直根性(矮性カンパニュラ)用の鉢
ジェノベーゼ
【関東】
2007/02/21(水) 11:38:51
度々の質問ですが、お願いします。
草丈15cm程度の矮性カンパニュラを種から育てています。
湘南地域、南東向きのベランダで、陽当たりは良好です。
昨9月13日に播いて、やっっと7.5cmポットいっぱいになる株が出てきました。
気温も暖かいですし、そろそろ定植したいのですが、鉢の事で悩んでいます。
「直根」と言うと、ゴボウのような根がまっすぐ下に伸びて行くイメージがあるのですが、その場合、やはり深い鉢でないとダメなのでしょうか?
草丈が低い事を考えると、浅めの鉢の方が見た目のバランスは良いと思えるのですが…。
考えていたのは、深さ10〜15cmの10号プラ鉢に4〜5株です。
また水色と青の2色育てているのですが、水色の方は生育が遅くて、まだ赤ちゃんといった感じなのですが、一緒に定植しても良いでしょうか? それとも水色の生育を待って、青にはもう少しポットで我慢してもらった方が良いのでしょうか?
(一緒に寄せ植えするのを諦める…という選択肢もあるんですが(^ ^;))
とにかく生育がゆっくりなので、先が読めずに困っています。
キキョウ系は、何度か播種に挑戦しては失敗し、今回やっと株が育って来ているので、なんとか咲かせたいのです。
はやと
【九州】
2007/02/27(火) 16:51:02
シーズンに園芸店などで販売されている花付きの苗や鉢植えのものを思い出していただければ、特別に深い鉢が必要でないことがお分かりいただけるかと思います
水色と青色の生育の差については、遅い方を暖かい場所で早いほうを涼しい場所で管理して差を縮めるなんて方法もありますが、あまり気にしないでも良いかもしれませんよ
ジェノベーゼ
【関東】
2007/02/28(水) 17:55:19
はやとさん、ありがとうございます。
これまで直根性の植物を何種類か種まきしているのですが、スイトピー以外いずれもダメにしてしまっているのです。
(途中から葉が少なくなったり、大きくならない、茎がヘナったりする)
同じ扱いをしているのに何故?と思い、スイトピーのみ深い鉢で育ったので、もしかして鉢の深さが問題?と考えたのです。
また、根のタイプの違いで・鉢も変えるのかな?と、漠然と疑問にも思ったのです。
生育の差は、おかげさまで、気にせず予定通り一緒に植え込んでしまおうと決めました(^ ^)
キキョウ系は、これまで鉢もポットも買っては失敗しています。
つい腰が引けていたのですが、もっと気楽にやってみます。
たちつ
【近畿】
2007/02/28(水) 20:01:20
・
水のやりすぎ。水をやる方法より、水をやらない方法を考えた方が良い。水のやりすぎは、株の短期間の死滅を意味し、回復し難い。水をやらないのは、弱る事はあっても、枯れる事は少ないし、回復する可能性も多い。
水虫とアカギレと比較すればよい。水虫は、痒くて治りにくい。アカギレは、痛いけれど直ぐ直る。尤もお肌滑滑なら尚よいことには違いない。
植物により、適切な水遣りが一番良いことですが、概ね水をやりすぎる。
キキョウ系は、5-6月の温度の高いときに蒔いて、真夏は涼しく、特に土の高温過湿を防ぐ。次の冬に、凍結乾燥を防ぐ。根が浅い・小さい。
ので、乾湿に弱い。排水良くさらっとした湿り気が良い。
翌年からは、根(芋)も大きくなり、深いので、過湿に弱く乾燥に強くなる。鉢・土の高温には弱りやすい種類もある。
排水良く、過湿にしない、冬に土を凍結しない(午前中に融ければよい)、夏に土を高温にしない(マルチング断熱する)。 どちらかといえば、さらっとした湿り気が良い。
生育時期以外なら、表土が乾燥しても、1-3日後に潅水すればよい。
ウルトラ すーぱー 超極端な話として、
一年目は、根を育てる事に専念する。地上部などどうでも良い。
翌年からは、地上部を育てる。地下部はどうでも良い。
このように、考え方を切り替える事も大切です。・・・・キキョウ系独特の考え方。
・
ジェノベーゼ
【関東】
2007/03/01(木) 00:05:43
たちつさん、ありがとうございます。
気をつけているつもりだったんですが…やはり水のやりすぎなんですね。
成長が遅く、ずっと幼苗状態なので「乾いたら即死んでしまう」恐怖心から、ついつい我慢できなかったかもしれません。
またキキョウというと、イメージ的に湿度の高い感じがするので、つい水をやり過ぎてしまうんですね。反省します…。
>一年目は、根を育てる事に専念する。地上部などどうでも良い。
>翌年からは、地上部を育てる。地下部はどうでも良い。
図星をつかれたようで、ギクっとしました。
というのも、今の苗の状態を見ると、この春、爆発的に成長しない限り、開花期の5〜6月に咲くと思えない程、成長がゆっくりだからです。
そうですね…考え方を切り替える事も大切かもしれません。
現在、ほとんど同じ状況なのが、同じ日に播種したアオイ科のムスク・マロウです。(嗚呼…やっぱり直根性)昨年11月に定植したんですが、まったくと言っていいほど、大きくなってません。
深めの鉢に定植したので、水やりはかなり厳しめにしているのですが(ほとんど放置)株の幅3〜4cmで、むしろ小さくなってる?(^ ^;)
こちらも更に水やりに気をつけた上で、「花は2年目」くらいの余裕が必要かもしれませんね。
ゆえ
【関東】
2007/03/02(金) 11:10:47
こんにちは、ジェノベーゼさん。埼玉県在住のゆえです。
少し、横道になってしまいますが、ムスクマロウのことについて。
ムスクマロウは、冬に小さくまとまって、寒さを凌ぐので、
今の時期に、定植する前よりも小さくなってるような感じがするのかもしれませんね。
でも、葉が出てくる中心部が、濃い緑でぎゅっと詰まった感じならば、
全然問題ないですよ。
春になったら、わっさわっさと葉を展開させ始めますから。
また、これは必ずとは言えないのですが、
開花は、今年の初夏からあるかもしれませんよ。
私は、以前、春蒔きにして、その年の夏から開花しましたから。
根っこさえ、丈夫に育っていれば、結構、開花してくれるもんです。
また、ジェノベーゼさん、直根性植物に苦手意識がありすぎるように思いますよ。
(↑言葉が過ぎて、ジェノベーゼさんが不愉快になられてしまったら、本当にごめんなさい)
私は、ムスクマロウの実生から3年経った地植えのものを移植したことがあります。
もちろん、できるだけ根を傷めないようにと、かなり深く掘りましたが、
ゴボウ根の先までは掘り上げきれずに、
やむなく(嫌気がさして乱暴に?)、根っこを切断しました。
その後、別の場所で問題なく育ちましたよ。
もちろん、これは、直根性植物の移植も絶対大丈夫!と言っているわけではなくって、
直根性植物=移植は×というイメージも持たない方が、
もっと気楽に、楽しく園芸ができると思うんですよ。
直根性植物の成株を移植するのは、かなりリスクを伴いますが、
幼苗ならば、そのリスクはかなり低くなりますよ。
なのでジェノベーゼさんご自身がもっと気楽に、
でも根っこはできるだけいじらないようにそ〜っと、そ〜っと、素早く
植物には「何でもないよ〜、怖くないよ〜、安心してね〜」と念じながら(or話しかけながら)、ポットから定植されると良いと思いますよ。
(↑この件、非科学的ですが、私はいつもこのようにしているもので、つい(^^; )
また、ジェノベーゼさんが播種された矮性カンパニュラの品種ってなんでしょうか?
私は、今まで色々カンパニュラを育ててきましたが、
矮性種のもので、直根性のものって思い浮かばなかったので、
ちょっと気になっていたんです。
もし、宜しければ教えていただけると嬉しいです。
ジェノベーゼ
【関東】
2007/03/02(金) 17:20:57
ゆえさん、やさしいレスありがとうございます。
>葉が出てくる中心部が、濃い緑でぎゅっと詰まった感じならば、
今、そんな感じです!良かった〜安心しました。
>根っこさえ、丈夫に育っていれば、結構、開花してくれるもんです。
はい!多年草はまず根っこを育てる事。それを目標にのんびりやります!
(今まで1年草が多かったので、焦り過ぎでした)
>直根性植物=移植は×というイメージも持たない方が、
ネットで色々調べると「移植はしない」等、結構コワイ言葉が書いてあるんですが、庭極狭・鉢のみなので移植は必定。ですから、そう言って頂けるとほっとします(^ ^)
>幼苗ならば、そのリスクはかなり低くなりますよ。
実は、ピートバンからポットに移す段階で既に「ぶちっ」ってやっちゃったんです。少ない3株のうち2株も…。
でもこちらの掲示板で、たちつさんが、赤ちゃんなら「挿し芽状態になるので大丈夫」と書かれていたのを覚えていたので、そのまま育てたら、結果「ぶちっ」としたポットの方が、良く育ったんです。
さすがに定植の時は、実は私も!(^ ^;)無意識に話かけつつ「ぶち」はしませんでしたが…。
今度のカンパニュラも話かけつつ定植したいと思います。
>また、ジェノベーゼさんが播種された矮性カンパニュラの品種ってなんでしょうか?
「サカタのタネ」の「トップスター」という、写真がとってもキキョウ似な品種です。
(その前にいわゆる「桔梗」を秋に3回、春に1回まいて発芽に失敗したのでカンパニュラにしたら、やっと発芽したのです)
それにしてもカンパニュラならすべて直根性という訳ではないのですか?!←無知ですみません
そうすると、このスレッドの立て方がそもそも間違っているという…(大汗)
もしそうなら、本当にすみませんっ。
ぽー
【関東】
2007/03/03(土) 12:55:25
こんにちは。
サカタの「トップスター」で検索してみましたが、詳しい情報は見つかりませんでした。(サカタのタネの会員なので、会報のバックナンバーを探せばいいんでしょうが、その根性がない。すみません^^;)
ただ、矮性カンパニュラのなかでは、やや成長が遅い目の品種みたいですね。
実生で育てている方のブログを見ても、発芽率が低く、また今の時期まだまだチビ苗のようです。
花期も、一般の矮性カンパニュラはおおむね初夏に咲きますが、この品種は(長日処理など人工的な処理をしなければ)1か月くらい遅く咲き始めるらしい。ということは、そのぶん春の成長もゆっくりかも・・・と想像しました。
ゆっくりでも着実に育っているようなので、もう少し気長に見守ってやってくださいな。
>カンパニュラならすべて直根性という訳ではないのですか?!
矮性カンパニュラなら私も何種類か育てていますが、直根性のは持っていません。細いけどみっしりした根が、ぎっちり育って、すぐ根詰まりすることが多いです。
ただ、直根性ではありませんが、植え替えや株分けの時期には注意しますけど。夏の高温多湿に弱いので、花後の株分けなどはタブーです(春または秋の涼しい時期なら失敗がありません)。
矮性ではなく直立性のカンパニュラは、よくわからないのですが・・・去年の秋に、実生のチビ苗(品種はサカタの涼姫)をいただいて春先に植え替えましたが、とくに根は意識しなかったです。
でも、元気に育っていますよ。この数日で急に大きくなってきました。
ゆえさんがお書きのように、あまり乱暴に扱わなければ大丈夫じゃないかなと思います。(^^)
ジェノベーゼ
【関東】
2007/03/03(土) 20:35:48
[[解決]]
ぽーさん、体調がお悪い中、ありがとうございます。大丈夫ですか?
>矮性カンパニュラのなかでは、やや成長が遅い目の品種みたいですね。
分かりました。「そ〜ゆ〜タイプの品種」なんですね(^ ^) 気長モードにします!
>矮性カンパニュラなら私も何種類か育てていますが、直根性のは持っていません。
う〜わ〜っ…恥ずかしいっ。
ポットの底を覗いても、いわゆる直根らしいものが覗いて来なかったので疑問には思ってたんですが、地上部の成長が超スローなので、根も同様で直根が出て来ないんだとばかり思っていました。
「直根性=根をいじらない」と思っていたので、ポットから抜いて見る事もしてませんでした。
そして「キキョウ科」という名前がつけば、直根なのかと思い込んでました。
初心者ならではの浅はかさと思い、カンベンして下さい。
そもそもの疑問が「直根性に向く・不向きの鉢ってあるのか?」という所から始まってはいたのですが、具体的(矮性カンパニュラ)には全然、検討違いな心配をしていたのですね。
それでも教えて下さったみなさん、本当にありがとうございました。
おかげさまで、腰の引けていたカンパニュラの方向性も見えましたし、疑問に思っていた直根性の植え付けについてのお智恵も頂けたので、解決ぽちっとしたいと思います。
自分の無知に恥じ入りつつも、なんだか爽やかな気分です(^ ^;)
初心者用掲示板@園芸相談センター