山野草カキツバタの種について
山野草好き
2014/08/16(土) 13:59:55
山奥の沼で野生のカキツバタを見つけ、実が熟すのを待って再度訪れ種を採取し今年5月種まきをしましたが、8月になっても1粒も芽生えません。普通カキツバタは株分けで増やすようですが、本来の種からの発芽の機能は失われてしまったのでしょうか。それとも採取の時期が早すぎたのでしょうか。教えて下さい。ちなみに昨年9月中旬頃種を取りました。
山野草好き
【甲信越】
2014/08/16(土) 14:06:10
山奥の沼で野生のカキツバタを見つけ、実が熟すのを待って再度訪れ種を採取し、今年5月播種しましたが、いまだ1粒も芽生えません。普通カキツバタは株分けで増やすようですが、本来の種による繁殖能力は失われてしまったのでしょうか。それとも種の採取が速かったのでしょうか。教えて下さい。ちなみに採取は昨年の9月中旬ころです。
カキツバタ
2014/08/16(土) 16:56:57
種子蒔き増殖に興味がなかった為、経験はありません。
少なくとも、アイリスの系統で、分球や根腐れ分離以外の、毀れダネ自然発芽しているのを見たことがありません。気が付かなかっただけかもしれませんが。モントブレチアだけは、駆除するのに難儀していますが
それを踏まえて・・・
>今年5月播種しましたが
採取後の保管と播種時期が悪いようにもおもわれます。・・・去年の種子で乾燥死滅しているか、未完熟と思われます。
これから、毎月採取に行ってください。
その時に、少なくとも付近一帯100m四方をくまなく探して、自然発芽しているものを見つけて、観察してください。
・・・発芽の様子とおおよその発芽率の観察そして、種子が浮くか沈むか。など
一般的に、種子の発芽には、低温覚醒の過程を経ないと発芽しないといわれています。
種子は乾燥に弱く、寿命も短いといわれています。
発芽するには、水質に敏感とも言われています。
>普通カキツバタは・・・繁殖能力は失われてしまったのでしょうか
優先順位とすれば、そのようにして生きてきたのでしょうね
一度生えれば群生して、寿命の長い地下茎で急速に繁殖しますから、実生で繁殖することは、想定していないように思われます。
種子の鞘の割れ方にも、特徴があるようにも思われます。
気温の低下と種子の鮮度とのバランスを取りながら、ゆっくりと種蒔しているように思われます。
そのようにしないと親子で生活場所の争奪戦をしなければならなくなる。
イメージとして、目的や性質は違いますが、海に漂うヤシの実や海岸べりに群生する南国椿のようなものかもしれません。
保管するには、黴と乾燥に注意して、鞘ごと冷蔵庫で、保管した方が望ましいかと。
落葉樹が落葉後種蒔し、梅雨以前に発芽しなければ、失敗したと割り切った方が良いかもしれませんね。
ランド
2014/08/17(日) 10:26:19
種の性質はいろいろです。乾燥に弱いもの、寒さに弱いもの、逆に一旦乾燥や寒さを経験しないとだめなもの、動物の腸を経た後が発芽しやすいもの、、などなど。
これらは植物が生えている環境により異なることがおおいです。
カキツバタは水辺の植物です。よって種が落ちた後も湿った土に囲まれており、乾燥することがありません。よって乾燥させると発芽率が極端に落ちます。保存する場合は湿った水苔などに包み、冷蔵庫などで保管します。
山野草好き
2014/08/18(月) 14:20:43
ありがとうございました。今年また採取し今度はしめらせて冷蔵庫に保管して来春播種したいと思います。大変勉強になりました。ありがとうございました。
山野草好き
2014/08/18(月) 14:23:00
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解決ボタンを押し忘れました。すみません。
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