寄せ植えの手順
マロン
【東海】
2006/04/01(土) 17:56:50
寄せ植え初心者です。
今日、ラベンダー、ペチュニア、アリッサムの苗を一株づつ購入し、
直径30cm浅目の鉢に植えてみました。
1)ラベンダーは鉢に入っているものを購入したので、根がしっかりして、ほぐすことができず、根の下の方を水に浸して土を落としました。ほかの方法があったのでしょうか?
2)土は鉢、カップに入っていたほどと同じ高さぐらいまでにいれていますがよいのでしょうか。それぞれの苗が少し山の様にこんもりなっているのですが。足りないのでしょうか?
3)植えたあと、水は鉢の穴から滴るほど入れたのですがよいのでしょうか。
4)明日からは日に当てて、水はたくさんあげてもよいのでしょうか?
強風地域なのですが、風をよけたほうがよいでしょうか?
たくさんの質問ですが、よろしくお願いします。
たちつ
【近畿】
2006/04/02(日) 07:28:37
1) ラベンダーは可也丈夫なので、適当に植えればよいでしょう。
品種により、冬に、弱い種類もありますが、これから暖かくなるのでまず心配は要らないでしょう。 潅水過多の根腐れは、一寸注意が要るかも知れません。根を解すには、割り箸で突っつくとか、根土を時間をかけて揉み解すとか、水で洗い流すとかイロイロ有りますが、底根や横巻き根を軽く解せばよいでしょう。表土を2-3mm削り捨てれば、コケや雑草の種も随分と少なくなります。
私は、購入時のポット土をできるだけ取り除くのが、好きなタイプ。
以前から育てていた草花を移植する場合には、適当・気まぐれで処理しています。扱いが荒っぽいので、大抵は根土がなくなっている。 (^_^;)
2)鉢淵より1cm程度土を少なくすれば、地盤沈下との相乗効果で、2cm程度の水代もできてよいと思います。
沈み過ぎれば、改めて土を足せば良い。ペチュニアが混植されているので、少し増し土には、難儀するかもしれません。
ポット根土が凸状に浮き上がるのは、良く見受けられる光景ですが、通常は根張りが幾分悪くなりますから、好ましい事とは思われません。しかし、園芸家の中には、通気性や根を丈夫にするといって、わざと表土根を少し剥き出しにされる方も居られます。
凸状植えは、土が足らないと考えるより、植え付けが浅いと考えるのが普通です。
3)植え付け、・・・割り箸で突っいて土を隅々まで入れて隙間をなくす・・・十分に潅水して、土を隅々まで、流し込む。
植え付け「前」に、用土に少し湿り気を与えて、攪拌すると、土が撥水しないので、植え付け後の潅水が楽。保湿が満遍なく行き渡る。
植え付け後の、潅水は、鉢底より流れる、排水が濁り水から透明に鳴るまで、潅水すれば、良いというのが定説です。
潅水後は、鉢を揺すったり、ペタペタとドロンコ遊びをしない。
土の大小粒子が分離したり、セメントになって、乾燥すれば、土がカチンコチンに固まってコンクリート状になる。
4)通常は、植え付け後には、日陰に置いたりや風を防いだり、表土に敷き藁(地植)をして、植え付け時の弱り・疲れ・傷み・乾燥を和らげます。大体は4-10日前後は静養。慣れれば、草木の状態を見れば解るようになります。
盆栽や特殊な樹木のなかには、ビニールで包んで、養生する場合もあります。地掘り・山採りの樹木の中には3-4ケ月程度様子見ないと解らないものもある。特に芽出し前や針葉樹など
5)スタンドカップ鉢やUFO鉢・ハンキングタイプなどは、淵が浅かったりして外回りが乾燥しやすいので、水切れに注意。逆に、中央部の土に集中して、水が流れ込む等して、中央の底土がジュクジュクにも成り易い。ここで外回りの乾燥と中央部の根腐りを引き起こし、根張りが弱くなる場合もある。この場合には、開花時期の最盛期に、落葉したり、夏疲れにより醜くなる。夏場の切り戻しによる新芽が出にくい。
寄せ植えは、草花の相性や生育の性質もイロイロと異なり、植えた当初は奇麗ですが、月日が経つにつれて、徐々に管理がし難くなりやすい。
そのうち徐々に理解し、慣れてきます。
植え付け当初に奇麗なら良いタイプ・・・・イベント用 インテリア用 フォート・ロケーション用
最盛期に奇麗に咲き揃えたいタイプ・・・・出来上がりサンプル等ナーサリーの画像紹介
末永くそこそこ奇麗に保ちたいタイプ・・・普通の考え方。
など、何処で、いつ(又はいつまで)、誰が楽しむか・将来の拡張性(植増し・植え替え・成長)を考えて、草花を選べば管理も楽。
植物の管理には、植物特性として、耐病害虫・耐寒耐暑性・乾湿陰陽・地上部横張り縦上下の成長速度・根張りや根の粗密・寿命・新緑開花時期・自然死や宿根休眠等いろいろあります。
草花管理と草花の性質。
アリッサム
http://www.yonemura.co.jp/zukan/zukan-f/naiyou/sweetalyssum0.htm
ペチュニア
http://www.yonemura.co.jp/zukan/zukan-f/naiyou/petunia1.htm
これも、高いメーカー品(匍匐性・春から秋と長期開花・中小輪一重や八重咲き)と安い無印(立ち木性・春の一季咲き性・大輪咲き)がある。
ラベンダー
http://www.yonemura.co.jp/zukan/zukan-f/zoku/lavender2.htm
マロン
2006/04/02(日) 09:34:58
たちつさんのご指導本当にありがとうございます。
はじめから失敗を恐れてはいけませんね。この寄せ植えにお花がいっぱいになるよう愛情かけてお世話していこうと思います。
パンジー
2006/04/04(火) 01:02:16
[[解決]]
寄せ植え第二段にトライしてみます。ありがとうございました。
初心者用掲示板@園芸相談センター