなかったですがモサモサ葉が茂り見事に復活しました。
何の参考にもならないと思いますが、体験談でした…φ(.. )

やまぶき 【関東】 2009/04/10(金) 17:10:23
ありがとうございます。うちのは昨今の暑さで、昨日ご臨終になりました。完全に亡くなってしまいました。ほかのクリスマスローズがこうならないように気を付けて管理したいと思います。


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