黒星病にかかったバラ
ゆき
2009/06/29(月) 13:41:41
地植えにしているバラ(紫雲1本・ブルーリバー2本)が黒星病にかかり、株の下3分の2の葉がなくなっています。今後の処置はどのようにしたらよいのでしょうか?9月に普通に夏の剪定を行う程度でよいのでしょうか。薬剤散布はバラの数が少ないこともあって噴霧器などは持っておらず、市販のスプレータイプ2種類を交互に使って10日に1回行っています。2・3番花が咲いた後に強く切り戻したほうがよいのでしょうか。教えてください。
R・ひろき
【関東】
2009/06/29(月) 17:23:30
こんにちは。
下のほう三分の二の葉が無いバラについては、
・夏に向けなるべく葉数を増やす。
→強い剪定はしない。
・マルチングを取り替える。
→土の上にも黒点病菌がいるため。
・丸坊主になった下三分の二にも薬剤散布する。
→枝にも黒点病菌がいるため。
・夏剪定は関西〜関東平野部なら8月末日から9月上旬にするが、弱った株は夏剪定しなくてもよい。(必ずしないといけないものではないため)
・どうしても夏剪定したい場合は、ぶつ切りにすると葉が無くなるため、上のほうの葉のある部分を残してゆるくカーブさせ、カーブの一番上から芽を吹かせるようにする。
というようなことをよくやります。
葉を落とした上に切り詰められてもバラは木ですし生き延びると思いますが、より体力をつけるためには葉が必要です。
カーブ式の夏剪定は図を描くとよくわかるのですが、まず支柱を用意し、株もとに斜めに打ち込みます。
葉のある部分を折らずに(ここが折り曲げ剪定と違うところ)、下を向けます。
芽を出したい部分(葉が無くても良い)を支柱に留めつけます。
その部分より上のほうは支柱に留めず、下から紐などで引っ張って、芽を出したい部位が一番上になるようにします。
時期は普通の夏剪定よりやや早めに。8月下旬くらいに。
折り曲げ剪定にしないのは、ペンチなどで折り曲げたときにやりすぎると完全に潰れて先が枯れこんでしまったりするためです。
ゆき
2009/06/29(月) 18:21:20
[[解決]]
R・ひろき様、丁寧に教えていただき、ありがとうございました。弱っている株は強剪定したほうが良いのかと思っていましたが、大間違いでした。葉を増やせるようにガンバります。
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