グラジオラスは他の球根の成長を妨げますか?
おかし
【甲信越】
2011/08/03(水) 22:26:52
去年までそれなりに咲いていたカサブランカ、すかしゆり、カラー。去年そばにグラジオラスを植え、掘り起こさず、そのままに。
今年咲いたカラーは一輪だけ。去年までは10輪くらい咲きました。
カサブランカは2本のうち1本ダメになり、1本は全くショボイ花。
すかしゆりは7本のうち2本だけ咲きました。
グラジオラスも球根は増えたようですが、花数、大きさは減少したようです。
これは偶然でしょうか?よろしくお願いします。
カラー、カサブランカは鉢植え、すかしゆりは地植えです。
ばんざいうさぎ
【北海道】
2011/08/04(木) 14:54:29
ユリの類は、2〜3年ごとに球根を掘り起こして、土に堆肥や肥料など入れて作り直してから植えなおしていましたか?
もしずっと植えたままならグラジオラスのせいではなく、植えっぱなしにより土が痩せ球根も小さく成っただけの気がしますが・・・。
ユリでも人為的に改良されている園芸品種、特に大型品種は土の養分が足りなくなるとちゃんとした花がつかなく成り易いです。何年も植えっぱなしならすでに分球してしまっている可能性も。分球すれば球根が成熟するまで花は咲きません。
3年毎くらいに球根を掘り起こし、土には堆肥や肥料を与え作り直し肥えさせ(与えすぎるとユリの株が帯化して花が一株に何十個も付く事があるので注意)、秋の球根の植えつけ時期に大きめの球根だけを充分に株間をとって植えつけると良いです。次に年に球根が肥えてきてその次の年にはおそらく咲きますが、分球した小さな物は大きさにより更に2年くらいは花が咲かないかもしれませんので大きな球根と一緒に混ぜて植えるのではなく、別の場所で肥培して育てるのが良いでしょう。できれば2年くらいは蕾が出ても摘んで育てると早く球根が大きく成りますよ。食用のユリの根は、球根をできるだけ早く大きくさせるために栽培中から出荷まで一度も花を咲かせません。なので食べずに植えるととても見事な花が咲きます。
なお、カラーは種類名が書かれていない為にどんな性質のものかが解らないので、これへの影響は解りかねます。
グラジオラスですが、花数や大きさが減少したのは分球したからです。この植物は一つの球根がずっと大きく成るわけではなく子球を付けて球根を更新させます。販売時で最大の大きさなので購入して植え付ければ花が咲いている間に球根の周りに子球ができ、元の球根は大抵もう終わりで、周りに付いていた子休のうち大きいのが次の年独立します。分球すれば全部が新しい若い球根なので花の大きさや数が最初の年よりも劣るのは当たり前ですから、分球した球根は2〜3年は大きく育てなければ大きくて花数の多い株にできません。
市販の球根は小さな球根のうちから、毎年違う場所(養分たっぷりの土)に植え替えながら肥培するのであの大きさになるんです。
ユリ類をちゃんと2〜3年毎に掘り上げて土もちゃんと肥えさせているのなら、グラジオラスの何かに反応しているか(アレロパシー?)、他の原因もありえるのかもしりませんが、もし心当たりがあればまずは植え替え・土の作り直しを行って来年の様子を見て下さいね。
久
【北陸】
2011/08/05(金) 08:48:58
こんにちは。
ばんざいうさぎさんに賛成ですが。
つけくわえて。
・ユリ科の植物も連作障害が出やすいといわれています。
植え直しにはそのような意味もあると思いますので土の補充が
必要では?
・また、鉢植えで翌年も花を求めるのは非常に難しいです。
・まして、球根の寄せ植えは球根の力を使って、一時に見事な花
を楽しむもので、毎年新しくて充実した球根に植え直しが必要
と思っています。
おかし
【甲信越】
2011/08/06(土) 22:10:36
[[解決]]
ばんざいうさぎさん、久さん、ありがとうございました。
地植えのカサブランカは放ったらかしで4年咲いてくれているので、鉢植えも同様、と思っていました。
グラジオラスは毎年、葉が枯れたら掘り起こしていましたが、去年はその前に雪が降ってしまいました。
アレロパシー という単語も勉強になりました。
興味が出てきたので、ちょっと実験したくなってきました。
ありがとうございました。
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