枯れないアシダンセラ

[園芸相談センター]の過去ログです

球こ 【関東】 2013/10/10(木) 10:15:23
球根植物アシダンセラの葉っぱが一年中枯れません。花は7月頃と10月頃 その年により違い 花茎も1〜2本しか咲きません。20CMの鉢に葉はしっかり立っています。
葉が落ちた方がいいような気がするのですが いかがでしょうか。
よろしく お願いします。

たちつ 【近畿】 2013/11/10(日) 10:59:42

アシダンセラとは

誰も回答がないようなので・・・(-_-;)
以前に、育てたような 他の花と混同しているような曖昧な気がします。・・・・・従って、空想の範囲で・・・・前提条件

>一年中枯れません
通常 日本の自然状態では枯れるものですが、環境が暖かいのでしょうね。 
日本の気候には、四季があり・湿潤ですから、耐寒性が問題になっていますが、アシダンセラ自身の本来の性質は、長期乾燥で休眠すると言うのが妥当かもと想像する。 寒さに対する対抗生命力としてのチャンスは経験したことも無いと思う。もしそのような環境に遭遇すれば、死滅してしまう。・・・ルーツからの想像。
もちろん抵抗ある寒さ程度なら、仮死状態で越冬し、暖かくなれば蘇生する。
掘り上げてみれば、子供球根から新芽が生えているかも知れませんね。
時節環境にかかわらず、子供は成長し独立を望むのが、生物の本能ですから。危険の存在すら見えていない。

>花茎も1〜2本しか咲きません
鉢植え・一年中枯れませんと表示されていますから、多分植えっぱなし状態で、植え替えしていない。
手持ち全部で、1-2本開花と解釈してもよろしいでしょうか。
基本的に、この系統の花は、一球一株一花が原則です。
その一つの球根が、いつどのようなときに蕾細胞(仮に妊娠?とする。性の独立? 花芽分化)を作るかと言うことです。そしてその後、どのようなときに、花として、成長するか。その屁理屈を理解する必要があります。

買ってきた球根を植える →新芽が生えて花が咲く。・・・商品ですから、花の咲く球根を選別して、市販される。

→ 花が咲くと、親球根は死滅する と同時に、子供球根を作る。
→ それぞれの子供にも生存競争があり、親の栄養を先に吸収したほうが勝ち。その後独立し、新芽を生やして、自然の恵みを教授しながら、兄弟姉妹の成長を阻害する。それで勝ち残ったものが、代表して、花を咲かせる。と言っても、遅れながら・泣きながらでも、シツコク付いてくる兄弟は、やがて花を咲かせる。
その頃には、兄貴は死滅しつつあり、子供を残す。 今度は、遅れて咲いた妹が、兄貴の子供を虐め排他する。 そのうちに共倒れになって、毎年沢山咲くものが、少ししか咲かない・隔年開花するようになる。 大なり小なり地植えでも同じ現象が起こっている。 広義的には、球根繁殖系の宿命。又この方が、劣悪環境に陥ったときに、子孫を残すには、都合が良い。 我々にとっては、子孫繁栄とか種族保存などどうでも良い。花が咲けばそれでよい。

→ 世代が変わりながら これを繰り返す。

と言うことで、鉢植えなら、ほりあげて選別し植え替えたほうが良い。
そのためには、花芽の有無を確認しないとどうしょうも無い。
簡単な方法は、大きいと言うことと、それらしい形をしている。(横方向が丸く歪でないことが多い。上下方向は、薄ぺらいか肉厚があるか、涙型か 色々有るので、観ないとわからない。市販の球根を参考に)

球根の良し悪し(花の咲く咲かない)は、ほり上げるとか、球根を切って見ナイト解らない。なにぶん地中のこと・球根の中のことで、目に見えない。
慣れれば、臭いがしますが・・・・空気が読める と言うのが今様かも。

>葉が落ちた方がいいような気がするのですが いかがでしょうか。
人間とっても、植物にとっても、メリハリが付くので、枯れるときには枯れたほうが良いでしょうね。
葉が生い茂ると言っても、緑を維持するだけでも、エネルギーは消費する。適度に充電蓄積するのなら、良いですが、逆に放電するようなら、
節電しないと、後々支障が出る。

適否善悪は、別として、一つの考え方として
1 今 葉をバッサリと切る・・・今の季節 花を咲かせにくい。 球根の乾燥防止

2 掘りあげる →選別する 花が咲く球根は、大切に春まで保管管理する。 花の咲きそうにも無い小さい球根は、そのまま埋め戻す。保管しても春まで持たない。邪魔になる

保管管理とは、半日とか数日軽く乾燥させる。殺菌消毒する。芽のでない程度に暖かく、乾燥ミイラしないように・紛失行方不明防止など 適当に考える。

このように考えます。



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