ポップコーンの乾燥期間は？
まるち
2006/08/20(日) 23:14:03
ポップコーン用のトウモロコシを初めて作ってみました。実が入ったようだったので収穫したのですが、どのくらい乾燥させればいいのか分かりません。過去ログを検索したところ、去年のちょうど今頃も話題になっていたようですが、具体的な「期間」までは書かれていませんでした。「水分量１３％〜１５％が最もよく爆裂する」とのことですが、どのような条件で何日くらい乾燥させれば１３％〜１５％の水分になるのでしょうか。教えてください。よろしくお願いします。
ウミユスリカ
2006/08/21(月) 00:14:49
ちょっと気になったのですが、「実が入った」と判断されたのはどの段階でしょうか。ポップコーンはいわゆるスイートコーンのように、実が充実してはいるが苞葉が緑色で、実が柔らかいときに収穫する野菜用品種ではありません。苞葉や植物体が枯れ切って、稲刈り時の稲穂のようにカチカチに熟しきった時に収穫する穀物用品種に属しています。今の季節では、ちょっと早すぎるような気がするのですが、いかがでしたでしょうか。
Silvia
2006/08/21(月) 01:03:02
風通しのよい所に吊るし、大体2〜4週間です。
水分量によってははじけないのと、水分量を確かめるには
一般のご家庭では困難な事、条件によって乾燥が終了するまで
日数が前後するので、2週間すぎたあたりから
1週間に1、2回ためしに炒ってみます。
歯でかんでみて、ふにゃっとした感じであれば、まだまだ乾燥が足りず、逆に乾燥させすぎた場合は、トウモロコシ1リットルあたり
大さじ1の水をできるだけ万遍にかけてから1、4日かけて水分を戻してあげます。
収穫時期ですが、ウミユスリカさんがお書きのように、
極限まで乾燥させたのち、収穫して更に温風乾燥させるのが一般的です。
しかし一般家庭の少量栽培もしくは雨や湿度の多い場所の場合は、カビの発生が起こりやすい為、実が完全に成熟してから収穫し、風通しのよい場所で乾燥させる事も可能です。
もしまるちさんが実が柔らかい（でも成熟している）うちに収穫されているのであれば、上記の乾燥期間がそれよりも長くなると思います。
たちつ
【近畿】
2006/08/21(月) 17:34:05
・
乾燥もあるでしょうが、品種もある。
皮が堅く・含水がある程度あるもの。完熟した種(皮が黄色く褐色する)を天日干しして、皮を乾燥させれば良いと思う。
電子レンジで爆発させれば楽。最初に塩を入れるとはじけ難い。
通常のフライパンの場合は、ちょっと圧力をかけないとはじけない。
はじけてから、塩とか、カラメル・粉末コーヒー・ココアで味付けをする。
電子レンジも注意しないと、中心のコーン粒が燃える場合がある。
理屈は、コーン粒の水蒸気で、コーンの皮が膨れる・・・皮が破れて、はじける。このときに脱水して形が固まる。
電子レンジで一気にふくらませるか、圧力をかけて、粒を圧縮し、一気に圧力を減圧して、破裂させる。
電子レンジの性能にもよる。高周波が集まる位置(焦点が焦げる・冷凍刺身を解凍して、焦点を調べないと仕方がない。画用紙にミリンと砂糖を染みこませて、電子レンジで焼いて、焦げ跡の色を見てもよい。オーブンは使わない・火事になる。)
どういうわけか、最初に塩を入れると上手くいき難い。
折り紙かおもちゃの紙風船が程よく圧力が掛かる。風船の穴は、ふさがない。
大昔にそのような事をした記憶がある程度。富山の薬売りの紙風船の中に、大匙2杯程度の粒を入れたように思う。
・
まるち
2006/08/21(月) 23:21:08
[[解決]]
ウミユスリカさん、Silviaさん、たちつさん、アドバイスありがとうございました。
》苞葉や植物体が枯れ切って、稲刈り時の稲穂のようにカチカチに熟しきった時に収穫する穀物用品種に属しています。
はぁ〜、そうなんですか……。生半可な気持ち（知識）では駄目なんですね。ムズカシイ……。
穫ってしまったものはしょうがないので、だめもとで乾燥させてみます。Silviaさんの確認方法、具体的でとても参考になりました。ありがとうございました。
来年、もうちょっと勉強して、また挑戦します！
皆さん、ご親切に本当にありがとうございました。
ウミユスリカ
2006/08/22(火) 14:45:21
解決済みのところへの追記で心苦しいのですが、ひとつ追加情報を。
トウモロコシという作物は、本質的に穀物です。穀物ですから、ほとんどの品種で本来は収穫すべき熟度の段階は、米や麦などと同じように、植物体が枯れて黄金色になり、種子が硬く乾燥した粒になった時です。
未熟な段階で野菜として食用にするスイートコーンや、雌花を野菜として食べるベビーコーンは、トウモロコシの利用方法としてはかなりイレギュラーな食べ方、収穫の仕方なのです。いわば、稲穂を青い時期に青田刈りして、中の乳液状の米粒をすするようなものです。
ですから、ポップコーンのように、植物が枯れるまで成熟させるものがあるのかと考えるよりは、スイートコーンのように未熟な段階で収穫してしまうものもあるんだとお考え下さい。
作物を栽培されるときには、目先のハウツーをたくさん憶えることよりも、その作物のたどってきた来歴を勉強されることのほうが、栽培の方針の見通しをつけやすくなり、ひいては混乱を避けることにつながると思います。その上で、個々のハウツーを、その骨組みの中に当てはめていけばよいわけです。
さらら
2006/08/22(火) 18:47:06
この質問と回答すべて、とても為になりました。
＞はじけてから、塩とか、カラメル・粉末コーヒー・ココアで味付けをする。
おいしそぅ〜
映画館にキャラメルポップコーンってありますよね？コーンから自分で作れたら、
どんなに楽しいでしょう！
いつか、トウモロコシ畑を作ってみたい、という気持ちになりました。
（数坪のベランダーより）
まるち
2006/08/22(火) 22:34:45
ウミユスリカさん、ありがとうございます。
＞穀物ですから、ほとんどの品種で本来は収穫すべき熟度の段階は、米や麦などと同じように、植物体が枯れて黄金色になり、種子が硬く乾燥した粒になった時です。
なるほど、なるほど。目から鱗です。（だって、普通のトウモロコシ、甘くておいしいから、あれが本来の姿かと思っちゃいます…。）
さららさん、参考になってよかったです。来年、一緒に頑張りましょうね！
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