マンデビラの植え替え

[園芸相談センター]の過去ログです

八海山 2014/02/06(木) 10:25:33
マンデビラ(サンライト)南向き室内で越冬中です。晩秋に30センチくらいにカット、現在新芽が2〜3センチ伸びてきています。
植え替えは4〜5月と聞いていますが、その時はたぶん蔓が延びていると思います。それでもその頃に植え替えするのでしょうか?その場合根鉢は若干(1/3程度)崩すのでしょうか?お教え下さい。  名古屋

たちつ 【近畿】 2014/02/06(木) 16:34:32

昨日今日は、今冬2回目の雪がチラツイテいるので、暇ですね。(-_-;)

マンデビラとは

植え替えるか否かは マンデビラの状態による。
根の状態、土の性質や土の疲労度など。

マンデビラの鉢植えに関しては、その性質上、一株5号15cm縦長の植木鉢のようです。鉢が小さく不安定の場合には、24cmの一般形状が望ましいようです。その場合には、3-4株の寄せ植えにする。
この点が、一般植物の植え替えの場合 「 一回り大きい植木鉢を使用する 」ことの違いです。

植え替える時期は、名古屋なら、季節風の関係で、連休前後、
植え替え後に、室内管理するのなら、4月中ごろかも。

根鉢を崩す必要性とは、

根茎挿し木繁殖できない直根性などは、余程幼苗で無い限り、移殖できませんが、一般的な草花は、一部崩す又は全部流水で軽く洗い落とす ことが原則です。
樹木に関しては、根回し・根鉢造りをする。

その根拠は、株自体は、一時弱りますが、一番大切な根を早く新しい土に慣れさせる。及び新旧の土の保湿・換気を癒合させることにあります。
バランスをとる。

排水=通気・保湿が、適性なら植え替える必要は無い。・・・・鉢植えの最大の欠陥対策。
その他の配慮は、植木鉢という限られた範囲内ですから、植物自身に、自由選択性が無い。・・・ループ根・陰陽寒暖乾湿問題は、栽培者の裁量にゆだねられる。

よく似た生物的な性質として、柑橘類にもいえるようです。

と言うことで
>その時はたぶん蔓が延びていると思います
といふ、なかなか割り切れませんが、
人間の身勝手な思い込みは、忘却することですね。
マンデビラをよく観察し、マンデビラのキモチに沿うように、心がけましょう。

地下部の根の状態がどのようになっているのかは、植え替えるときにしか確認できません。
只単なる、土変えだけでは、ありません。 地上部を観ただけで、根がどうなっているか推測できるようになることが望ましい。

地上部を観察する場合にも、右巻きか左巻きか これによっても、花蕾の付き方が異なりますし、花が沢山咲く・花の日持ちが良いという、景観にも影響してきます。
花が、鉢の上だけ裾寂しく咲く これが、花後に斬り戻し剪定することにつながる。 何も冬越し対策や室内管理にはコンパクトにしたほうがよいというものだけではない。
蔓が伸びすぎたら、下に誘引するということも、何も、鬱陶しいというだけではない。鬱陶しいだけなら、下に誘引したほうが、余計に鬱陶しくなる。蔓がゴテゴテになる。 これもマンデビラの性質上そのようにするほうが、適しているからです。

このように、思い込んでいます。


八海山 2014/02/08(土) 10:58:01
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たちつさん基本的な考え方見方をお教え下さいまして有難うございました。植え替えの考えかたも良く分かりました。地上の様子から根の状態を推測することは未だ出来ていませんが、そのようになることを理想と思って観察するよう心がけようと思います。有り難うございました、


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