多肉植物のリースの水苔について
彩花
【関東】
2014/09/21(日) 15:04:07
いくつかの多肉植物の徒長したものを切り詰めたものを挿して20pほどの丸いリースを作りました。
根がまだ出ていないものですが、多肉用の土を敷きつめて挿しました。
根がないので上には水苔で覆っていなく水やりもしていません。
日の当らないところに置いています。
水苔はいつごろどのような状態になったら表面を覆うのがよいでしょうか?
ばんざいうさぎ
【北海道】
2014/09/22(月) 09:54:51
どの様な作り方かが実物が見られないので解りませんが、リースの作り方に関しては何か書籍やネット上の情報を参考になさいましたか?
そのリースの飾り方は置いて飾るものなのか(よく中央部分にキャンドルなどの飾りものを置く飾り方)、それとも他のリースの様にドアや壁にぶら下げて飾る目的なのかによっても作り方が違う事もありますが・・・。
普通、多肉植物を簡単に作るリースや板付けにする時はミズゴケだけを使い直接挿す事が多いです。土の代わりと言うよりは株を支える固定材の使用目的。屋外に飾り使用する量も少ないのでミズゴケはいつも乾燥気味になります。元々リースや板付けすること自体が短期間しか楽しめません。
作る時に挿すと言うよりは充分に給水させて絞ったミズゴケをぎゅうぎゅうに詰め込んでからピンセットなどで穴を開けて、多肉の挿し穂の切り口部分をピンセットで掴んで植えこんでいく様な感じです。花屋さんが作る時はオアシスを代用して作る事もあります。
長期間楽しんだり大きく作る物だと多肉植物の土を使う事もありますが、この場合は金網製のリースのベースから作る事になります。リースの形に切った木の台に何箇所か穴をあけて金網を針金で固定するか、幅広めで長い長方形に切った金網の上にまず湿らせたミズゴケを隙間なく敷き詰め、その上の中央部分に土を置いたらミズゴケで包んで金網で包み閉じます。長方形の金網だけの物なら海苔巻きみたいに棒状に包んだ後にゆっくり曲げていき両端を繋げて形を整えて輪状の形にします。
その後、金網の目の大きさによってはその目のままミズゴケと土に穴を開けて挿し穂を植え込んだり、目が小さめなら金網の部分部分を少し切って挿し穴を作っては挿していきます。このリースの場合は金網の見える範囲全体に挿し穂を挿していきます。
私の知っている作り方だとだいたいこの様な物で、ミズゴケと土の併用ならミズゴケの方は土がこぼれ落ちない為に使う程度の目的です。土こぼれの目的が果たせれば丈夫なビニールの網なども使えます。作る時にすでにミズゴケを使ってしまわないといけないので後に敷く事はしません(出来ません)。
もし何かを参考になさったのなら、その方法を書籍名やリンク先などで示していただかないと適切なアドバイスが得られないと感じますが・・・。
自己流で行ったのなら、誰からもアドバイスは得られませんし自分で判断してミズゴケで表面を覆うしかありません。
でも、普通はミズゴケ単体で使う以外はミズゴケはあまり使いません。元々多肉植物は過湿を嫌いますし、多肉植物にミズゴケを多用すれば土の乾きがよくありません。カビなど発生すれば多肉植物が腐る事も。
もし容器に土を入れる作り方で、なおかつ置いて飾る場合はミズゴケ使用は止めた方が良く、化粧土で土を覆ったりハイドロボールを表面に敷き詰めた方が乾きも見栄えも良いです。
もしドアや壁に飾る目的なら・・・。今回の作り方では土がしっかり固定されていないのと、土を使えば重量が出るので構造によってはぶら下げるのは難しいか、ぶら下げても途中で崩れたり壊れてくる可能性があるかもしれません・・・。
あと、多肉植物は水やりしなくても日の当たらない所に置く必要はありません。日光が充分あたらないと余計徒長してしまいます。挿し穂に切る前に充分水が吸えているなら発根まで萎れる事はないはずです。挿してすでに3日くらいしていれば土の表面に霧吹きして極軽く湿らせる程度にしておいても良いと感じます。
失礼ながら多肉植物の栽培自体に慣れておられない印象を受けました。多肉植物は種類ごとに管理が違う物もありますのでリースなど複数の種類を挿す飾り物だと途中で不調になる物が必ず出たりで長期間は楽しめない物がほとんど。その点を御承知のうえ、水やり控え目で日にはよく当てながら楽しんで下さいね。
彩花
2014/09/22(月) 16:13:28
ばんざいうさぎさんありがとうございます。
植え込むためのリース台は市販の針金に目のあらい生地が張ってあるものです。
前回は玄関に飾る目的で多肉の土を目一杯入れて挿し穂をさしておき、土がこぼれないようにその上から濡らしてよく絞った水苔を詰めて
作ったように思います。
現在とてもよい形になってきていますが、少し徒長気味なので切り詰めたもので作りたいと思いました。
でもその時は市販のやや根が出始めている挿し穂を使いましたので、
今回のように全く根がない状態で作る場合について質問させていただきました。
よろしくお願いいたします。
ばんざいうさぎ
【北海道】
2014/09/24(水) 09:31:11
画像検索しても市販物で似た様な物が見つけられないのですが、おそらく金網に麻布(ジュート布)を組み合わせてあるものでは?と感じます。もし麻布と金網の物であれば使用目的は普通の花苗用で目の粗さや色はいろいろとありますが、土が多く入るため普通は多肉植物には使わず(管理によっては保水性が良過ぎて徒長したり根ぐされしがちなど多肉植物が不調になりやすい)普通の花苗での使用時でもこのまま使いミズゴケは普通使いません。
もちろん私が知っているリース台では無いタイプならミズゴケ使用の場合もあるのかもしれませんが・・・。
あと、市販のリースは使いまわしを想定して作られていない物が多いですね。一度土を詰めてしまうと使用後に解体して古い土が取り除けない物が多いので(解体すると元に戻せない物が多い)、前年使用時の古い土は養分がほとんど無く根からの排出物が蓄積してしまっているので次に植える物の生育が結構悪くなりがちです。前年のリース台から前に植えていたのを抜いただけで新しい挿し穂を挿すのは良くないので、もしこの場合は止めて、新しい土に入れ替えて挿し直して下さい。
個人的な感想は、おそらく元から多肉植物には向いていないリース台であること、更に本来は使う必要のないミズゴケを多く使っている様に感じてしまいます・・・。ミズゴケは保水性が良過ぎるので土との併用は多肉植物には向きません。本当に小さいリース台になら単体でミズゴケ植えの物はありますが、その場合はそのくらいの量ならすぐに水分が蒸発するからです。
もし使いまわせるリース台で前回の土を取り替えずに再利用しているなら、麻布(園芸店や手芸店で市販されています)が傷んでいたら張り直し新しい土に入れ替えて植え替えた方が良いです。まだ根の無い挿し穂なら目打ちなどで布の目を広げて穴も深く開けてそこにしっかりと挿し、目を指で整えて戻す程度で、ミズゴケは全く使いません。
個人的には本当は多肉植物のリースを作るのなら花苗用の土が多く入れられるリース台では無く、木のリース台に金網を固定して麻布を敷き、その中に多肉植物の専用土を詰めて麻布と金網で包んで閉じた物を使えば土も半分位に減らせて保水性や通気性も多肉植物にとってほど良くなり、日当たりに置いておけば徒長する事無く綺麗に育つと思うのですが・・・。
彩花
2014/09/24(水) 12:23:28
[[解決]]
ばんざいうさぎさんご丁寧なアドバイスありがとうございます。
いつかHCで見本に作られて飾ってあったのを参考に作ってみました。
ただ作った時の多肉が根があるものを使ったのかは不明です。
でも今の時期に見てみると殆ど枯れたような状態で飾ってあり、
手入れもしていないようですが、価格は(30センチほどのハート形)
1万円でした。
少しそれてしまいましたが、いろいろと参考にさせていただきます。
ばんざいうさぎ「解決済み」
【北海道】
2014/09/26(金) 11:50:17
元々生きた植物のリース自体が長持ちはしません。生き物ですから生長します。でもリースの場合飾りものなので密植するのが基本ですから一本一本が育つスペースも足りなければ土も少ない、それで養分も足りずに大抵は3か月保てれば長い方で、大抵がワンシーズン楽しんだ後は処分する「消耗品」です。植物のリース飾りは元々短期間しか楽しめない性質の物です・・・。
元々昔からリースを飾る目的自体「生きていない物(ドライフラワーや松ぼっくりなどの木の実や造花」を長期間飾ると言う物でしたが(冬の部屋内を華やかに見せる為のもの)近年は(特に日本)屋外などにも飾られる様になり生きた植物が使われる様になりました。一般的によく見られる物は花壇苗ですが、花壇苗自体が大抵一年草なので寿命も短く大抵は咲き捨てなので特に問題はありませんでした。
それが最近の多肉植物のブームで、多肉植物のリースと言う物も作られてきて販売される様に・・・。この姿で長期栽培できると思わせて売られる様になりました。多肉植物を愛好して栽培なさる方はこの飾り方は極短期しか持たないことはすぐ解りますが、一般の方はそれを知らずに買ってしまいます。そしてすぐダメになれば「自分の育て方が悪かったのかも?」と思い、また買ってしまう・・・。販売業者の思う壺で、つまり軽く詐欺みたいなものです・・・。植物の販売に多いんですよね。こういうの・・・。
そういう物ですから自作しても長く持つものでは無く、特に多肉植物のリースならよほど手入れ良くしていても2カ月くらい持てば良い方ですね・・・。
私は以前沢山多肉植物を栽培してたので剪定時期には挿し穂に出来る物が沢山出来、根出しを兼ねて数種組み合わせて置く飾り方の物を作ります。根の無い挿し穂に使用する土は養分が少ないですからその姿で楽しむのは液肥を与えながらのほんの1〜2カ月程度、根がしっかり出れば解体して単体で植えなおし、余剰のは交換・お譲りサイトなどで募集して自分の持っていない物と交換したり、送料・梱包料を負担してもらいお譲りします。
リースの多肉植物もできれば見どころを過ぎたら解体して個々を養分の入った専用土を使い鉢に植え替えれば多肉植物自体は長くより綺麗な姿で楽しめます。そして育って剪定時期になれば挿し穂が沢山出ますからそれを使ってリースを作り、その後は見どころを過ぎたら処分するかまた解体して植え替えて本来の姿を楽しむ・・・。と言う育て方が本当は良いのですが、もしリースで飾りたいとか、単体で育てる方にはほとんど興味が無い方なら無理でしょうか・・・。私がもし買うなら短期間飾って楽しむ&数種類の株がいっぺんに多く手に入る目的で買いますね。
基本、多肉植物のリースはほんの短期間しか楽しめない消耗品と割切ってお考えになって下さいね・・・。
彩花
2014/09/26(金) 19:12:26
[[解決]]
ばんざいうさぎさんありがとうございます。
前回初めて挑戦したリースは北西側の玄関に掛けて飾っています。
すでに根が張っているので月に一度ほどためた水にそっと横にして半分ほど入れてミズゴケが少し濡れてくる程度に浸しています。
この方法はどこかのネットで見たように思います。
作ったのは4月下旬です。
現在の状況は直射日光を避けていましたので赤みのあったものが緑色になっている以外は良い感じです。
うまくいっていたのでもう一つ作りたく、切り詰めたものと他にあったものを足してみました。
前回は初挑戦でしかも自己流でしたので質問させていただきました。
参考にさせていただきながら少しでも長く保てるように頑張ってみたいと思います。
ありがとうございました。
園芸相談掲示板@園芸相談センター