デンドロの夏の新芽について
こげら
【関東】
2008/08/02(土) 11:25:07
横浜在住です。
七階のベランダでデンドロ(多分ノビル系です。純白の大きめの花が咲きます)を5鉢育ててます。午前中に日が当たる軒下に吊るしてあり、今は朝と夕方に水をあげ、肥料(固形骨粉)は7月半ばに止めました。
花が1月から2月と早い時期に咲くので新芽の出だしも早く、各3〜5本の新芽は順調に育って止め葉も出始めました。
なのに根元から新たに新芽がいくつも出てしまっているんです。
この時期に新芽が出ても成熟しないうちに寒くなってしまいますよね?
これは高芽と同様にかき取ってしまった方がいいんでしょうか?
もしかして肥料が多すぎたかなと…?
去年の夏のこと、何本もバルブが太くなり「これは!」と期待したにもかかわらず、春には半分のバルブしか花をつけませんでした。
残りの成熟しきれなかったバルブが今頃たくさんの花を咲かせています(汗
「二度、花見ができた」とうそぶいていましたが、真夏の新芽出現に何かが違う気がひしひしと…
どうかアドバイスよろしくお願いします。
リトっぷ
【九州】
2008/08/03(日) 00:42:36
こんばんは、申し訳ありません。状況があまり飲み込めないのですが...
要は1・2・3の整数なら良いが1.4や2.1の0.4や0.1の端数が気になる?と言う事でしょうか?
止め葉が出たバルブが作上がりならば,端数はオマケと考えてわざわざかきとる必要はないと思うのですが...
リトっぷ
【九州】
2008/08/03(日) 01:07:02
(?_?)花芽が少ししか出来ずに花付きが悪いのが未熟なバルブの影響かもとお考えなのですねf^_^;
1月には開花するならばずいぶん暖かい時期から花芽分化するようですね。いつ頃の時期から室内管理に移行されていますか?
ご存知の通り、ノビル系の花芽分化は低温遭遇と乾燥のストレス性の物です。新芽が成長を少しづつ続けているのなら親バルブの栄養を自根と同時に使って成長している事も考えられます。
しかしながら、花付きに関しては温度の影響と多少肥料の方が関係しているのではと思います。
当家では-2℃でも花芽分化しないコは家に入れてあげません。
今年春の開花は花付きもよくバルブも購入時の生産者が育てた状態に追い付きました。
膨らみが確認出来たら温室に入れ20℃で窒素主体の油粕を与え肥培を開始します。開花と同時に新芽が発生し本年度のバルブ作りが始まります。
本来は温室にいれなくても良いのですが今年はそうしてみました。
こげら
2008/08/03(日) 03:35:33
む〜ん、なるほど〜
リトっぷさんのおっしゃるように、バルブが全て春に花を着けなかったのは、もしかしたら夏の新芽に栄養がいってしまって、株のサイクルみたいなものがズレてるのかな…と思ったわけです。分かりづらくてすいません。
詳しいご説明のお陰で思い当たる節があります。
知人からこの鉢を譲り受けた時は、長い間ベランダの隅に放置されていたもので骨のようにヒョロヒョロでした。
なのでどんな種類なのかもわからず、とりあえず差し芽を試み、本当に手探り状態でした。
本によれば寒さに当てて花芽分化とありましたが、11月の寒さがさほどでもない頃に数本のバルブに膨らみを発見して、室内に入れてしまったのです。(なにかで「寒さを必要としない品種もある」と読んだ気がします。自分が育てているのが品種不明だったので、それに飛びついてしまいました)
もしかしたらこの時、全てのバルブの花芽を確認するまで室内に入れてはいけなかったのでしょうか?
バルブが成熟していなかったわけではなく、低温状態が不足していたってこともありうるんですね。
そんなことには考えが及びませんでした〜質問してみるもんですね。自分がいかに偏った考えに凝り固まっているかがよくわかります(汗
リトっぷ
【九州】
2008/08/03(日) 09:26:15
おはようございます。>本によれば寒さに当てて花芽分化とありましたが
↑品種が判らない以上これが本当の手探り状態です。
と言うのもデンドロは耐寒性を持たせ花付きをよくする相反する条件を満たす為に品種交配が盛んに行われており寒さに強い品種は主にセッコク系の系統を強く受け,花弁の大きさ,華やかさ,花付きのよさは熱帯性のノビル系の血を多く受け継ぎます。
私は品種名は判ってましたが個性の情報(特性)までは知りませんでしたので手持ちのデンドロが,いつ頃・最低何℃で花芽分化するのか,また期間は,そしていつ頃(何℃)になったら新芽が発生するのか全て記録し画像に収めデーターとして保存してあります。
こげらさんのデンドロは開花時期には花の反対には葉が残っていませんか?
セッコク系より寒さに弱く早期に花芽を作り室内管理に移行する事で早春に開花しているのか,取り込むのが早くて早春に咲くのかはちょっと?です。1年はデーターをとり観察が必要だと思います。不用意に寒さに当てるのは危険を伴います...
こげら
2008/08/03(日) 20:06:08
[[解決]]
リトっぷさん、たびたびありがとうございます。
なんか…デンドロ、奥が深いですね(汗
放っておいても花が咲く植物と認識されがちですが、好きになってハマると中々手強いという感じです〜
うちのデンドロは開花時期にも葉が結構しっかり残っています。
>セッコク系より寒さに弱く早期に花芽を作り室内管理に移行する事で早春に開花しているのか,取り込むのが早くて早春に咲くのかはちょっと?です。
どうでしょう?前者のような気がします。
差し芽で増やした同じ品種が5鉢ありますので、この冬は室内に入れる時期を少しずらすなどして、いろいろ観察してみようと思います。(もちろん急な寒さには十分気をつけます)
夏の新芽のことでのご相談でしたが、品種による特性の違いなど、興味深いお話をうかがえて大変参考になりました。
ありがとうございました!
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