中途半端な形状のブルームーンの剪定について
ミコミコ
【近畿】
2017/01/22(日) 13:14:31
画像掲示板の方に載せていますので、そちらも参考にアドバイスを頂けたら嬉しいです。
中途半端な長さの、ベーサルの剪定についての質問です。
ベーサルをピンチするタイミングが遅くなり、38センチまで切りもどしできていますが
その上部から枝が出ており、それに赤い芽もたくさん付いています。
それを生かしてしまうと、高い位置での剪定になるので株のバランスが悪くなります。
かといって、30センチ程度に切ればそのベーサルからは枝が出そうに思えませんので(現状は赤い芽などの気配も見えません)
切るのがためらわれます。
それでも切ってしまえば又ベーサルが出てくる可能性がありますか?
もし出なければ株元からは枝が2本しかないので寂しい枝ぶりになるのかな・・・と迷っています。
まだまだ初心者で経験値がなく判断できませんので、どうぞ、アドバイスよろしくお願いします。
未とローゼ
2017/01/22(日) 16:30:27
殆どの人は、どこのバラを見ても、このように育っています。
つまり、買った苗の運しだいでそのように育てている。
買った苗の運しだいとは、
太く元気なベーサル芽やサイド芽が出る癖のあるか無いかです。
接ぎ木にもよりますが、通常は、萌芽する癖が付いていないので、
栽培者が、買った年に、意識的に癖を付けたほうが良く、又剪定時に、
芽を選んで剪定するよう心掛けたほうが良い。
これは、勇気のいることです。・・・折角綺麗に咲きほこっているの
に、あまり短く切ってはかわいそう、余分なことをして枯れるかもしれない等など、過保護気味。
むしろ、枯れて当然枯れない方が間違っていると、割り切ることです。
見た会った買ったその瞬間に、躾けないと後味が悪くなる、疑心暗鬼に陥ります。
悩んでいる迷っているうちに、月日が経ち、元気なシュートが出ないうちに、本線の主蔓が古木化して貧相になってきます。
買って3年経てば、古木になってきます。・・・緑軸が灰色茎になれは、
元気な新芽が生えにくくなってきます。
蔓茎も、根もそのような癖が付いてきています。
古木化すれば、草丈高く長くして、上半身に元気な芽を生えさせるしか方法がなくなる。
古木化した後で、思い切って、株元30cm以下で、切れば、太い芽が出る
か枯れるかですが、それも割り切れなくなる。
常に、茎色に、全部又は斑点状に緑色が残っているうちに、仕立てないと、面白くなくなる。・・・不格好、ジリ貧等々
一つの方法として、割れヒビ剥離に注意して、時間日数をかけて、全ての蔓茎(画像では3本)を、思いきし下へ曲げて、太い新芽が確認してから、冬の強剪定した方が良いように思います。
ベーサルも曲げてから芽摘みする。
現状のままでは、これ以上は、良くならないと個人的には思います。
本来なら、2本のベーサルも失敗作として、切り捨てるものと思います。
若しくは、挿し木用又は、本線が傷んだ時にも株は生きているセンサー
としての役割程度の価値しかない。
と言って、
太く元気なベーサルが、生えても、茎葉専用で、花のない徒長蔓(先祖帰り)の場合もあります。
この蔓は、どうしても、切り口付近からひ弱な枝か又は、茎枯れするように思います。
いずれにしても、バラは、新芽が生えたら、その新芽に100%すんなりと花が咲かない事には、次へは進めない。悩み迷うことになります。
霜が降りるころになって、蕾が色づいても面白くないとなる。
他にお気に入りの方法が見つけられなければ、経験の一つとして、
これでもかこれでもかと、下方向へ極端に折り曲げ誘引してみたら・・・
秋花夏剪定と違って、春バラ冬剪定はいつでもできます。
但し、花が遅く、開花回数が少なく咲くだけです。
折り曲げれば、それだけ横幅が邪魔になる短所もあるし、必ずしも期待に添える新芽が生えるとは、限らない。
>下2枚は3日前に鉢替え一回り小さな鉢に植え替え済み、今の状態
根は確認しましたか?
多分根もひ弱だったと想像します。(ループ根の除去と新鮮な白く根が沢山ある)
尚、植木鉢は、異論反論も多いでしょうが、個人的には、できる限り大きい方が望ましい。
極端な言い方をすれば、爪楊枝大の苗であっても、1t鉢が望ましい。・・地植え感覚
更に、植木鉢は、長短管理面はありますが、スリット鉢が望ましいかと、もしくは網敷き2重底・・・個人的には、根の酸素と湿度要求性が強いようにも思います。
ミコミコ
【近畿】
2017/01/22(日) 21:05:37
未とローゼ 様
早速、ありがとうございます。
確かに買った時の運次第というのは有るかも知れませんね。
この苗は、つるバラとして購入したので最初の冬は深く剪定はしませんでした。
同じように買ったつるバラとは違う生育状況でしたが、まさか木立の方とは思いもしなかったので
つると思って伸ばしていたシュートが曲がらないので、諦めて長目の剪定をしたのが間違いの始まりと今となっては思います。
この時に、普通の剪定が出来ていたら今の形状とは違っていたカモ知れません。
どちらにしても、このままではよくないのですね・・・
一応、昨年に挿し木してクローンは出来上がっていますので、花数減少、枯れる事も覚悟で思い切った手段を取るか・・・
どの方法も、私には中々難しいですが(泣)、自分で出来そうなのをじっくり考えてみようと思います。
根っこですが、鉢替えの時には確認しましたが、ご指摘の通りあまり良い根ではありませんでした。
ですので、一応根の量に合わせて一回り小さく鉢を変えました。(それでも9号ぐらいはあるものです。)
大きな鉢=地植えに近い という考えは同意ですが、水のやり方が私には難しいと思いますので
当面は今のサイズで管理していこうと思います。
色々と参考に成るご意見ありがとうございました。
ミコミコ
2017/01/29(日) 09:39:11
[[解決]]
色々と迷いましたが、ちょうど上から10センチほど下に芽が見えてきていますので、その芽の上で思い切って切ってみようと思います。
とりあえず、Y字になっている部分を仮剪定しました。(しなくていいかもですが、いきなりは怖いので・・・)
本剪定は2月中頃にするので、他の2本ももう少し切り詰めたいと思います。
今年の花数は減ったとしても、枯れることもないでしょう。(もちろん枯れないように注意します。)
もともと、バランスの悪い苗ですからこの辺で思い切らないと綺麗な樹形にはなりませんものね。
満足いかない時は、大苗で新たに購入することにします。
ありがとうございました。
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