鉢・プランターのサイズについて
しゃぼん玉
【東北】
2015/03/26(木) 11:19:45
今年から花を育ててみようかと思っています。
以前父と母が使っていた鉢やプランターを再利用しようかと思っているのですが大きいサイズのものしかありません。
花の苗の説明書きに15cmの鉢に1本とか30cmの2〜3本みたいな感じで植える本数が書かれていますが、15cmに1本と書かれている苗を30cmに1本植えたり、30cmに2〜3cmと書かれている苗をもっと大きな鉢やプランターに2〜3本植える事で土の量が多くなる分より大きく綺麗に育つといったような事はないのでしょうか?
それとも説明書きの以上の大きさの鉢やプランターに植えても、あまりメリットはないのでしょうか?
逆にデメリットがあったりするのでしょうか?
そよ風
2015/03/26(木) 16:28:26
テキスト&サイトの解説は、話題性ですから、あまり極端な事を書いても、人気がないので、概ね共感を得るような内容になっています。
所謂、その時代時代に応じた内容に沿っています。
又、ほとんどの人は、それしか利用しないので、実際には、どうなのかは、解説の仕様がありません。
苗に、応じた植木鉢を利用するのが、無用な心配するより、安心する方が、気が休まるという程度。
植木鉢は、人為的な環境で、自然性がらかけ離れていますから、どのような大きさであっても、それなりの気配りは必要です。
そこで、利便性(調達のしやすさ)と地域性(季節的な自然環境)から、いろいろな流派やテクニック(注意点)が、解説されています。
大きく分けて、関東流と関西流等培養土の材質や配合比率も多少異なります。
概ね、買ってきた土なら、問題は無いようです。
私個人としては、今一つですから、培養土と古い土(微塵を除く)を半々に混ぜて使っていますが・・・・
生育栽培上の注意点としては、次の2つ4つを配慮すればよいのでは。
排水保湿性(湿りすぎず乾きすぎず)・
換気通気性(水遣り時に新鮮な空気酸素が送り込まれれ、汚染された空気が廃棄される、併せて、土の汚物も肥料も流される。風呂に入るようなもの)、
次に、テキストでは、保肥性(肥料持ち、成長に必要な栄養素が不足しない事)と解説されています。
私は、肥料より、土のクション性(土が硬くならずに、根の生長する空間)の方が、重要と思います。 通常有機質腐葉土を混ぜ込む。単粒構造粒子(砂石単体)より、団塊構造粒子(赤玉土鹿沼土や軽石発泡石)と解説されています。
苗が小さく植木鉢が大きすぎると、適度な保湿がやや湿りすぎになり、根が育ちにくい。 そこで、苗の成長に合わせて、度々植え替える必要性が出てきます。土の自然乾燥と葉からの蒸発量(根からの水分吸収量)。
細かく言えば、土粒の揃っている土より、大小不揃いの方が、乾燥しにくいことに、最近になって気が付きました。 乾燥させるには、粒子の大きさを揃えた方が、早く乾く。
鉢が小さすぎると、今度は乾燥が激しくなってきて、水遣り頻度が忙しくなってきます。 もちろん根が成長する場所がなくなってきたりもします。根詰まりとか解説されています。
最近の花は、コンパクト小さい花が可愛いとして、人気がありますから、植木鉢も15cm(5号)以下に人気があります。
置く場所もない為。・・・インテリア花
小さい場所で、いろいろな花を植えこむ、寄せ植えなども人気があります。
20年も30年も前なら、30cm(10号)素焼き鉢が標準でした。・・・仏花用
季節季節により、長持ちする花が好まれた。草丈も横幅も大きくなる。
上の4条件を一つでも2つでも、配慮すれば、どのような器でもよいです。
小さい植木鉢といえば、盆栽ですよね。限りなく小さくして、より広大な自然の姿を表現する方向性ですから、それなりに、手間暇や技が必要となります。
大きいといえば、砂漠のオアシスかも。 広大な敷地に・・・
あるいわ、荒野のサボテンかも。
身近では、河原に生える一株の雑草かも
又は、海の浮かぶ?小さな磯に生える一本の松の木かも。
見栄え景観や植物の大きさや性質さえ理解していれば、どのような大きさでもよい。
後は、自分自身の好み評価です。
その根拠に、いろいろな形の植木鉢が売られています。
いろいろな形の植木鉢には、植物の生態重視タイプ(植物に合わす)と見栄えインテリアタイプ(人に合わす)のものがあります。
私個人的には、土や植木鉢は、無頓着です。 当然大きさも無頓着です。
植物や花には、多少なりの拘りはありますが・・・
なにぶん 売れる商品作りでもなければ、コンクールに出すわけでもなく、一花でも咲けばそれでよいという趣味の園芸ですから。
最近の私個人の傾向として、器は土さえ毀れなければ、何でも良いのみならず、捨ててある土を拾ってくるのが趣味になってきた。
理由は、経済的というより、拾ってきた土の中に、生きている園芸植物や種子が混ざっているときがある。
この枯れかけた植物を復活させたり、土に混ざっている種子がなになのか、何が生えてくるかを楽しみにしています。
苗を買えばよいことですが、一斉に大量に販売されますから、どこの花壇も同じようなお花畑になり、わざわざと手間暇かけて、育てる意味もない。と思い込んでいるからです。
又、古来の古い品種も販売されていませんし・・・・
ということで、いろいろな方面のバランスをとれるなら、どのような大きさでも良い。
テキストに書かれている内容には、その時代時代の前提条件や背景があります。
書かれていない、この条件や背景が、解っていないと、勘違いしやすい場合もあります。
いわゆる、こんなはずではなかった。
テキスト通りにマネしても、うまくいかないなど。
枯れる、花が咲かない、思うように育たないなど。
今の季節なら、入試問題で、解がない問題が出たといっては、謝罪したり、全員正解としたりして、ごまかしている。
正しくは、答えが出せません。理由はXXが不足しているからです。
と回答すべきですよね。
世の中には、解答のないものばかりです。
高校以下の受験問題なら、全員正解にしても良いことですが、大学の入試なら謝罪することも無条件で全員正解にすることもない。
それが、問題ですといえばよいことです。
ところで、例の主過多事件、早稲田大学は博士号はく奪したのでしたかね。それともお構いなしで、済ましたのかその後尻切れトンボになっているようですが・・・・
老舗大学でも、出鱈目で適当なものですから、何が正しいのかは、一々と体験してみないと解らないものです。
参考する意見の一つ・ヒントの一つとしての価値しかない。
インターネットの時代ですから、極秘にせずに、博士論文は公表すべきものです。
少なくとも、税金で養っていることですから、広く一般に公開して、還元すべきではないでしょうか。
一歩ゆずって、権威ある機関に公表したのなら、その後速やかに公表すべきものと思われます。日本語もしくは母国語で。
税金を使っていないのなら、別に公表しなくても良いことですが。
もしくは、寄付金のような税金自由納税制なら・・・・
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