林檎に発生した黒点病の治療方法について
ゆう
【東海】
2007/08/15(水) 23:33:03
初めて質問させていただきます、よろしくお願いします。
去年庭に植えた林檎の木ですが、ここ1週間のうちに下のほうの葉っぱが黄色く変色して枯れてきました。
同じく庭に植えたバラの木も毎年同じように黄色く変色して枯れており、図鑑にある黒点病にそっくりです。
ホームセンターで見つけた黒点病に効くという農薬をバラに使いましたが、まったく効果がなく、林檎にもうつってしまったようです。
同じ農薬を林檎の木に使ったところ、葉が焼けたように枯れてしまい、使えそうにありません。
林檎の木に効果のある黒点病の対策をご教授ください。
cactus
2007/08/17(金) 10:48:12
ゆうさん、発生した病気は黒点病とは違う病気だったと思いますね。
図鑑で調べられたようですが、写真に紹介されている物と実際の物では
異なる事が多いので、そっくりだから同じと考えない方がいいですね。
黒点病に間違いないと思って黒点病の薬剤を購入し、それを散布しても
効果が出なかったのは、発生したのは黒点病ではなかったと言う証拠に
なります。林檎も薔薇も同じバラ科の樹木ですが、効果が無く葉が焼け
たようになったのは使用した薬剤が間違いだったと言う事になります。
現物を見ていないので間違いないとは言えませんが、黒点病よりも斑点
落葉病の方が可能性は高いように思えます。この病気は感染するので、
落葉した葉などを地面に放置するだけで病原菌が飛散するので、感染し
た落ち葉などは片付けて焼却処分をします。現在では安易に焼却が出来
ないので、指定ゴミ袋に入れて口を固く縛って密封し、可燃物の日に出
すようにします。もう一度図鑑で確認をされて見て下さい。
それと薬剤を薄める時は、規定の倍率を守られていますか。
cat
2007/08/17(金) 13:06:14
http://www.agro.jp/
系統の違う薬剤を輪番で使わないと耐性菌がでる危険があります。
予防効果のみの薬剤は、感染後に散布しても効果はありません。
(葉が出た直後から定期的に薬剤散布をしていない場合、
症状がでる前の時点で既に感染している場合が多い。)
以上の点にご注意を。
cat
2007/08/17(金) 16:50:51
参考
http://www.maff.go.jp/sehikijun/02touhoku/0202aomori/020205ringo/02020509chap6.pdf
http://hello.net.pref.aomori.jp/ken/nogyo-gonohe/pdfs/17arai.pdf
http://www5.plala.or.jp/nijiya231-9288/Yasai_Kata/rinngo/rinngo-watanabe.htm##01
かん
2007/08/17(金) 23:39:53
今は、黒点病の季節ではないです。黒点病は、雨で葉が継続的に
ぬれることで感染・発症します。cactusさんのおっしゃるよう
に、黒点病ではないのではないでしょうか。
水切れで葉が枯れると、茶色の部分と黄変が一緒に生じて、
あまり見たことのない方が判断すると、黒点病と間違うこと
があります。私も、以前、ここの画像掲示板で質問させてい
ただいたことがあります。
重症なのに放置はまずいと思いますが、軽症なのにやりすぎて
かえっておかしくしてしまう可能性もあると思います。
農薬は濃度も大事ですが、時間も大事です。また、農薬の種類によって
は夏に投与すると、薬害が生じやすいものがあります。スミチオン
など。
aisha
2007/08/18(土) 11:44:01
みなさん、なにか勘違いされていませんか?
黒点病に冒された葉は薬を撒いても治りません。
伝染が収まるだけで、撒いた時点で感染した葉は
そのときは緑でも次第に黄ばんで落ちます。
”治らない”とか”効かない”といってる人の多くがこんなことです。
それに蔓延してると夏でも勢いが弱まるだけで止まりませんよ。
黒点病症状が出ている葉は例え緑色しててもすべて切り落とし、
その後にもう一度薬を撒いてみてください。
ちなみに撒いたクスリは何ですか?
のぎ
【関東】
2007/08/18(土) 13:36:45
リンゴはバラと同じ、バラ科ですね。リンゴは育てたことがないので、
バラに関してですが、毎年黒点病にかかるということから、予防が
うまく出来ていないのでは?と感じます。
asiaさんと同意見で、黒点病になった葉はそのまま冬まで持つこと
はありません。治らないですね。なので、黒点病の葉を見つけたら、
すぐにむしり取り、処分します。落ち葉も同様に。
黒点病の予防に効果がある薬剤、効果のある時期の薬剤散布方法も
たくさんありますので、調べられてはいかがでしょうか。
ちなみに私は、真冬の落葉時、高濃度での石灰硫黄合剤散布と、
4月以降、蕾の色が見える直前まで、毎週ローテーションで黒点病
予防効果のある薬剤の散布を行っています。
この時期にしっかりやっておくと、梅雨時期もほとんど黒点病に
なりにくくなり、梅雨の晴れ間を利用して2回程度予防と、1枚2枚
黒点病がでたら治療を行っています。
後は夏の間は病気が出にくくなり、また薬剤散布しても薬害が出るので
ほとんど散布は行いません。アブラムシだとかヨトウガのための散布
程度です。
秋の気温が25℃くらいになったらまた予防散布を開始します。
でも、春ほどは真剣に行いません。落葉時期も近くなっています。
無農薬で行うには、かなりの覚悟が必要です。
否定はしませんが、こまめに株のチェックを行うことが大事そうです。
以前、NHKのプロフェッショナルという番組で、無農薬に近いリンゴ
栽培を見たことがありますが、身を削って取り組んでいるようでした。
園芸を楽しむ者にとってはオドロキと感動の番組でした。
↓そのときの模様。
http://www.nhk.or.jp/professional/backnumber/061207/index.html
↓その日の茂木さん(アハ体験で有名)の日記
http://kenmogi.cocolog-nifty.com/qualia/2006/11/post_35ec.html
ゆう
【東海】
2007/08/18(土) 13:39:54
>ちなみに撒いたクスリは何ですか?
バラの世話をしているのは実は私ではなく母なので、どんな農薬でどんな状況でやっていたのかよくわかりません。去年、バラの病気があまりにもひどかったので、私が本で調べて「黒点病?」と考え、母の使っている薬を見せてもらったらバラ用で数種類の病気に効くとあってその中に黒点病も含まれていたので、じゃあ大丈夫と思いましたが、商品名は覚えていません。探したんですが、使い切ってしまったらしくて見当たりません。その薬を林檎に使うと葉が焼けたようになるというのは、去年母がついでに林檎にもまいたらそうなったからです。話が長くなるので省略してました。。。
私も初心者なので、黒点病じゃないと言われるとどうしていいかわからないのですが・・・。
ゆう
【東海】
2007/08/18(土) 13:51:24
のぎさん、林檎の具体的な黒点病の予防法をありがとうございます。農薬のことも何もわからないので泣きたい気分ですが、体験を含めたアドバイスに励まされました。これから勉強してみたいとおもいます・・・。
ゆう
【東海】
2007/08/18(土) 13:52:28
[[解決]]
解決を入れるのを忘れていました。。
のぎ
【関東】
2007/08/18(土) 19:05:50
念のため…
わたしのコメントの冒頭で、「りんごは育てたことがないので、
バラに関して」と書きました。
りんごへの薬剤散布に関してはまったく経験がないので、
りんごを育てていらっしゃる方の書き込みをお待ちになるか、
果樹の専門書にて勉強なさるのが良いかと思います。
初心者用掲示板@園芸相談センター