ねこやなぎの根の白い粉
のあ
2015/05/25(月) 21:51:49
ねこやなぎの枝を湯飲みに入れて育てています。
根が生えてきたのですが、最近その根っこの部分に白い粉が噴出してきました。
これはカビか何かでしょうか?
触るとほろほろと砕けます。粉自体は水を弾くようです。
・いつも窓辺の日当たりの良い場所に置いています。
・水替えは二日に一回くらいです。
・諸事情で枝の先も切ってあり、かなり短い枝です。
・葉っぱなどには白い粉はついていません。
いずれ土に植えてあげたいと思っていますが、根が腐ってしまっているのではないかと不安です。
いろいろと調べては見たのですが、自分では同様の質問などが見つけられませんでした。
知恵をお借りできたらと思います。
宜しくお願い致します。
画像こちらをご覧ください。画像の張り方がわからずこんな形で失礼します。
https://twitter.com/downono/status/602815833836892161
Aquiya
【関東】
[URL:http://aquiya.skr.jp/]
2015/05/25(月) 22:09:36
カルスだと思います。
ヤナギのような木本植物を水挿しにして、長期間そのまま栽培していると発生します。
カルスができて、それが後に根になるという人もいますが、実際には根と無関係に発生します。
私の経験ではこのカルスは次第に増え、そのまま水挿しにしておくと、植物は少しずつ弱ってしまうようです。
水挿しの植物はできるだけ早く土に植えるのが望ましいものです。
今ならまだ間に合うかもしれないので、早めに植え付けてみてはいかがでしょうか。
日傘
2015/05/26(火) 07:59:41
カルスとは
カルス (植物) - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%82%B9_(%E6%A4%8D%E7%89%A9)
ある意味、傷口を防ぐカサブタであり、しかも、単なる非成長のカサブタにとどまらず、成長性カサブタで、根を作る下地細胞を誘発する初期段階の最前線細胞でもあります。
主に、問題となるのは、挿し木する場合の切り口にカルスができているかどうかです。
カルスが発生すれば、次に根が成長しているかどうか・・・移植活着と進み、この段階になり、初めて挿し木成功となる。
中間省略表現として、
>カルスができて、それが後に根になるという人もいます
が、用いられる。
カルスの成長的性質の一つの方向性が、根であるといえます。
幹枝の場合には、樹皮を作り新芽が生まれることもある。
いずれにしても、今回の場合には、根が完成して方向性が決まっているいる以上、根が雑菌に負け、根が腐食し始めて、その腐り始めた場所にカルスが再び中途半端に再現しているのかも。
中途半端ですから、雑菌に負けて、挿し穂が腐り枯れることにつながります。
速やかに、カルスの生成成長から、根の発生生長へと、進み、次々に、細胞の責任分担が、移転しないと枯れてしまいます。
私の経験では、多肉の葉挿しで、1年程度このバトンタッチが上手くいかなくて、カルスと未生長の根が生えたり腐ったりと繰り返し攻防戦が、延々と続いた結果、ついに枯れてしまったこともあります。
水分の補充はともかく、いつの間に、生存に必要な栄養が補充されていたのか、疑問に思ったこともあります。
もっとも、新芽を益々成長せずに、生命維持だけなら必要栄養素も極微量で済むとはいえ、生命のたくましさには、感心しました。
いろいろな意味で、根の成長には、酸素要求度も高いということが、体験でき、その後の栽培作業の理解に、随分と役立っています。
Aquiya
【関東】
[URL:http://aquiya.skr.jp/]
2015/05/26(火) 12:38:40
のあさんがお困りにならないよう、参考となる資料を書いておきますね。
↓厳密にはカルス形成と根原基の形成とは無関係であり、(中略)過度のカルス形成は発根を阻害することが多い。
http://www1.gifu-u.ac.jp/~fukui/06-4-03.html
のあ
2015/05/27(水) 22:49:06
[[解決]]
お二人とも詳しくありがとうございます。
カルスなんて初めて聞きました…。
早急に土に植えたほうが良さそうですね。
貼ってくださった資料を参考にしながら、挿し木に挑戦したいと思います。
ありがとうございました。
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