プランターの土について
由美ちゃん
【北海道】
2008/07/16(水) 11:01:59
プランターの土を捨てる場所がないので、昨年の土をビニール袋に
入れておきました、今年プランターに昨年の土と、新たに買ったガーデニングの土と有機肥料を混ぜて、苗を植えたのですが、見る見る枯れてしまいました。どうしてでしょう、毎年ガーデニングの土と言うのだけプランターに入れていますが、古い土のやり場がありません、どのようにしたら良いのでしょうか?超初心者なので教えてください
ぽー
【関東】
2008/07/16(水) 12:35:05
こんにちは。
古い土を新しい土に混ぜただけでは、由美ちゃんのようにうまく育たないことがあります。そこで、古土はある程度リサイクルしてから、新しい土と混ぜたほうがいいですよ。
リサイクルの目的は、大きく2つあります。
1)古土は、土の活力というかパワーというか、それが低下しています。「土が劣化している」とも言います。そこで活力を向上させ、「いい土」に戻してやる必要があります。
2)古土のなかには目に見えない害虫の卵や病原菌が残っていて、そのままでは病害虫の発生につながることがあります。そこで、なるべく消毒してから再利用します。
1)に冠して、では「いい土」とはどういう土なのか?
由美ちゃんは超初心者ということなので、そこを少しお勉強してもらったほうがいいかもしれないですね。
http://yasashi.info/index.html
この左下のところにある「基礎・基本から覚える」→「栽培の基礎」→「土のコツ」を読んでみてください。とくに「よい土の条件(1)(2)」、「土の再利用と活用」が参考になると思います。
(余談ですが「水について」「肥料について」も、初心者さんには役立つと思います)
この「土の再利用と活用」にあるように、
・ふるいにかけてゴミ(前に育てた植物の根など)を取り除き
・日光消毒や熱湯消毒をし
・新しい腐葉土を混ぜる(または市販のリサイクル剤を使う)
という作業で、古土も新しく生まれ変わります。
なお、ここではふれられていませんが、私は「みじんを抜く」という作業もします。
ふるいにかけるとき、目の細かいふるいを通すと、下に細かい細かい土が落ちます。これを「微塵(みじん)」と言いますが、これが多いとコンテナ栽培では土の水はけが悪くなり、都合が悪いことになります。
なので私は、消毒するヒマがないときでも、みじんだけは抜くようにしています。
園芸用ふるいは、たいてい目の粗いのと細かいのがセットで売られていますし、最近は100均でも売っているようなので、1つ揃えておくといいですね。
こうやってリサイクルしても、使いきれないほど古い土がたまってしまったら・・・お住まいの自治体に、捨て方を相談してみてください。
(スペースに余裕があれば、生ゴミ堆肥などを作る際に、みじんも利用できていちばんいいんですけどね)
参考過去ログ
http://botany.cool.ne.jp/wwwlng.cgi?print+200711/07110102.txt
http://botany.cool.ne.jp/wwwlng.cgi?print+200706/07060274.txt
http://botany.cool.ne.jp/wwwlngb.cgi?print+200704/07040159.txt
n'Guin
2008/07/16(水) 12:38:20
由美ちゃん 様
私もできるだけ土を捨てないようにしています。
土の再利用ということで、私のやり方を示します。
プランターの土を適当なビニールの上にあけ、おおざっぱに根を
取り除きます。 プランターの土の表面に、こけや雑草が生えている
場合には、ごく表面の土は、雑草の種がたくさん混じっているので、
捨てます。
次に、ふるいをかけます。 軽石など大きな粒がふるいの上に残り
ます。 これらの大きな粒は、プランターや鉢植えの底石として
再利用します。 このとき、ふるいの編み目に根がつくので、
それは捨てます。
今度は、一番小さな(狭い)ふるいをかけます。 ふるいを
かいくぐった細かな粒子は、捨てます。 ふるいを超えなかった
ものを再利用に回します。
再利用に回す土は、「古い土のリサイクル材(ホームセンターなど
で売っています)」を加えて処理して、赤玉土、腐葉土、元肥を
いれて、再利用しています。 再利用の土、赤玉土、腐葉土は、おおよそ等分で混ぜ合わせています。
「園芸 土 再利用」の項で検索エンジンにかけると、他のアイディアもたくさん出てくると思います。
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