ネリネ・ボーデニーの耐寒性

[園芸相談センター]の過去ログです

SS 2015/02/02(月) 01:35:53
ネリネ・ボーデニーの耐寒温度はどれくらいありますかね?
積雪地でも植えて咲いているケースはありますでしょうか。

東北地方で植えようとしているので、
どなたか同じ地方でも咲かせている方いれば教えてほしいです。

ばんざいうさぎ 【北海道】 2015/02/02(月) 02:51:31
ネリネの種類全体自体が耐寒性が弱い植物なのですが、その中でボーデニー種は「少しは」寒さに耐えられるようです。それでも耐寒性は中程度の物ですから日本で栽培できる範囲は関東以西だそうです。耐寒性中くらいだとおそらく東北では無理かも・・・。

ボーデニー種の開花時期は関東あたりで11月から12月頃だそうでが、ネリネの場合種類によって生育型が違いボーデニー種は球根を春植えして夏生育なのだそうです。東北の何県にお住まいかは解りませんが、おそらく地面植えをしてしまうと秋までは無事育っても流石に11月とかに屋外に生えていると寒すぎて途中から生育が止まり開花する前にシバレ枯れるかも・・・。開花が遅い花って東北や北海道では地面植えはかなりリスクがあります。
私の経験ですが、コスモスのクリーム色の花の品種を種子から育てて定植しぐんぐん大きく育つのですが一緒に種子蒔きした普通のコスモスが株が小さいうちから沢山咲いてもクリーム色の花の品種は蕾すら見えません。普通のコスモスが咲き終わった頃に蕾が出ましたが、今度はなかなか蕾が大きくならず、そのうち霜が降る時期になり内心「まにあうかどうか」やきもきして見守っていて、どうにか花弁が見え始めてこれから花弁が開いてくると言う一歩手前でたった一日だけの酷い霜に当たって凍ってしまいました・・・。後で知りましたがその品種は開花が遅い晩生品種だったんです。

冬に咲く植物でも最初から大きな鉢に植えて、初秋のうちに室内に取り入れて室内栽培なら冬の開花が出来るかもしれません。でも室内だと生育に必要な日照量などを確保するのが難しいですし(人が対象の普通の照明だと波長が合わないので植物専用育成灯など必要かも)、そもそも花芽分化の条件をそろえられなくてちゃんとした蕾が出来ず花が咲かないおそれもあるかも・・・。

詳しくは「ネリネ・ボーデニー 耐寒性」のキーワードで検索なさってみて、ヒットしたサイトなどをご覧になってみて下さいね。

ネリネではなくリコリス(ヒガンバナの仲間)でなら、近年は異種交配由来の綺麗な花が咲く園芸品種も多くなって、耐寒性が強い物もあるので北海道で地面植えしても咲かせられる物があります。
札幌あたりだと当時住んでいた近所の道路の街路樹の下に植えられていましたし、現在私の住む極寒の所だとヒガンバナ(リコリス・ラディアタ)の方は冬越しは出来ませんでしたが、極薄いピンク色の花の園芸品種らしい物を毎年咲かせているお宅があります。この仲間のナツズイセン(リコリス・スクアミゲラ)は耐寒性が最強で全く問題なく北海道の極寒の地でも植えっぱなしでどんどん増えて毎年沢山咲いてくれますよ。原種ではありますがちょっと変わった花色で、株自体が大きめなので庭のアクセントに重宝しています。

じったん 【東北】 2015/02/02(月) 12:06:17
ネリネボーデニーは植えてますよ。

当方東北南部、冬の最低気温は一年に一回マイナス10あるかないか、

マイナス5は10日から14日くらいあります。

積雪はない時もあれば、冬じゅう花壇がうもれてるときもあります。

寒さが原因で枯れたってことはないです。花も一応咲きます。でも、あふれるように上手に咲かせているかというと、不満はありますが。

それは僕の努力不足かもしれませんし。

実際にうえて大丈夫でも、種苗会社は、安全にそだつ範囲でしか情報を出さないので、

個人の経験をきかないと、わからないですよね。

トライしてみるといいと思いますよ。

ネリネボーデニーは乾燥につよい植物ということで、アメリカやイギリスのガーデナーから勧められてますね。

ネリネ 2015/02/02(月) 16:00:42
後々の未練を残さないためには、まず育ててみることです。
高価といえば高価ですし、安いと思えば、安いものです。
趣味というものは、道楽ですから、納得しようが、不満であろうが、手間暇予算等すべてが、無制限で自由性も極大なものです。

次に、自生・植栽・群落・野生化した・撮影用等の意味や区別を画像や解説から、推測する必要もあります。

更に、ネリネ・ボーデニー・xxxの意味は、住所でいえば、東京都・中央区に当たります。 その下に町名が入ります。

又、園芸種に関しては、統一し明確な境界線がありません。所謂交配雑種というグレーゾーンがあります。
更に、固有名称品種名も好き勝手につけられています。仮に、中央区であったとしても、隣接する千代田区なのか江東区なのか、港区なのかもはっきりしません。更に、飛び地というものもあります。
話を変えれば、富士山の裾野の境界線があって無いようなものに似る。高さは解っても、体積重量が計算できません。
特に、彼岸花リコリスやダイヤモンドリリーネリネ
には、彼岸花は別格として、これが、栽培管理や選択上重大な要素となります。

好みや印象や流行もあり、又日常会話による名称
にも、影響されます。
日常会話の多くは、彼岸花の小型版として、なにでも、ダイヤモンドリリーといってくる。
更に、絵札のデザインフレーズとして、ネリネ=ダイヤモンドリリーと表示されています。

育ち方として、休眠期に自然消滅しやすい個体と、
棄てるのにも困るほど、繁殖しやすい個体もあります。育て方や環境により、花付がよい場合と貧相な花がチラホラということも、個体間であります。
密植して育てる方がよい場合と、単体として育てた方が良い場合もあります。
地植えの方が良い個体と、鉢植えの方が良い個体もあります。たちまちこれが、水遣りに影響してきます。
球根を大手老舗で買った球根なら、買った年には、選別されていますから、咲いて当然ですが、翌年もとなると、増えすぎて困る場合と、死滅して手元にないということにもなります。
裂いて当然ですが、説明書きには、花が咲かない場合もあると注記されている場合もあります。
両極端な草花グループの一つです。
同じ個体でも、栽培者や環境にも、両極端です。

私の偏見と独断から、いろいろと思うに、まだ買っていなくて、これから育てないならば
比較的育てやすいネリネ・ボーデニーよりも、一寸だけ苦労するネリネ・サルニエンシスの淡いピンク色をお勧めします。・・・ダイヤモンドリリーとしての朝日の輝きが引き立つ。
同じ育てるのなら、後々飽きないものがよい。

単品種売りで鉢植えに限る。繁殖は、分球と花の塊の中の一花に球根が付き、花の茎が枯れるころにはもう発芽している。
気温地温の目安は、20度から5度で育て、陽を良くあてる。25度を超せば、葉が枯れて休眠する。
枯れだしたら、潅水を止めて、土を乾かして、そのまま雨の当たらない場所で、保管。死滅させるか乾燥黴腐れやダニによる死滅もある。か翌年も花が咲くかは、ここで決まる。花後の球根肥大と休眠期管理しだい。
-5度でも、枯れることはない?にしても、疲労回復生育を考え5度以上はほしい。?は季節風冬将軍や降霜や着氷による耐寒温度にもよる。
サカタ・タキイ・大和等で期間限定販売。
比較的安くて、安定しています。
取敢えず5球ほど買った方が無難かも。

ネリネ・ボーデニーなら、重複なしのミックスセット売りがお勧め。単品売りなら総合計で、1-3球でよいのでは。
これも最初は、プランター植えで、増えれば地植えにすればよい。

取敢えず、1-2年育ててみないと、解りません。

数えたことはありませんが、1000品種程度はあると思います。それぞれの品種には、それぞれ独特の個性があります。CPのウイルスと一緒で、毎年増え続けています。
どの親の性質を持っているのかも、ネットでは、公開されていません。
公開されていたとしても、基準がバラバラです。
縦高の長さが解っても、横とそれぞれの角度が解らなければ、四角形の面積は出せません。

概ねダイヤモンドリリーの欠陥は、花茎が弱い(花が重くて花茎が細い)ので、花茎には、支柱が要る場合がある。
育てる場所により、屈光性伸長もある。
鉢植えにしては、花茎が長くなる。全体像としての写真写りが悪い。花だけの撮影になる。
ここがヒアシンスやチュウリップ水仙と異なる。

なんといっても、ガラス砂をチラバラしたように、朝日に、キラキラと輝くのがよい。
この煌めきがなければ、野路にさく彼岸花の方が、余っ程綺麗だと思います。花の形の整い方としては、この系統としてなら、ありふれた彼岸花は、最高傑作と思います。レンゲソウも田んぼの群落としては、綺麗ですが、鉢植えとしては、様になりにくいものです。

ネリネ 2015/02/03(火) 00:11:47
追加

球根の休眠明けの目安。

乾燥した土で休眠させていますから、時節になれば、発芽して葉芽が確認できます。
それから潅水すればよいでしよう。
もともとから肥料控えめで、あげすぎるといろいろと障害が発生するようです。どのような障害が発生するかは、障害未経験なので不明。
腐るのかも知れません。

植え替えも、芽の小さいうちに、丁寧に。
植え付けの深さは、球根の半分とか2/3とか、好みです。

SS 2015/02/03(火) 02:32:18
返信ありがとうございました。
当方、東北の北部でマイナス10度はザラにある地域です。
でも積雪は少なくふつうのヒガンバナ(いわゆる曼珠沙華)も何とか咲いたりしています。

ボーデニーにこだわるのはあの濃い紅紫色の花を関東で何十球も地植えで咲かせているのを見て感動したからです。

とりあえず物は試しで挑戦してみようかなと思います。

じったん 2015/02/04(水) 10:32:16
家では、日当たりのよい庭にうえてますけど、

となりにオギザリスが茂って、ネリネの根元を隠してしまうので、

梅雨時に、とくに蒸れてるみたいだし、

土も栄養が多いかもしれないので、この春も、また球根買ってしまったので、砂でも洋蘭の土でも、その場所に混ぜなおして、密植気味に植えかえしてやろうかな、

などと考慮中です。

画像検索すると、街の街路樹の下なんかに、

きれーに初冬にさいてるのとか、画像ありますよね。

僕も頑張ってみようと思います。

ほとんど、肥料も水もなくても育つみたいですよ
ね。


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