シュンギクの土
エゲーヌス
【東海】
2015/03/22(日) 17:11:12
今、シュンギクを鉢植えで育てています。種をまいてからちょうど1週間が経過しました。ところが、芽が出ないばかりか、土に白い綿のようなものが発生してしまっています。カビだと思うのですが、これの対応策とかは、あるのでしょうか?また、このような原因は、どこにあるとお思いでしょうか?
ばんざいうさぎ
【北海道】
2015/03/23(月) 10:09:32
置き場所は屋外でしょうか室内でしょうか?種子を蒔いた鉢にはビニールなど被せていましたか?もし室内に置いていたのならどんな場所に置いていたのでしょうか(例えば居間の窓辺など)
また、使った土はどんなものでしょうか。
置き場所によってはもし発芽最適な温度帯であってももう少しかかるかも。一日中同じ温度ではありませんから・・・。
シュンギクは温度低めで発芽する性質があるので置き場所の温度が高すぎても良くありません。20度以上の温度になると発芽できなくなります。
白い綿のようなものはカビでしょうね。殺菌されていない土を使ったり、有機物が多めや未熟な堆肥が混ざる土を使ったり、水遣り頻度が多すぎると生えてきます。種子を蒔いてしまってからの対処は出来ないので、取り除くしかないのですが胞子が散らばっているのでまた生えてくるかも・・・。
室内に置いている場合は人が歩き回る部屋にあると常時空気中にカビ胞子が飛んでいることもあるので、過湿気味だと胞子が舞い降りて生える事もあります。
野菜の種子まきは基本殺菌した土を使うのが良いです。種蒔き専用土やピートバンなど。殺菌していない土を使うと芽が出ても育つうちに立ち枯れ病で枯れる事もあります。種蒔き専用土だと水はけ・水持ちが適度で温度管理さえ気を付ければ発芽率が良く育ちも良いです。そのかわり土に養分が少ないので初回の移植適期に野菜用の栽培土入りビニールポットに植え替えて育苗する必要がありますが・・・。
それと鉢の材質によっては水はけが悪い事もあり得ます。ビニールポットに土を入れて蒔いた方が楽に管理が出来ますし、プラグトレイ(セルトレイ)に種子まきする方が(苗の早めの移植が必要です)発芽が良い事もありますよ。
エゲーヌス
2015/03/23(月) 13:25:12
ばんざいうさぎさん、ありがとうございます。あなたの解答に対して、まず、シュンギクは、あくまで「園芸のための植物」として育てています(でも育て方は一緒か…)。あと、置き場所は屋外だということを言わせてください。それで、あなたの回答に対して、質問させてください。
1つ目、どのように、土に生えたカビを取り除けばよいのでしょうか?
2つ目、(鉢植えの土を種ごと全て捨てて)種の撒き直しは必要なのでしょうか?
3つ目、栽培で理想的な温度はどれくらいでしょうか?
4つ目、一般的な素焼きの鉢を使っています、大丈夫なのでしょうか?
とりあえずは以上です。
ばんざいうさぎ
【北海道】
2015/03/23(月) 17:44:16
一番重要な「どんな土を使っているのか」に対しての回答が無いので、まだ原因の方は予想ができません・・・土が殺菌してある・してないのお答えの方も・・・。水遣り頻度についても書かれていないので、それも解らなければ誘因になっているかどうかも解りません・・・。
こちらが知りたいと書いた事柄については一部だけでは無く、出来る限りお答えになって下さい。おそらくお読みになられていないのでしょうがこちらのサイトの掲示板の使用事項には「質問はできるだけ栽培状況など詳細に」と言う様な旨の項目があります。詳細に書かれていなかったので必要な事を質問させていただきました。こちらの知りたい事に充分な答えをせずに新たな疑問を被せてくると言うのは極力おやめくださいね・・・。
こちら側からは実物が全く見られないのですから、ちゃんと手順は踏んでください・・・。
3つめの、栽培で理想的な温度と言うのはどの段階でのことでしょう?発芽以降の事ですか?もしそうなら発芽は20度内と先の回答に書いていますので詳細と以降の事はご自分で検索してお調べになって下さい。(発芽温度の詳細は「シュンギク 発芽 温度」で検索すれば出て来ます。)他は「シュンギク 栽培」で複数のサイトを見て探してください)
普通は屋外なら発芽温度帯さえ合って発芽すれば以降の温度は特に気にすることは無いと思いますが・・・。過保護にすれば弱く育ちます。早いうちから屋外の温度に馴らしておきましょう。
最初の質問内容と違う事を追加質問されるのは掲示板では次回からなるべくお控え下さいね。現時点の事が解決してないので、その先の知識が必要になるかどうか解りませんし、回答する方の内容も最初の質問に答え終わってないので追加の質問の答えとまぜこぜになりやすく、読む側が理解しにくくなってしまいますよ・・・。掲示板の管理者によっては同じ植物についての事であってもマナー違反と見なされ新たに別スレッドを立てるように注意されることがあります・・・。なので今回は土とカビについてのお答えだけに限らせていただきますね。
カビの取り除き方は、へら状のもので周りの土ごと取り除きます。その部分からの発芽が無くなりますが仕方ありません。すでに土内に菌糸が張っているので取り除かないとまた生えてきます。使う道具は園芸用のピンセットの持ち手側にヘらが付いている物もありますがお持ちで無いなら、アイスの木べらの幅を削って使ったり、プリンなど買うと付いてくる小さい使い捨てスプーンをよく洗ってから使うと良いです。
一応今の蒔き床は捨てずに管理し、もし心配なら新たに別の苗床を用意し蒔き直すと良いです。種子がまだ発芽可能ならいずれ発芽しますからあきらめず焦らず見守ってあげて下さい。
みな同じ蒔き時よりも違う時期に蒔いた株があると、それだけ葉や花を利用や観賞する時期も長くできますから。
「園芸の為の」と言うのは花を観賞する目的ですか?もしそうなら、広い葉になる品種のシュンギクだと花が拗れて奇形となり綺麗に咲けない物もあるのでご注意ください。葉を利用することを前提に改良されているので花付きは良くない品種もあるかもしれません。一代交配の品種なら自家採取はやめておいた方が良いです。自家採取種子で育苗すると個体差が激しくなることもあり、花があまり綺麗で無い物も育ちます。
素焼き鉢に蒔いても問題ないと思いますが、屋外の置き場所の湿度が低いと今までは水の遣りすぎだったようだからと頻度を減らせば乾燥しやすくなる事もあります。鉢の素材を何にするかは状況次第ですよ。
それと蒔き床は一つでは無く複数あった方が、発芽しなかったり枯れる率が減らせるので一つの鉢に沢山蒔かない方が良いです。自分で改良し選抜している植物の種まきの時の様な大量に蒔く場合は育苗箱に蒔きますが、普通の種子蒔きは鉢は使わず大き目のビニールポットで3〜4本が育つように蒔き(一穴に種子を3〜4粒蒔き、一番丈夫なのだけ残す)育苗箱の中に並べて育苗後一株づつに分け移植しなおしたり、最初から一苗づつ育苗できるプラグトレイを使用する事も多いです。プラグトレイは使い慣れれば発芽が良くトラブルも少なく使いやすいです。穴数の多い大判の製品を切り分けても良いのですが、縁から脆くなるので毎年の使いまわしが難しく、穴数の少ないプラグトレイを育苗箱の中に入れて使っています。
エゲーヌス
2015/03/24(火) 17:51:20
ばんざいうさぎさん、申し訳ございません。言葉が全くもって足りなかったようです。
まず、土は園芸用の土で、そこに、赤玉土、化成肥料、油粕をそれぞれ一掴みずつ入れ(余った土は他の植物で使いました)、それをゴロ土の入った素焼きの植木鉢に入れ、種を約1cmかぶせました。なお、種は植木鉢の土いっぱいにばらまいたという表現の方が正しいかと思います。かぶせた土は平に軽くならした程度です。水は土が濡れるまでやりました。途中雨が降った日があったので、水は実質ほぼ毎日与えたことになります。種まきは、今日(メッセージ送信日)で9日目を迎えました。種を撒く日を間違えたのだろうかなんて思いました。
とりあえずここまでですが、他に何か手がかりが欲しい場合も受け付けます。
追伸、カビが生えるという事態は生まれて初めてだったので、正直驚いています。このようになるくらいだったら、雨を避けられるような場所に移しておくべきたっだと後悔しています。
エゲーヌス
2015/03/24(火) 17:54:51
訂正
種を約1cmかぶせました→種を撒いた後、土を約1cmかぶせました
洗濯物のすぐ下にあったことも忘れていました。そういったことで、人は良く行きかいます。
ばんざいうさぎ
【北海道】
2015/03/25(水) 16:11:37
容器蒔きの種蒔き用土には普通肥料は使わないものですが・・・。
特に油粕はカビ易いので種蒔きの土に混ぜてしまったのと土の過湿が重なりカビが生えてきたのでしょう・・・。
種蒔きの方法は自己流ですよね?種子の発芽と小さいうちの育ちには元肥え的な肥料は必要ありません。苗に葉が4〜5枚付いて一度目の植え替えの時に始めて肥料入りの土に植え替えます。それに初めから肥料を吸って育った苗は不自然に早く大きくなってしまい質が良くありません・・・。基本、初期苗は苗が自力で育つようにさせます。与えても規定よりも薄めな液肥程度です。
今まで同じ方法でトラブルが起きなかったのは運が良かっただけなこと・・・。
容器での種子蒔きは、初期のトラブルを避け健康に育る為に、殺菌処理をした種子蒔き用のブレンド土を使います。園芸用の土は1回目の移植を済ませた以降の栽培土です。
この土は本当は種子蒔きにはあまり良くありません。肥料を混ぜていなくともです。種子に対して有機物が多すぎ過湿になりやすく菌が特に多く存在するので種子が腐ってしまう危険性があります。
蒔いたら屋外で雨ざらしというのもよくありません。せめて雨の当たらない軒下に置くか、無理なら蓋つきの育苗ケース(フラコンケースなど)を使い、種蒔きから初期苗のうちは水遣り以外の水は当てない様に。種子も苗の根も呼吸しますから空気が必要。なので土がある程度乾いてから水を与えます。毎日水にぬれている土では種子が呼吸が出来ず土内で死んでしまいます・・・。
24日の情報が最初から欲しかったですね・・・。今の鉢内の種子はもう死んでいる可能性があるかもしれません・・・。今回の原因は「肥料を使ってしまった事」と「土の種類が適さない」と「水の与えすぎ」です。
地面への直蒔きは土に同じ菌が留まりにくく過剰な水分も早く周りに拡散し下に落ちるので問題ないのですが、鉢で囲われている環境だと同条件では無いので種蒔きと初期育苗はできるだけ、容器に種子を蒔いての発芽・初期育苗に優れている「挿し木・種蒔き専用土」やピートバンを使うのが良いです。土の配合が良いし殺菌されているので水持ち・水はけも最適で発芽や育苗時のトラブルを避けられます。
種子蒔きに使う容器も深すぎるのはあまり良くなく、基本は素焼きの平鉢使用です。どうしても普通の鉢を使うなら、水を吸い乾きにくいゴロ土では無く通気性の良い鉢底石を使う方が格段に水はけや通気性がよくなります。平鉢は置き場所によっては乾きやすい事もあり、私は3〜4号のビニールポットに種子まき土だけ使って、ビニールトンネルの内側に掘った深めの穴に浮かせて落ちないように嵌めた育苗箱の中に適度の間隔で並べています。
まずは植物栽培の基本を見直してください。サイトで調べるよりも本を読むのが良いです。図書館で読んでも良いですが、できれば買っていつもお手元において読み返すと良いです。できれば初心者向けの栽培本から読んでおさらいし、「土・肥料・堆肥」について書かれている本も読んで正しい方法や土の作用や肥料の事も覚えて下さい。基礎が出来ていないうちの自己流は失敗の素です。お勧めは某国営放送で出版されている園芸・栽培本。ここの本なら信頼でき覚えやすく書かれています。
人間のミルクを飲んでいて離乳食もまだの赤ちゃんにカロリーの高い大人が食べるようなごちそうは食べさせませんし、お風呂に入れっぱなしにしたり暑がるのに厚着させたままにはしないですよね?
食べるからといつも食べ物を与えておくと肥満児になり健康に良くありません。植物も似た様な物です。小さいうちは良い環境を保ってあげて、順調に丈夫に育つように気を付けてあげて下さい。
エゲーヌス
2015/03/25(水) 19:53:55
ばんざいうさぎさん、ありがとうございます。
確かに種まきは自己流(インターネットを参考にして)ですが、今日の午前中、発芽していました。
とりあえずこのまま経過を見ていきたいと思います。事実上、経過報告になるかと思います。
ちなみに、シュンギクの栽培は、今回が生まれて初めてです。
エゲーヌス
2015/03/30(月) 09:36:13
次に発生したカビが確認されなくなりました。このところの日差しが影響したのでしょうか?これより事後観察という名目で、追って報告、相談を随時行っていきます。
大変、お騒がせいたしました。
エゲーヌス
2015/04/25(土) 16:20:02
[[解決]]
1ヶ月近く経過しましたが、カビが一切確認されなくなりました。ですので、これを持って「解決」と判断させていただき、締め切らせていただきます。
ばんざいうさぎさん、ご指導、ご鞭撻、誠にありがとうございました。
園芸相談掲示板@園芸相談センター