花芽ができても色づかないポインセチア
あいあい
【九州】
2008/12/26(金) 03:22:19
何鉢も育てているのですが、
このうち短日処理の開始が遅れた鉢についての質問です。
短日処理の結果、ようやく花芽(つぼみ)がつきました。
でも既に気温が下がり、成長が止まっているせいでしょう、
葉がほとんど発色していません。
この鉢はこのまま放置するつもりですが、
春になって適温に達すれば、花芽の周りに苞が成長して
ポインセチアらしく発色するでしょうか?
あいあい
【九州】
2008/12/26(金) 03:24:33
書き忘れましたが、
花芽ができたのを確認した時点で、
短日処理は中止しております。
ばんざいうさぎ
2008/12/29(月) 11:55:14
短日処理の目的は、日照時間の短縮なので短日処理する期間が少し短かったか、処理が十分でなく暗い時間が短かすぎたか光が漏れていた可能性はないでしょうか?処理はいつ頃から何日間していますか?被せるものの素材はなんですか?
短日処理の時間は夕方日が傾き始めから朝の明るくなるまで。夕方に処理する時でも、近くに強い光源があって自然の夕方の光量よりもかなり明るすぎたり、夜近い時間帯から処理している、光を遮断する材質(段ボールなど)の材質が十分でなく隙間から光が入ってくる、花芽が出来てから処理を中止するのは早すぎて処理期間が短い様にも感じますが・・・(苞の色の変化しはじめや花芽が蕾になりきるまでは処理を続けるのが基本と記憶してますが・・・)
また、あくまでも日が短くなってそのため低温になるというのが植物の紅葉の条件ですので、低温が保てても短日が保てないのであればこれからは日に日に日照時間が徐々に長くなるので苞の紅葉は望めません
これからまた短日処理をしても、もうすでに中断してしまっているため今シーズンの紅葉は無理かもしれませんね・・・
ぐー
2008/12/30(火) 10:06:36
ポインセチアの短日処理は、温度がある程度あって【15度以上】暗闇が13時間以上の環境で色づきます。
期間は30〜40日程度ですが、色づきはじめるまでやったほうが無難です。
温度が下がってからの短日処理では蔀の部分が小さくなります。
あくまで色づくためのもので、花芽ができた時点ではたりなかったのではないでしょうか?
春まで持たず枯らしてしまう人も多い中で、せっかく今年ちゃんとそだてられたので、来年トライしてください。
あいあい
【九州】
2009/01/01(木) 19:57:03
レスありがとうございます。
短日処理は、開始が遅れたとはいえ、
トータル2か月はやってるはずなのです。
(秋分の日を過ぎても屋外=街灯などのないところに放置し、
11月上旬に室内取り込み。以後12月中旬まで短日処理)
市販の黒いビニール製ごみ袋を、光が漏れないよう万全を期し
3枚重ねにして、かぶせていました。
きちんとつぼみがついたのですから、
短日処理自体は成功したと思っています。
ただし、気温が低すぎるため、苞が成長しないのだと。
部屋を暖房するときは、努めて暖房する部屋に移動させています。
つぼみはつぼみのままですが、
この努力があってか、少しずつ?苞も成長してきているような。
だから春になって気温が上がれば、
止まっていた時間が動き出すように、
苞も一気に色づくのではと期待しているのですが。
ばんざいうさぎ
2009/01/02(金) 13:17:30
黒いビニール袋3枚重ねてかけて明るい室内に置いておいたという事ですよね?
黒いビニール袋では3枚重ねても「植物からみて」真っ暗というわけにはいきませんね・・・
人間の目で見て光が遮断されているようには見えても、ビニール袋などの素材では植物の感じる光の波長では真っ暗とは感じないかと思います。ビニール袋の素材によっては人間の目で見て一枚でも光が透けて見えます。素材や厚さによっては一見真黒に見えてもその色を感じているのは人間の目であり光の透過性や波長を見極めるほどの機能は備わっていません。それを3枚重ねてみても植物が感じる光の波長では完全にまっ暗闇というわけではなく、短日処理が不完全になってしまったのかと思います。また、短日処理による花芽の形成の条件と紅葉になる条件のスイッチが全く同条件とも言えないのかもしれません。短日処理の光量が少し足らなくても花芽形成までには至ったが、紅葉するための条件までには至らなかったのでしょうね
次回からは厚めの段ボール箱(寒い場所なら発砲スチロールの箱でも可)など被せてさらにその上から毛布などかけて、完全に光から遮断すると失敗はないと思います
また苞は葉の変化したものです。あたたかければ生長はしますが、紅葉の条件の一つは暖かさよりも低温(成長の休眠の条件)ですので、これから苞が成長しても紅葉になる条件を失い、低温に保って短日処理をしないと色づきはしません。これは植物の葉の紅葉条件になるので特に問題で、日照時間が伸びてくると葉が休眠から覚めてしまい紅葉するスィッチは入らず緑のままです。室温が暖かすぎて休眠できないのもあるのでしょう
まず、紅葉条件はある程度の低温(ポインセチアの自生地の紅葉する時期に合わせた程度)と、長期的な夜の完全な遮光です
熱帯植物であっても季節がありますので自生地は年中同じ気温である事はなく、季節によって温度は少し変化します。日本の木の紅葉ほど強い低温の条件ではなくても、植物が紅葉するという事は徐々に気温が下がってきてから起きる現象ですので、今回は短日処理が完全でなかったこと、室温が暖かすぎた事が原因になっているかと感じますが・・・
あいあい
【九州】
2009/01/04(日) 14:08:31
レスありがとうございます。
うーん、短日処理作業自体が失敗したとは思えないんですよねえ。
確かに黒いビニール袋は1枚なら光が透けますが、
3枚重ねにすれば全く透けず、真っ暗になりますよ。
(それを確認したのは人間の目ですけど。汗)
苞が成長しなかった原因は、短日処理作業そのものより、
時期遅れによる低温なのだと思うのです。
11月下旬になると、植物の生長はぱたりと止まりますよね。
ばんざいうさぎさんは苞の発色を「紅葉」と表現されていますが、
カエデ類の紅葉とポインセチアの苞の発色は同じなのでしょうか。
カエデ類の紅葉には確かに低温が必要でしょうが、
ポインセチアの苞の発色は開花に伴う現象ですので、
紅葉とは異なるような気がするのですが。
ポインセチアの苞の展開に必要なのは、
低温ではなくて適温(20〜30度?)ではないでしょうか。
適温が保たれている状態で短日環境に置かれれば、
ポインセチアは花芽の形成を始め、
それに伴って苞が生長するのだと理解していますが。
いったん花芽が形成されてしまえば、
たとえ短日環境がなくなったとしても、
開花するまでは、苞が生長する可能性も残されていませんか?
今は低温下にあるため開花もお預けですが、
適温に戻り開花への動きが再スタートすれば、
苞も再び生長を始めないでしょうか???
あいあい
【九州】
2009/02/11(水) 23:50:24
[[解決]]
自己レスですが、
どうやら私の推測は当たっていたようです!
2月に入り、暖かい日がじわりと増えたせいか、
ポインセチアの苞が、気がつくと
12月末ごろに比べ、かなり生長していました。
私の結論です。
短日処理は、花芽が形成されるまでで十分。
その後苞が立派に生長するかどうかは気温次第。
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