二重鉢について
ohana
【関東】
2006/04/18(火) 02:01:52
二重鉢について質問です。目的によって、2重鉢の作り方が違うようですが、いまいちわかりません。
とゆうのも、以前イチゴの夏越しで、お店の人に言われるがままに、二重鉢(2まわり大きい素焼き鉢+底に濡れた新聞紙)を作ったのですがイチゴの鉢じたいが素焼きだったので、底に敷いてある濡れた新聞紙の水分を外側だけでなく内側の鉢も吸収してしまったので、根腐をおこしました。
夏越し・冬越し・水切れ防止それぞれの二重鉢の作り方(外側の鉢の素材と中に入れるものなど)とその構造の意味も教えていただきたいです。
Ryu.
2006/04/18(火) 09:51:45
イチゴの夏越しの際、置き場はどのようにしていたでしょうか。
その方式の場合は十分に通風がないと過湿になります。
夏越しの二重鉢は主に2つの目的があります。遮光と気化熱による冷却です。
遮光の場合は単純で外鉢に入れるだけです。鉢(内鉢)に直射日光が当たり用土の温度が上昇することを防ぎます。外鉢にアルミ箔を巻きつける、外鉢の底にゴロ土を並べて内鉢を置く、などすると効果が上がります。外鉢の材質は断熱性が高い程よいです(発泡スチロールなど)。
気化熱による冷却の場合、何らかの方法で外鉢に水分を与え、かつ風を当ててやる必要があります。外鉢は通水性があることが必要です。お書きになられている濡れ新聞紙をはさむ他に、ミズゴケをつめる、砂を入れる、水を入れる(この場合外鉢と内鉢をセメントで接着する)、腰水する(水位は内鉢の底より下)などがあります。
水切れ防止の場合は外鉢は通水性がない方がいいです。豆盆栽などでよく行われるのは発泡スチロールの箱に砂を入れて鉢を入れる方法です。内鉢の底に砂が来るようにします。
冬越し用二重鉢というのは存じませんが、乾燥防止、断熱(保温)を考えると発泡スチロールのような材質の外鉢を使い、隙間に用土を入れればいいと思います。
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