種蒔きについて

[園芸相談センター]の過去ログです

モモッチ 2005/08/08(月) 18:49:07
友人から、イトソマ、おしろいばな、ヒメヒオウギの種を貰いました。でも、これは一体何時頃どのように蒔くのか??友人は苗を買って育ててたので、種蒔きの事はよく分らないとの事でした。種まき、発芽後の管理など、どんな事でも教えていただけたら嬉しいです。あと、まだ貰ってないのですが、フウセンカズラの種もそろそろ採取出来ると言ってたので、貰う予定です。こちらも併せてお願い致します。

モモッチ 2005/08/08(月) 18:55:28
大変失礼しました。イトソマではなく、イソトマでした。

ハッピ−マン 2005/08/09(火) 15:19:27
モモッチさんへ、春から初夏に咲く花は、冬寒いところ(かなり凍てつくところ)は、4月〜5月に播いて育てます(開花は遅くなりますね)。冬の寒さがまあまあのところ(近畿地方など)では、9月上旬に播いて、苗で冬を越させます。秋に咲く花は春から初夏に播きます。モモッチさんのところは寒さはどうですか? また宿根草は一年目の開花はずれることがありますが、二年目からは、それなりの時期に咲きます。それから植物は種ができて仲間をふやしますから、種が腐ったりしない環境があれば取り播き(出来た種をそのまま播く)もできます。モモッチさんの種は、秋に植える種類ですが、春に植えの両方に挑戦してはどうでしょう。 耐寒性の弱い植物も、苗は寒さに強いことが多いのです。

モモッチ 2005/08/10(水) 00:37:37
ハッピーマンさん。アドバイスありがとうございました。私は山陰地方に住んでいます。冬は多少雪が積もったりもしますが、年々暖冬になってるようで、積雪の日も少なくなって来ています。アドバイス通り、秋蒔きと春蒔きをしてみようかなって思いました。宿根草は開花がずれる事があるのですか?今まで蒔いた事がなかったので、蒔いたら早くお花が見たいせっかちな私はちょっとショックでした。でも、秋に蒔いて、再来年の春・・なんて事はないですよね?
開花がズレても苗はある程度育ったら、定植はしてしまった方がいいですよね?私はある程度育ってから定植を考えていますが、もしかし直播きがいいのでしょうか?色々とすみません。分らない事だらけなので、ヨロシクお願い致します。

郵政よりも年金が先 2005/08/10(水) 11:24:00
モモッチさん。春遅くに播いて次の年の春に咲くというのはありますよ。このあたりに咲いてくれればよいという場合は直播でよいと思いますが、花壇のレイアウトというかアレンジしようとお考えの場合は直播では困りますよね。この場合は、鉢かポットに植えて苗を育てて定植するということになりますね。多少は雪が積もるということですが、雪よりも凍てつくほうが問題です(植物の中には冬に寒さにあたらないと花が咲かない種類もありますが)。宿根草は暑さ寒さに耐えながら生き延びてきた強い植物ですが、種を播いた年とその翌年は、いわば初体験の土地に順応する関係で花期がずれるかもしれないということです。
お友達が育てておられるということですから同じような環境のところで咲かせればいいと思います。

ハッピ−マン 2005/08/10(水) 12:05:20
宿根草はある程度ラフな条件のところ、早い話が定位置みたいなところにかためて植えるといいと思いますが・・・。

うずら 2005/08/10(水) 17:53:18
みなさん、こんばんは。

モモッチさん、植物の名前がわかっているのですから、まずはそれぞれの名前で検索してみてください。
特徴や育て方、種のとり方まで、色々なことがわかりますよ。
そして、調べていると、サイトによって違うことが書いてあったり、自分の住んでいる地方では
どうなのか等、わからないことが出てきます。それから質問すると、ポイントを絞ることができて
答える方も答えやすいと思います。4種類の植物の種まきの方法や育て方をそれぞれ丁寧に書こうとすると
長〜いレスになってしまうので、答える方それぞれが気をつかってしまい、断片的なことや、
一般論的なことしか書けなくなってしまいます。
ぜひご自分でも調べてみてくださいね。けっこう楽しいですよ。

それぞれの植物について、気になることやポイントだけ、書いてみますね。

「イソトマ」 半耐寒性の多年草ですが、普通は春まき一年草として扱います。まく時期はソメイヨシノが
咲いてから。春にまくと初夏からの開花です。秋にまくと春から咲きますが、半耐寒性(5℃以上必要)
ですから、霜よけなど工夫が必要です。

「オシロイバナ」 熱帯原産の多年草ですが、寒さには弱いですし、成長の早い植物ですから、春まきします。
まく時期は八重桜が散ってから。5月に入ってからが安全です。夏に咲き始めます。直まきで良いのですが、
ポットにまく場合は育ってきたら早めに定植します。

「ヒメヒオウギ」 半耐寒性の小球根植物です。種まきでも簡単に育つようですが、採りまき(種を採ったら
すぐにまくこと)するとよく発芽するのだそうで、できるだけ早くまいたほうがいいでしょう。
半耐寒性なので、霜よけをして凍らないように。軒下など屋根のあるところで、トロ箱などに並べて
管理すると良いです。開花は翌年または翌々年。

「フウセンカズラ」 耐寒性のない一年草です。オシロイバナと同じく春にまきます。種の皮が硬くて
発芽しにくいので、半日くらい水につけておいてから(一日以上つけておくと腐ります)まきます。
まく時期はオシロイバナと同じころか少し早めでも。こちらも定植は早めに。ツル性ですから
ネットや支柱にからませます。夏から秋にかけて開花しながら実をつけます。

モモッチさんのところでは、ヒメヒオウギ以外は春まきでよさそうです。春にまく種はよく乾燥させてから
密閉できるチャック袋などにできれば乾燥剤と一緒にいれて、冷蔵庫で保存します。

種から育てるのは気をつかったり手間もかかるのですが、苗から育てるのではわからない感動がイッパイあります。
がんばってくださいね。

うずら 2005/08/10(水) 18:26:35
おまけです(笑)こちらもご覧ください。

http://community.bloom-s.co.jp/blog/data/1/1_16.html

モモッチ 2005/08/10(水) 21:31:24
[[解決]]
みんなさん親切に色々とありがとうございました。あまりにも大雑把な指紋の仕方で、確かにご返答にも困られたかと思います。申し訳ありませんでした。一応ネットで自分なりに調べて見たのですが、種まきからの情報が殆どつかめず、こちらのサイトを頼ってみる事にした次第です。ヒメヒオウギについては、すぐにでも蒔いた方がいいそうなので、早速蒔いてみます。みなさんからのアドバイスを参考にし、時期を見計らって育てて行きたいと思います。ありがとうございました。

ハッピ−マン 2005/08/11(木) 09:29:33
モモッチさん、うずらさん、こんにちは。これは余談です。
植物の性質に、半耐寒性とか、耐暑性強とか、半日陰でとか、書いてありますよね。こうした情報は花木を育てるものにとっては大変重要な情報なのですが、それぞれの言葉にはっきりとした定義がありません。一方、園芸資材が豊富になり、また気候温暖化の進む現在、耐寒性のないはずの草木が越冬していることも事実です。モモッチさんのお話に出てきたイソトマを例にあげると、神戸市ではすでに宿根草になりつつあります。パソコンでのこうした情報のやり取りは、園芸店で得る情報より価値があると思います。園芸相談は、困ったときの神助け的な位置づけだとおもいますが、それをもっと大きくするためには成功例の書き込みが重要だと思います。そして、花の一生というか、ひとつの草花・木が一年を通じて、季節季節にどういう形になっているのかを知ることの情報が少なすぎるのではないかと感じています。フウセンカズラのこぼれ種は、春から初秋までだらだらと発芽して花を咲かせ実もできます。どこに種が落ちたかという偶然がそうさせます。


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