バラHTのエルのシュートについて

[園芸相談センター]の過去ログです

Kao 【関東】 2008/08/23(土) 23:00:09
今年の春にHTのエルの大苗を購入しました。 夏になり2本のシュートがぐんぐん伸びて、今では三メートル以上はある高さまで伸びてしまいました。 また最近新たに2本のシュートが伸び始めてどうしたら良いのか悩んでいます。一番長いシュートからは、2本脇芽が出てそれも成長し始めています。そのままにしておいて良いのか、切り戻しをした方がよいのか分かりません。 宜しくお願いします。 

せん 2008/08/25(月) 19:14:29
HTのエルを育てていないので、どういう品種特性があるかというのは分かりませんが…。とりあえず、検索でその品種を見てみると、半横張り性で樹高1.2〜1.5mとしているところが多いですね。
まず、今年買った大苗ということで、現在は地面植えでしょうか?鉢栽培でしょうか?3m以上も巨大になったと言うことで、台木が伸びていないかの確認の必要があるかもしれません。そもそも台木の芽をそこまで伸ばしたことがないので、それほど伸びるのかは?ですが。接いである部分を埋めずに植え付けをした場合には容易に区別できます。地面から伸びてきてしまったものや、明らかに最初についていた枝の葉と違う種類の葉を持つ枝ならば、台木の可能性がありますので、切る必要があります。台木に栄養を取られ、本来のバラの方が貧弱になってしまいます。

そうではなく、もとからついている枝と同じ葉が出ているのなら、品種特性として日本の高い気温だとそこまで伸びてしまう可能性も。ハイブリットティなどのバラは、わたしの場合シュートが伸びてきたら大体30cmくらいになった時点で、先端を手でピンチします。そうすると、先端の葉の脇から再度枝が伸びてきますが、大体5枚葉が5〜6枚くらい出た時点で蕾が付きますので、背の高さも元からあった枝と同じくらいで揃います。伸びたシュートをそのままにしてしまうと、株全体のバランスが悪くなるほか、箒をさかさまにしたような、蕾が大量に付く枝となってしまい、また、5枚葉の間隔が伸びすぎてしまい、冬の剪定時期に剪定する場所を選ぶのに苦労してしまいますので、シュートピンチというのを行っています。

まずは、台木の枝が伸びてしまっているようならば…徐々に切り戻していく方法かな。今の時期バッサリやってしまうと、台木の枝のほうでも栄養を作ってしまっているので、様子を見ながら切っていき、最終的には付け根からカットしてしまいます。
品種の枝ならば、いま出始めている2本は保険で残しておきますが、30cmくらいの高さで一度ピンチをしておくといいでしょう。でも、来シーズンいい枝になるのは3mの方の枝なので、冬の剪定の時に必要がないと分かったら、付け根から切り取ります。残り2本の3mの枝ですが、悩みますね。とりあえず、こちらも徐々に切り戻しますが、まずは目線あたりのところ2m弱まで一度切ってみて1週間ほど様子を見て、問題がなさそうなら本来の高さ1.5mくらいまで切ってみるかな。この2本の枝からは、秋のバラは諦めた方がいいかもしれません。

最後にもうひとつだけ、ツルバラなどと、お店が取り間違えた可能性も無きにしもあらずです。今年、この品種のお花は見て確認しましたか?

Kao 2008/08/26(火) 01:01:32
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綺麗なクリームピンク色の花がいくつも咲いたので、エルで間違いないと思います。 台木からシュートが伸びているかの確認はしていませんでした。早速チェックしてみます。 あと、アドバイス頂いたように2m弱の位置で一度切って様子を見てみます。 ありがとうございました。


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