菊の挿し芽のコツ
ななこ
【近畿】
2011/03/20(日) 22:05:48
数年間庭に植えっぱなしの12月咲きの小菊の大株から5センチ程の冬至芽が出ています。
今年は、挿し芽をして株を更新したいのですが
いくつか不明な点があります。
1、冬至芽を挿し穂にするのか?それとも冬至芽を摘心しその脇芽を使うのか?(冬至芽の摘心が必要なら適期はいつごろか)
2、挿し芽の適期は?
よろしくお願いします。
エーカー
2011/03/21(月) 15:18:21
小菊を3年程前から、育てています。毎年、増えて、見事に咲いてくれてますので、その方法でよければ参考にしてください。
今、伸びてきている冬至芽は、そのまま5月ぐらいまで伸ばしています。2〜30pになったら10pぐらいに切り戻し、切り戻した方は挿し芽にします。私は、場所の開いているプランターや鉢などに、手当たり次第挿していました。暑いうちは半日陰に置き、根付くまでは水やりをしっかりします。そうすると秋には倍になって咲いてくれます。
以上、素人の大雑把な菊作りです。
たちつ
【近畿】
2011/03/21(月) 20:43:08
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キクの挿し芽系は、なぜ必要か
株更新と樹姿仕立ての自由性 ばかりに脚光が集まり易いものですが、
越冬害虫の防除という側面もあります。
「キクスイカミキリムシ」 と菊の若茎頂芽垂れの害 5月前後に産卵し被害も多い
菊の開花習性と短日性 挿し木適期は梅雨時期
など以上の様な条件を、
自然の摂理に併せると古典的な栽培が一番理に合うし、簡単な方法。
冬至芽⇒ 株分け⇒ 第一次挿し木⇒ 第二次挿し木 ⇒好みの仕立て方 ・・・・当然古い株は処分する。土は掘り返して、石灰消毒する。
最後の挿し木更新〜開花までの期間を逆算して、仕立てに要する期間(成長期間)を見積もる。 期間は、その年々・地域の気象環境などにより換算する。
と言うことで、冬至芽でなければ管理不可能と言うものではない。
固執拘る必要もない。
挿し木時期も、初春〜盆ならいつでもよい。梅雨前後が無難かも。
挿し木する、部品も、中軸・頂芽・葉と各自の好み。
地温17度〜20度前後で、1-2週間で根がでる。365日温度さえあれば、いつでもよい。だから、年中キクの切り花は、昔から販売されている。
最近は、世界中から輸入されていますから、多少は解り難いのかも知れません。
違った角度から観察するのも面白いかも。
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