つるバラの植え付け時期

[園芸相談センター]の過去ログです

マッキ 【関東】 2015/11/08(日) 09:42:40
本年6月末にニュードーンという名称のつるバラの大苗を購入し、8号鉢で育てきました。庭のアーチに地植えにと考えています。つるばらの誘引時期は12月と本に書かれています。植え付け時期はいつ頃、実施すべきか?元肥の施しは行うべきか?悩んでいます。つるバラに詳しくないので、宜しくお願いします。

バラばら薔薇 2015/11/08(日) 11:36:28

植え付けも誘引も、真冬真夏でも春夏秋冬一年中できます。
もし其の時期が、画一的に厳格ならば、植木屋さんやバラ屋さんが生活できなくなります。
バラの新苗や大苗の発売時期と比較して、植え付け植え替え時期や剪定誘引時期とが矛盾することになります。
更に地域性や地球の気温変動(温暖化寒冷化季節風偏西風のずれ)も毎年変化しています。

手間隙気遣いやリスククレーム回避のために、慣例的にそのように解説されているだけです。

概ね植えつけ植え替え適期は、

落葉樹は、秋から春に掛けての落葉後新芽が生えるまでが良いとされています。休眠期基準。
バラは落葉植物と考えられています。

常緑樹は、春又は秋が良いとされています。概ねみどりの日5月初旬の大型連休がゆっくりできてよいのでは。活動初期基準。

ツルバラには、春に一回だけ咲く誇る一季節咲きと気温と陽光さえあれば年中咲き続ける四季咲きがあります。

一季咲きは、花後直ぐに剪定しないと来年の花が少なくなります。強すぎれば一年間花の無いツルバラとなってしまいス。
目には見えない蕾を切り捨てることになるです。
大げさに言えば、新芽から開花まで10月10日掛かり低温覚醒が必要と割り切ればよい。

四季咲きは、新芽が生え新芽が健全に成長したら蕾をつけますから、いつでも剪定できますが、夏冬は新芽が育たない弱いために、花が貧相です。
大げさに言えば、温度と採光があれば、開花まで1.5-2.5ケ月と短期間でで開花する。

さて、誘引時期は?
誘引と剪定は、表裏一体両輪の関係にあります。
バラには棘があり、ツルバラは長尺植物です。
葉が生い茂っていたら、蔓が見えにくく邪魔になる。
気持ちの悪いケムシや痛い蜂などが潜んでいるかもしれません。
そこで、バラの生理生体の性質と暑い寒い等四季の自然環境や手間隙を考えれば、休眠期の落葉期の冬場が良いとなります。

現代バラ全般的としては、落葉後新芽が確認できるまでの間となります。
ここで新たに、ささやかではありますが、春の開花に向けてとして、重大な問題が発生する場合があります。
寒くなりつつある晩秋に早く剪定すれば、惰性で新芽新葉が萌えてきます。冬用に防寒された冬芽なら良いのですが無防備な温暖芽や新葉若葉が展開したら、冬の寒波で傷んでしまいます。
同様の現象は、初春の戻り寒波遅霜でも引き起こります。

しかしながら、ツルバラは、他の花バラと違って、傷んだとしても開花景観全体としては、目立ちませんから、一寸早いとは思いますが、誘引したければしても良いと考えます。

一口にツルバラと言っても、1m前後のものから10m以上の長さ、蔓の太さも5mm以下のものから5cm以上のものもあります。
更に、蔓の数が1筋のものから、数本数十本に枝分かれしているものもあります。
小さく行灯仕立てから、アーチもあれば、放任枝垂れ、ポール巻き付けや壁這わせタイプなどもあります。

状況と気分しだいで、お好みの時節に、お気ら〜に、すればよいと思いますよ。

>元肥の施しは行うべきか?
これも好みです。
往々にして、肥料は安価であり、残しておいても保管場所が無い事とムラ気による多肥になり勝ちなのが、趣味のバラ栽培ですから、元肥はナシの方が無難です。
その代わり、鉢植えの植え替えの延長と割り切り、腐葉土や赤玉土(川砂でもよい)をすき込んだ方が良いように思います。
多肥は、枯らす弱らせる葉が生い茂りすぎる開花期間が短命になる傾向にあります。
無肥料でも根の生育が旺盛なら、花の景観は自然と後から付いてきます。
根が勝手に、水分補給と栄養素と酸素を求めて探しに行くのが自然の摂理てす。
子供は、どこにお菓子を隠しても、見つけ出します。
天災や遭難すれば、喉が渇けば、尿を飲み、ひもじければ人肉さえ食みます。
それでなくても、日常茶飯事の事として、食当たりや水当たりして体調を崩す人も多いです。

yoshi 2015/11/08(日) 21:07:16
ニュードーンと書かれているのに一般的なツルバラについての回答をされるのは理解できませんね。笑

ニュードーンはサイドシュートから更にサイドシュートを伸ばして横に横にと拡張していく品種です。片側で五メートル以上に伸長しますが、剪定で対処できます。
但し地上と同じく地下の根も同じ程度地下で横に伸びます。株元かに三メートルほど離れた処に除草剤をまいていましたが、それで今年枯れてしまいましたので注意が必要です。
四季咲きではありませんが、シュートを二年目まで残せば秋にも返り咲いてくれます。
アーチにはちょっと向かないと思います。
鉢からの地植えは葉を全て取って一月からで十分です。それまでは葉を残して枝の充実を図るべきでしょう。
元肥えは植え付けと同時に周辺にボカシ肥料を埋めて下さい。


[園芸相談センター]の過去ログです

園芸相談掲示板@園芸相談センター園芸相談センター