花壇に細かい根が・・
はなこ
【関東】
2013/12/26(木) 22:28:43
奥行40cm 横2Mの花壇です。 毎年、ペチュニアやパンジー等、一年草を植えるのですが、うまく育ちません。
掘り返すと、なぞの細かい根が地中に育ち、取り除いてもまた数ヶ月で、根っこだらけになります。多分、養分を吸っているせいで、花が育たないのだと思います。
両脇に、ヒメシャラ、アカシアが大きく育っています。 また、以前、アイビーを植えていたのですが、全部抜いてしまいました。でも、抜いたつもりでも地中の根が残っているのかもしれません。細かい根の正体は、この、ヒメシャラ、アカシア、アイビーのいずれかだと、推測します。
ヒメシャラ、アカシアは、大きすぎて、抜くことは困難です。抜かずに共存させる方法はありますか?
アイビーが原因なら、すでに抜いてしまってますから、根の撃退方法はありますか?
よろしくお願いします。
ハシモト
2013/12/27(金) 17:29:56
根が気になるなら、穴ほって不織布敷いて上に土を盛ったらいいかも?
日当たりはどうですか?
ペチュニア、パンジーだと日あたりが良いところの方がよく育ちます。
ばんざいうさぎ
【北海道】
2013/12/28(土) 12:24:42
申し訳ありませんが、もしかすると問題になる木があるかもしれずそのため長文になります・・・。
他の植物の根の干渉は、植えたい範囲によって、仕切りをして深さは最低30センチくらいまで隣と区別しておくと隣の植物の根が侵入しにくいですよ。仕切りの材質は、水を通さないくらい丈夫で埋めっぱなしでも何年かは劣化せずにいるものなら何でも構わないと思います。この辺では昔は波状トタンなど、今は人工樹脂性の透明な波板(ある程度の曲線にも対応できる)を使う事が多い様に思いますが、強度があり劣化しづらいもので深ささえ稼げれば、不用品などある物を再利用しても良いです。私は過去に大好きなミントを植えたのが際限なく周囲に殖えすぎ、直植えは良くないのが解り根絶に5年くらいかかりましたが、逃げ出し予防には大きなバケツかゴミ用バケツの底を抜き土に埋め、その中にミントの好む質の土を入れてから株を植えれば他の場所に逃げる事は無いと教えられました。
また、外国製のガーデン用品には芝生の所と花を植える所の仕切りとして、形状としては波板に似ている、素材は好きに曲げられて曲線を付けられる仕切りが売られています。国産の似たものもあるかもしれません。根だけが他の場所に逃げようとする物なら土から数センチくらい仕切りを出しておく、地上部も横に這い広がるなら高めに土から出しておく(なので全体の高さが最低50センチくらいから)と良い様です。
植え木を植える時点から木の根が都合より伸びすぎ伸びてほしくない所まで侵入してくる予防には、根が他の場所まで逃げ出さない為の大きな丈夫な不織布で出来た袋の様な物(すみません、商品名を失念しました)の中に木を植えて置くと根が他の場所まで広がりにくいです。でも、今回はおそらく木の方を植えなおすなどは無理ですよね・・・。
あと、気に成ったのですがアカシアと言うのはマメ科ネムノキ亜科の黄色い花が咲く方のアカシアでしょうか、それともマメ科ハリエンジュ属の白い花が房状に咲く方のアカシア(本当の名前はニセアカシアやハリエンジュ)でしょうか。
日本ではどちらとも「アカシア」の名で呼ばれてしまっています。ネムノキ亜科の黄色い花のものだとそんなに問題は無いのですが、もしハリエンジュ属の方の白い花のニセアカシアだと花壇に植えるには問題があります・・・。
まず、他感作用(アレロパシー)成分を出す植物です。自分の周りには他の植物が生えにくい様に成分を出す植物で、もしこの木であれば土を共有していると側にどんな物を植えてもうまくは育ちません。木を撤去するか頑丈な仕切りで区切った後に、できれば植えたい場所の土は成分が残っているので全部入れ替えた方が無難です。それが無理なら根はできるだけ取り除けるだけ取り除き、腐葉土など新しい土を出来るだけ沢山入れて数年間は様子を見ながら成分が消えるまで待ちます。その間成分に影響されずに花壇の花を楽しむなら、一株づつ少し大きめの鉢やビニールポットなどの容器に新しい土で植えた物を、容器ごと花壇の土に埋めて楽しむ(盗難防止として容器の縁が見えない様にバークチップなどでマルチングしたり見た目の良い土で隠しておく)と良いです。
植物にはこのアレロパシー作用のある植物も結構あるので、新しく植える木や植物にこの性質があるかは必ず確認するのが良いでしょう。私も知らずに植えた木が隣にあった母の大切にしていたイソツツジを枯らしてしまい、記念の木だったそうで申し訳ない事をしました・・・。
あと、ニセアカシアというのは厄介な性質の木でとにかく良く根を張らせます。そして張らせるだけでなく地表近くまで伸びた根から不定芽を出して殖えます。アレロパシーの性質で他の植物を生えさせず将来は自分の子孫だけで林を作って行く、この木の作戦なのだとか。
私が実際見た物は公園の植え木で剪定され高さも制限されていましたが根元から地表を魚肉ソーセージくらいの太さの根が5〜6メートル這って伸びていて、その途中からいくつもの新しい木(50センチ位の苗木くらい)が生えていて、「これってこんなに繁殖力強いんだ・・・」と思った事があります。昔はこの性質を便利に利用し斜面の土止めなど色々な場所に植えられたそうですが、現在はあまりに殖えすぎるので日本に昔から生えて来た木にまで影響を与えてしまう樹種として問題になっています。
本当なら外来生物法で「植えてはいけない木」に指定されるはずだったのが、この木の花からは美味しい良質のハチミツが採れるので木が栽培禁止になり伐採されてしまうと日本全国の養蜂業者にとっては死活問題とのことで反対にあい、とりあえず今の所は指定を免れているそうです。それでも新たな苗木の生産はほとんど無くなり、養蜂業者が使用している土地以外に生える木はどんどん駆除されていっているそうです。
種子が出来れば散らばりいくらでも芽が出てくるので簡単に殖え北海道では昔から街路樹が多く使われ、童謡や歌謡曲で歌われているアカシアはこのニセアカシアの事だそうです。花房を調理して食べる人もいて(花は無毒、他の部位は有毒です)いろんな所に植えられこぼれ種子でそこらに生えてくる刺がある木なので(改良されて刺の無いものもあるそうです)親に危ないので葉に触るなと教わり子供のころから知っていました。
最近は、葉が細かく広範囲に散らばるので近所に迷惑がかかる、花後の花弁が周囲に散って落ち雨に濡れたものを人や車が踏むと滑って危ないのでこの辺でも大きな木の並木は軒並み切られ復活しないように根も掘られています。
木を剪定せずに育て続けるとかなりの高さの大木に育ち、隣街にある木は開拓当時からの中心地に植えられており、私が幼稚園児で近くに住んでいた当時から既に高い木だったので少なくとも樹齢70年以上は経った木の様ですが、現在はとても高くなり隣の建物の五階あたりと同じくらいの高さ。材質があまり良くない樹種なのでこの木が弱って倒れれば周囲の家が壊れたり、目の前の通行量も多い国道も通行止めになるだろうし撤去も大変だろうなぁと、側を通るたびに思います。
家の近くに植えると、近ければ近いほど家の構造によっては将来家の基礎部分から傷んだり外壁にひびが入ったりする可能性があります・・・。
もし、植えてらっしゃるアカシアがニセアカシアの方であれば、ご自分でもこの木の事を詳しくお調べに成って、都合が悪ければ早めに対処なされた方が良いです。
おうちがもし賃貸物件で、ご自分で植えられた木だと将来トラブルになり易いので若い木なら根ごと抜くか、伐採後には充分に根を掘りださないとまたヒコ生えの芽が生えてきます。元々入居前から植えられていたものであれば、木の大きさによってはもう影響があるかもしれず大家さんに相談なさって下さい。ご自分の持家でご自分で植えた物でも将来の家の事を思えば早めの対処が必要です。
これからも楽しみたいのなら家から充分に離れている敷地内に、5メートル位離れている程度だと将来根が伸びて届きますから少なくとも10メートル以上は離れている所に植えなおすと良いと思います。鉢栽培は大変な上に花がずっと咲くかどうかは解りません。アレロパシーのある植物は土の量が限られると自らの成分が過剰になりすぎ枯れる事もありますから。
植える適当な場所が無い等ご自分の家で育てられないなら、将来しっかり管理してくれそうなあてが無い場合、移植先で予想外に周囲に殖えてしまうかもしれないので、処分する事をお考えに成って下さい。
他の場所への移植後も念のため不定芽やこぼれ種子の芽が生えていないか周囲に気をつけて(花後は全て摘み取って実を付けさせないように)見つけ次第切ったり抜いたりして下さい。
アカシアがニセアカシアでなければ良いのですが・・・。
はなこ
2014/01/02(木) 23:58:16
お二人とも、ご親切にありがとうございました。
ばんざいうさぎさん、アカシアは、黄色い花のタイプです。安心して良いのですね?
はなこ
2014/01/02(木) 23:58:57
お二人とも、ご親切にありがとうございました。
ばんざいうさぎさん、アカシアは、黄色い花のタイプです。安心して良いのですね?
はなこ
2014/01/03(金) 00:02:09
すみません。同じ内容で二回も送信してしまいました。
ばんざいうさぎ
【北海道】
2014/01/03(金) 16:58:49
黄色い花が咲くものならニセアカシアとは別の木の、「本物のアカシア」の方ですね。フランスでミモザと呼ばれるフサアカシアも含まれる近縁の物が日本では数種普及しており、葉の形や色などの特徴で見分けられます。お植えに成っているのは何アカシアかをお調べに成っておけば、その種の好む環境などが把握でき上手に育てることが出来ますよ。
ウィペディアで「アカシア」と調べると日本で栽培可能な種名が出てきますので、それぞれの種名で画像検索して調べてみるとお植えに成っている種類が解ると思います。
元々は熱帯系の木らしく日本の屋外で無事に生育できるのは関東までらしいです。今のところはお住まいの地域でも丈夫に育っている様であれば寒さは問題ないと思います。
私の住む北海道は生育不可地域で、花屋で働いていた時に枝物として開花した物やギンヨウアカシアの葉の状態のを扱っていた程度でして実物が生えている姿は見た事がありません。なので「本物のアカシア」の木の勢いの程度が私には解りません・・・。どなたか栽培経験のある方からのアドバイスがいただけると良いのですが・・・。
どうやらアレロパシーの方は無い様ですが、やはり根が他の植物分の土の養分を奪う可能性はあるかもしれません。念の為に近くに別の種の植物は植えない方が良いですから、仕切りをしっかり行って根が侵入して来ない様にする対策はなさって下さいね。
花が木に一杯咲くと見事でミモザなどだとお天気の良い無風の時にとても良い香りが周囲に広く漂うと聞きます。私の好みの香りなのでこちらで栽培できないのは残念。うらやましい限りです。
ばんざいうさぎ
【北海道】
2014/01/03(金) 17:00:46
すみません、誤記があります・・・。
ウィペディアではなく、ウィキペディアです・・・。
kei
【東北】
2014/01/05(日) 13:00:24
自分も 同じような事で困り果てた者です
一年で 土がとても硬くなるので掘り返して見たら 謎の根っこだらけ
原因は 近くに植えてあった樹木 でした
美味しい栄養を含んだ土が近くにあれば 根っこが伸びてくるのは当然のことでずよね
ヒメシャラやアカシアも 自然に生えている樹木でなく 増してや 地盤が固めであったりすれば 横に値が張るのは当たり前だと思いますので
もうその花壇を 大きなプランターのように活用するしかないと思います
自分は 一番近くの樹木を伐採し 庭に入ってくる樹木の根を掘っては切り
少し深めに掘って ポリカーボネイトの波板を立てて 侵入をそらしています
この波板は 加工がしやすい上に丈夫で ブラウンとかは目立たないのでオススメです
他の方がおっしゃるように 一度深く掘って根止めをすることをお勧めします
kei
2014/01/05(日) 13:03:17
ず 改め す
値 改め 根
訂正します
はなこ
2014/01/09(木) 08:53:49
[[解決]]
皆様、アドバイスをありがとうございました。
早速やってみます。
年末年始バタバタして、すぐにお礼が言えず、遅くなり申し訳ありませんでした。
ちなみに、アカシアに黄色いつぼみがたくさんついています。根っこの原因がアカシアであったとしても、来月いっぱいまでは、許すことにします。
園芸相談掲示板@園芸相談センター