暖冬(今は)の為か葉が茂ったままの薔薇について教えてくだいさい。

[園芸相談センター]の過去ログです

咲希 2010/12/05(日) 15:46:45
病気の葉、落ち葉、雑草を整理して年末を迎えたいと思っております。まだしっかり緑の葉が残っております。

毎年、本剪定は2月の上旬にしております。

花持ちの良い薔薇や連日の暖かさで
今からでも咲くのではという様な蕾まで。

勿論、剪定の時には葉は一枚も残っておりませんけれど・・・・
本剪定の前の予備剪定?をしても良いものでしょうか?

R・ひろき 【関東】 2010/12/07(火) 10:41:30
 こんにちは。

 こちらもまだ暖かく葉がたくさん残っております。
 予備剪定は人により違い、あまりやらない人もいれば、切る人もいます。
 また、冬の強い風で人の通り道に垂れさがったりした枝などは、危なければ切ります。


 鉢替する場合は、12月から始めますから、替えた鉢は順番に少し切り詰めて葉をむしっています。


 地植えは、葉をむしりすぎると樹液が出たりしますから、私は12月にはあまり摘みません。

 地植えなど、根をいじらない株を切り詰めると、新芽が出てきてしまうことがあります。この新芽はあとで切ることになりますし、出したことで残った枝が柔らかくなることもあります。
 切り詰める場合は、2月に予定した剪定箇所から、かなり上で切っています。で、株立ちにもよりますが、結局上の方をちょっと切ったりする程度になります。

 バラの都合(残る枝を充実させる)と、人間の都合(通り道を確保したい、正月はすっきり)などを考え、うまくつり合いの取れる位置で切れればいいのかなと思います。

咲希 2010/12/08(水) 22:53:46
R・ひろきさん、お返事が遅くなりました。
毎年、厳寒期に(12月中旬頃から)植え替えしておりました。
その時には葉をむしってから根を少し切り詰めて植え替え。

今年は11月半ばには殆ど植え替えを終えております。
未だ暖かい時期でもありますので葉はむしらず。

予備剪定・・・良い事ばかりはないのですね。
>地植えは、葉をむしりすぎると樹液が出たりしますから
>>知りませんでした!!
>出したことで残った枝が柔らかくなることもあります。
>>そうなんですか!
本だけの知識、とても参考になりました。

もうひとつお聞きしてよろしいでしょうか?
例えば地植えの株ですけれど残したいシュート以外
に剪定時期にこれは要らないと言う枝は今の時期切っても良いのでしょうか?
よろしくお願い致します。

R・ひろき 【関東】 2010/12/09(木) 10:48:15
 こんにちは。

 地植えの株の古い枝は、休眠に入った時期に切っています。
 2月に切ってもいいのですが、地植えは根をいじりませんから、暖かくなりかけたときに深く切ると樹液が漏れて止まらないこともありました。休眠に入りたての時期、これから寒くなるという時期(関東では12月半ば)に切っておくと、それでも樹液漏れはありますが、2月に切るよりはよいようです。もちろん、ぜんぜん樹液漏れしない株もあります。

 鉢植えのほうも、早くに鉢替えして、ほとんど根をいじらず、土も大半残すような作業をした場合は、2月に深く切ると樹液漏れが起こることがあります。
 土を全とっかえして(根をいじる)というのは、休眠が短く浅いバラを深く剪定するときに、液漏れさせない配慮でもあります。

 ほとんど土を替えていない鉢を深く切るときは、なるべく鉢が暖まらないように(地温をあげないように)気をつけてみてください。止まらないと大事な枝が枯れこみますので、春のシーズンを棒に振ることもあります。これだけで防げるわけではないですが、暖めて根の目を覚まさせるより、暖めないないほうがましになります。(南側において日光がよく当たると、冬の日光は斜めから差しますから、鉢が知らず知らずのうちに暖まっていることがあります。)

咲希 2010/12/09(木) 17:20:42
[[解決]]
こんばんわ。
何度もありがとうございます。

植え替え作業、花がら摘みをしながら
毎年、2月の(本)剪定時には要らなくなる古いシュートを前にどうしたものかと思いながら作業しておりました。
良く判りました。
 
それにしても樹液漏れ・地温・植え替え時期、又鉢替え時の根のいじり方でキャンカーにつながるのですね〜

連日暖かい日でしたけれど昨日からぐっと冷え込で来ました。
来週あたりから地植えの古い要らない枝の剪定を初めたいと思います。


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