グレープフルーツが枯れてしまわないか心配です
mio
【東北】
2009/01/28(水) 13:43:12
いつもお世話になっております。
今回は、3年目になる実生のグレープフルーツの鉢植えについてお尋ねします。
高さは40センチぐらいです。
12月になって、気温が下がってきたので、リビングに入れました。
10時半くらいまで陽のさす東側の窓の近くに置いています。室温は日中19度くらい、夜間が9度くらいです。水やりは4日に一度、土が乾いたのを確かめてから、肥料は薄い液肥を、一ヶ月に1,2回あげています。
最近、幹の土から4センチくらいのところまで、白粉でもつけたように白くなりました。
以前ザボンを育てていた時も、同じように、土の際から5センチほど白くなって、だんだん葉が落ちていって、原因がわからないまま次第に枯れてしまいました。
今回のグレープフルーツも同じ現象で、少しずつ葉が落ち始めています。
これは何が原因なのでしょうか?
また、枯れないようにするにはどうしたらいいかアドバイスをお願い致します。
やよい
【北陸】
2009/01/28(水) 15:24:15
>水やりは4日に一度
>肥料は薄い液肥を、一ヶ月に1,2回
http://heboen.hp.infoseek.co.jp/kaju/g_fruit.html
我が家でも実生苗6〜7年の鉢植えが2本有ります。今まで1回しか植え替えていない(実は期待しないし、出来ないので全くの放任)ので大きい方で1mほど。最初からずっとベランダにおいたまま。
ベランダの柵(全面セメント)のすぐ内側で時折雨が吹き込むのを良いことに水は一ヶ月に1回程度それでも枯れることは無いのが不思議と言えば不思議。とても強いと実感しています。
で、いくら室内とはいえ今の時期4日の水やりは多すぎ、生長が殆ど無い冬に施肥は不要と思いました。
>白粉でもつけたように白くなり
の原因はよくわかりませんが
>葉が落ち始めて
葉が落ちるのは大概の場合根に異常がある場合です。
環境としては最低9℃と言うことで上紹介のサイトでも5℃以上と言っているので申し分ないと思いますがもう一度水やり施肥に関して見直してみたほうがよろしいのではないかと思いました。
pinetree
【九州】
2009/01/28(水) 19:01:20
>幹の土から4センチくらいのところまで、白粉でもつけたように白く
は,幹の白い部分がリング状で,上の方が濃く,下の方が淡い傾向ですか。また,土の表面,表面の土塊や有機物などの表面上側が白くなっていませんか?
そうであれば,多分,塩基類の集積による濃度障害。要は肥料のやりすぎではないでしょうか。濃度障害は結果的に根を傷めますので,やよいさんがお書きのように葉が落ちます。
鉢植えのようですので,根の障害は,そっと鉢を外して観察すれば容易に判ります。柑橘類の多くは,健全な根なら抜いた段階で芳香がします。痛んでいる場合は,細根が褐変してずるっと剥けたり,ぼろぼろと落ちてきます。
この手の質問は画像掲示板にアップされた方が容易に判断できてよろしいかと思いますよ。解決に手間取るようなら,そちらをおすすめします。
mio
2009/01/28(水) 19:37:11
やよい様
ご回答ありがとうございます。環境がよいせいか、冬なのに新芽がどんどん出てくるので、四日に一度を目安に、土が乾いていたら、水をあげるといった感じです。
pinetree様
いつもありがとうございます。土の表面は固くならないように気付いたらほぐしてあげているので、表面が白くなっているということはありません。この時期に、鉢から引っこ抜いてみるのも気の毒な気がしています。
言葉だけでは、やはりわかりづらいと思いますので、画像掲示板に載せてみます。どうぞよろしくお願い致します。
のら
【北陸】
[URL:http://hey.asablo.jp/blog/]
2009/01/28(水) 21:10:49
お尋ねの文面から察すると、樹高40cmなら鉢の大きさは4-5号でしょうか?
過去の冬季も同じような条件で管理して3年目になる実生のグレープフルーツですと生長がやや遅いように感じます。
想像ですが、根詰まりで水を吸収できずに葉を落としているように思います。根詰まりは水遣りの吸収時間や鉢底からの出根で確認できます。その点はどうなんでしょうか。
もし根詰まりなら、今は根鉢を崩さずに一回り大きな鉢に鉢増して6月ころに新しい用土で植え替えをしたほうがよいと思います。
mio
2009/01/28(水) 21:53:44
のら様
ご回答ありがとうございます。
樹高40センチと低いのは、事情に応じて、ベランダに出したり室内に取り込んだりするときに楽なように、中心の枝を早く剪定したせいです。丈は低いですが、横枝は8本出ています。
今まで3回植えなおして、今は直径20センチの鉢に植えられています。鉢底からは根は見えません。
今はいろんな鉢植えといっしょに、リビングのすのこの上においてあり、水遣りのときだけベランダに出し、掛け終わったらすぐ室内に取り込んでいます。ニューサマーオレンジはなんともありませんが、同じ場所においてあるザボンもまったく同じ症状で、新芽が元気ありません。
管理のしかたに同じ原因があると思うのですが・・・
PINETREE
【九州】
2009/01/29(木) 19:19:35
誤解の無いように書いておきますが
>鉢から引っこ抜いて
ではなく,
>そっと鉢を外して観察
です。生育不良を起こしているいまの時点で観察しなければ,判断できない事もありますよ。
画像の方は拝見しましたが,塩類集積ではないようです。菌類かな,とは思いますが,画像からは良くわかりません。
ご自分でよく観察してみて,白くなった部分に菌糸が這っているなら糸状菌でしょうね。
仮に,バクテリアなどであっても,樹皮を爪やカッターの先で押してみて,柔らかくなったり腐っている部分が幹を一周しているなら,回復は困難でしょう。
傷みが一部だけだったら,被害部分をきれいに削り落としてバッチレートやトップジンMペーストなどを塗っておきます。
白くなったのが菌糸であっても,それが衰弱の直接の原因かどうかは疑問です。かん水のやりすぎなどによって痛んだ部分に,二次的に寄生している事も考えられます。
また,カンキツのすそ腐れ病(お問い合わせの病気がこれだという意味ではありません)などでは品種によって耐性が異なります。グレープフルーツはかかりますが,甘夏などはかかりません。接ぎ木台に多く用いられるカラタチもかかりませんので,普通に市販される苗木では問題になる事はありません。病気は,品種によって被害程度が異なる事もあるのです。
やよいさんがおかきのように,難しいかもしれませんが,全体の管理を見直してみた方が良いでしょうね。
mio
2009/01/29(木) 21:09:51
pinetree様
重ねてありがとうございます。
鉢からはずして見てみましたが、根に異常は見つかりませんでした。
試しに、白いところをダンボールでこそげて見ましたら、中はなんともなくて、緑色の幹が出てきました。少しホッとしました。アドバイスにしたがって、後処理して、様子を見たいと思います。
文面からふと思ったのですが、以前枯らしてしまったザボンは、すそ腐れ病だったんだと思いました。
のら
【北陸】
[URL:http://hey.asablo.jp/blog/]
2009/01/30(金) 00:41:27
根に異常が見つからなくてよかったですね。
あと、考えられるのは12月になって室内に入れる前に寒さにあたったのではないでしょうか。11月も後半になると当地でも初雪が降ったりするので、レモンの鉢植えは例年11月3日頃にサンルームに入れます。(去年は暖かかったので11月10日に入れたら一週間後の18日に初雪がありました。)
グレープフルーツの落葉が低温による被害だとしたら、風邪をひいたような状態ですから温度の急激な変化を避けたいので、水遣りの水は汲み置いて室温になってから室内で与え、ベランダでの水遣りは中止します。暖房器具の温風のあたり具合や部屋の湿度にも注意します。とりあえず暖かくなるまでは注意深く観察しながら育てるしかないでしょう。
本来なら外気温が室内の(越冬)温度になってから取り込むほうが植物にストレスを与えないと思うのですが、初めての冬ではないんですよね・・・・低温障害でないとしたらよく判りません。
mio
2009/01/30(金) 10:28:41
pinetree様
もし、すそ腐れ病の場合は、どのような手立てをすればよいですか?
参考までに、お聞かせ下さい。
どうぞ、よろしくお願い致します。
のら様
ご回答ありがとうございます。
雪の降り始めごろだったので、確かに取り込むのは遅かった気がしますが、去年もなんともなかったので、うっかりしていたかもしれません。
あと、水やりは基本的に、汲み置きの水ですが、たまに水道水を直接・・・。
19度ですが、エアコンは一日中ついているし(風は当たらないようにしていますが)で、言われてみれば、心当たりはいろいろ浮かびます。
改めて、管理方法を、見直してみたいと思います。
pinetree
【九州】
2009/01/30(金) 17:38:59
カンキツのすそ腐れ病は疫病菌のようですので,褐色になりヤニが噴き出すはずですから,多分,すそ腐れではないとおもいます。
すそ腐れ病は,通常のカラタチ台苗木ではほとんど問題にならないからでしょうか,登録農薬が見つかりませんでした。
一年間は実が着かない事を前提にすれば,ストロビードライフロアブルやコサイドDFなどで効くと思います。
管理は,過かん水を避け,やや乾き気味に管理する事だと思います。
仮にすそ腐れでないにしても,過湿のようですので,かん水は量を減らした方がよいのではないでしょうか。
mio
2009/01/30(金) 21:22:55
pinetree様
ご回答ありがとうございます。去年鉢植え7年目で枯れてしまった実生のザボンも、今回のグレープフルーツと全く同じ症状でした。根元が白くなり、葉が落ち、出てきた新芽がだんだん萎びて、ついには枯れてしまいました。
室内は、一日中エアコンです。うっかり水遣りを忘れるとすぐに葉が丸まってしまいますので、けっこう乾燥はするかと思います。グレープフルーツには、土の乾燥具合を見ながら、水やりしているところです。
いずれにしても、自然のままでは育たない東北のハンディがあるのは確かでしょうね。辛いところです。
pinetree
【九州】
2009/02/02(月) 18:41:19
かん水についての考え方ですが,水は植物体の維持に必要なだけでなく,土壌空間の古い空気を,一旦かん水の水で満たして追い出し,重力水の排水や植物の吸水に伴って土壌中に新しい空気を入れる面でも重要です。
ただ,活性が低下する冬のかん水では,夏と同じ事をやって居たのでは根傷みを生じやすくなるため,かん水を少なめにするのが普通です。
その一方で,mioさんのお宅のように冬場でも19℃が確保され,しかもエアコンで乾燥しやすい環境では,盛んに吸水します。温度は10℃高いと葉からの蒸散量は倍になります。例えば日中9℃,夜間−1℃の環境より,倍の水量が必要になります。
病気だけ気になって,最初の書き込みの温度管理をあまり見ておらず,前言を翻すようで申し訳ないのですが,葉が丸まるような状況になるのであれば,水のかけすぎだけにとらわれず,本当に鉢の中に必要な水分が有るかどうかを一度確認してみてください。
水量が適当かどうかは,土の保水性や鉢の大きさ,環境などによって大きく変わりますので,どのくらいが適当かは言い難いですが,鉢底穴から見たり,必要によってはそっと鉢を外してみたりして,かん水の前に極端に乾いていないか確認してみてください。
水のやりすぎは,多くの場合根傷みを生じやすいのですが,「根に異常がなかった」ことを前提にすると,かん水不足の可能性もあります。
特に温度が高めのようですので,一回一回のかん水量が少なく,途中で水不足になっているような気がしてきました。
カラカラに乾いた鉢土では,仮に鉢底から水が出るようなかん水であっても,鉢と接した根の周りを流れ,中心に水がしみ通らない事もあります。その場合は,割り箸などで根の周囲の鉢土に穴をあけたり,バケツに鉢ごと15分程度浸すなどの方法が有効です。
ただ,落葉を生じるような状態では,根の活性も低下しておりますので,過湿になりやすくなります。割り箸穴の方法で様子を見た上で,過乾燥は避けながらもかん水過多にならないように注意してください。
いずれにしても,まずはご自分で観察してみる事が大切と思います。
mio
2009/02/03(火) 20:43:26
pinetree様
重ね重ねありがとうございます。
じっくり観察して、植物の気持ちがわかるまでは、まだまだ年月がかかりそうですが、パッと見た印象では、地上部は乾燥しすぎで、地下は湿りすぎの印象を受けます。根の周りは、水通りのよいように、時々割り箸でつついてはおりますが、エアコンの影響のない場所に移せば、日光不足になるしで、なかなかうまくいきません。
そう言えば、10日ほど前、ハダニ駆除のため、葉の裏にシャワー水を掛けて以来、毎日少しずつ落ちていた葉が、ピタリと落ちなくなった気がします。そして、白いところをこそげて今まで、無事すぎているようです。このまま、目を離さずに見守っていきたいと思います。
pinetree
【九州】
2009/02/04(水) 12:30:24
>(樹の)地上部は乾燥しすぎで、地下(土)は湿りすぎの印象
は,根が傷んで吸水できないためにそのようになると考えます。
問題は,そうなる前の健全な時の管理にあるのではないでしょうか。
根が傷んだときは,肥料や過湿は禁物です。水を控え土はやや乾き気味に管理し,出来るだけこまめな葉水で対応したらいかがでしょうか。
乾燥する室内との事ですので,高温を避けるために窓越しの陽光を避けられる位置に置き,透明のポリ袋などですっぽり覆って保湿しても良いかと思いますが,袋内が過湿になりすぎるとカビの発生が多くなりますのでご注意を。
mio
2009/02/05(木) 13:35:22
[[解決]]
pinetree様
ご提案の通り、すぐに行ってみたいと思います。
重ねてのご親切に感謝申し上げます。
ありがとうございました。
園芸相談掲示板@園芸相談センター