胡蝶蘭の葉色が悪い
まこ
【中国】
2013/05/08(水) 05:18:51
半年前に買ったミディの黄色胡蝶蘭です。
今は、花が終わったので花茎を切って、葉が4枚。6センチのビニールポットに植わっている状態です。新根はありませんが既存の根は伸びているので健康だと思います。肥料は一度もやっていません。
購入時に撮ったの写真と比べてみると、葉の色がかなり薄くなっているのが気になります。
購入時は色鉛筆で例えると「深緑」だったのが今は「みどり+黄緑」になっていてツヤもないようです。葉の一部ではなく全体がそうなっています。上の2枚の葉より下2枚の葉のほうが黄色が強いです。
新葉は出ていません。
冬の間は温度管理に気を使ってあまり日に当てられなかったので、温度管理をやめたここ1か月はレースのカーテン越しの出窓にずっと置いて日当たりを良くしましたが、葉色は回復しませんでした。
葉色の他に問題はないのですが、できれば元気な方が良いと思うので葉色を回復する方法があったら教えてください。
ひろし@小南部
2013/05/08(水) 09:21:09
葉の色が黄色みを帯びてきても、皺がよったり、緑の色素が全くなくなっているわけではなくて元気そうであるということですね。
であれば、これまで日に当てられていなかったものを、レースカーテン越しとはいえ、これまでの環境と比べるとかなり強めの光線に急に当てられて、軽い日焼けを起こしているのだろうと思います。
黄色みを帯びるのは花の色と同じ色素(フラボノイドなど)を葉にも増やしているのですが、これが植物の「日焼けに対する防衛反応」です。有害な紫外線から葉を守るために遮光材であると同時に酸化防止剤である色素を増やすのです。因みに赤やピンクの花を咲かせるものはアントシアニンで同じことをしますので赤紫を帯びます。
防衛反応で、許容範囲の光であれば、葉のつやまではなくなりませんが、葉のツヤがなくなっているということであれば注意信号で、葉の表面の保護組織(クチクラ層)が弱っている状態ですから、日に当てる時間がもう少し短くなるようにしたほうが良いと思います。
時期的には立夏を過ぎたばかりですが、太陽光線自体は夏至に向かって日増しに強まっています。冬至のころの光に比べれば6〜7倍の光の量になっています。レースカーテンの遮光率がどの程度か分かりませんが、今時分の太陽光線なら50%遮光で午前10時まで、70%遮光で正午までくらいが良いのではないかと思います。
まこ
2013/05/09(木) 11:21:17
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ひろし様、ありがとうございました。
確かにレース越しとはいえ、日あたりが強すぎたと反省しました。
素人考えで、日当たりは良い方がいいと思っていましたが、限度がありますね。
置き場を少し変えて、光線を少なめにして様子をみてみます。
早く気づけて良かったです。
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