バラの花首にできたうどんこ病

[園芸相談センター]の過去ログです

しゃなまま 【東北】 2008/06/07(土) 19:29:49
こんばんは、いつも参考にさせて頂いてます。
今日は、ばらの花首のところにできたうどんこ病の治し方を教えてほしいのです。
1本は地植えのブラッシュマルラン HT
2本目は鉢植えの緑光 F

どちらも3年めのものです。これまでも何度かうどんこになりましたが、
葉っぱの初期段階で治っていました。
今年は二週間ほど天気がぐずつき、雨も多かったので、そのせいかなと思うのですが。
蕾に薬をかけないほうがいいと聞いているので、こういう場合皆さんはどうしているのでしょうか?
お知恵を拝借したいと思うのでよろしくお願いします。

R・ひろき 【関東】 2008/06/08(日) 06:42:35
 こんにちは。
 手間をいとわないのでしたら、重曹を水に溶かし、やわらかいガーゼを浸して、それで花首を拭きます。
 重曹は500倍以上で。
 濃すぎると、うどんこは取れても黒い跡が残ります。
 房になったところは、ガーゼを房の間に通して、背中を洗うように。
 花首の弱い品種ではやりにくいですが、HTとフロリバンダなのでだいじょうぶかと思います。

しゃなまま 2008/06/08(日) 09:49:11
[[解決]]
R・ひろきさん、ありがとうございます。
大事なバラのためなら、手間など気にしません。早速買いに行こうと思います。
今日は天気も良くなり、ブラッシュマルランは病気になりながらも、見事な花を咲かせてくれました。綺麗な白バラです。緑光はひどくなったのは切ってしまいましたが、まだ無事な蕾は助けたいと思います。
ありがとうございました。

ばらファン 2008/06/08(日) 11:19:14
もう、解決ボタンが付いてしまっていますが、

イソジンうがい薬をつけるという方法もあります。これは、ベネッセから出版
されている ”バラの診察室” という本の150ページに出ている方法です。
3倍に薄めて指につけ、ちょっと押さえるだけです。この本は、趣味でバラを
無農薬で育てている方が書いた本です。注意として、うがい薬用と外傷用が
あるので、うがい薬用を使うということです。においがあるため、散布する
ような使い方は適当ではないとされています。

私は農薬派なのですが、今年は日照時間が少ないためか、予防農薬散布していて
も、うどんこ病が多発しています。葉にはなくても、花首にでてしまうケースも
少なくありません。こういう年はきついですね。

なお、重曹には、植物毒とされているナトリウムが入っているので、もし、大量に
撒くような使いかたをするのであれば、カリグリーンのようなナトリウムを除いて
カリウムにしたような薬が望ましいと思います。うどんこ病菌は、浸透圧の変化に
弱いので、様々な民間療法が開発されていますが、砂糖を使うのは問題なくても、
食塩を使うことが推奨されていないのは同じ理由によります。

しゃなまま 2008/06/08(日) 12:27:18
ばらファンさんありがとうございます。
解決ぼたんを押してから、もう少し待ってもいいかなと思ったのですが。
イソジン。良いことを知りました。植物毒ナトリウム。だめですか?
いろいろ勉強することがあるんですね?バラって本当に奥が深い。
バラの診察室、書店で目にしてたのですが、買ってみようかな。
皆さんも今年は病気や虫に悩まされているようです。
私の友人も先ほど連絡があり、一週間の出張で庭の世話は婿さんに頼んで帰ってきたら、うどんこだらけで悲鳴を上げてるそうです。
友人にも教えてあげることにします。
他にもいい手があるという方は書き込みお願いします。

薔薇と鳥 2008/06/08(日) 14:42:04
我流ですが、アロエを指先につけて軽くこすって(塗って)います。

『バラ うどん粉病」で検索すれば、重曹、イソジン、砂糖、以外にも酢、木酢、アルコール、傷薬、ウエットティッシュ(除菌用品)、米ぬか、乳酸菌、ヨーグルト、など様々な方法が見つかると思います。皆さん、いろいろ試されていますよ。

n'Guin 2008/06/08(日) 21:16:35
しゃなままさん

私なら、カリグリーンを使います。
重曹の進化形です。

(根拠の例)
http://www.riken.jp/r-world/info/release/news/2006/apr/index.html

「安全な農薬で食糧問題に貢献する」の項をごらんください。
重曹より、植物によいことがよくわかると思います。

R・ひろき 【関東】 2008/06/08(日) 21:40:06
 こんにちは。

 重曹は濃く使うと薬害が出ます。
 そのため、濃度についての注意を入れています。


 ところで、「農薬」は、その箱に書いたやり方でお勧めしなければなりません。箱に書いてある用法以外ではお勧めできません。
 このような「掲示板」では、私はそのようにしております。


 重曹の場合、「特定防除資材」に指定されているので、今回のように散布したくない、「塗布」でどうか……などの場合であっても、「防除用に」お勧めすることができます。

 というわけで、塗布をお勧めしたかったので、農薬ではなく、特定防除資材の重曹のほうを濃度注意つきでお勧めしました。

 という経過ですから、たとえば、「重曹が良くない資材(毒)なのに勧めた」というわけではありません。(話の流れでそのようにされてしまっているようですが)

 そもそもよくない資材であれば、「農林水産省が」特定防除資材に指定するはずはなく、カリグリーンのほうであっても、濃度が濃ければ薬害が出るのは同じことです。
 ばらファンさん、カリグリーンだからといって、「大量に撒く」ような使い方はいけません……。

 個人的には、「散布のケース」では、重曹の農薬版(ハーモメイト)より、カリグリーンのほうを好んで使っています。肥料にもなりますので。それと、公開の掲示板で、塗布用にお勧め「できる」かどうかはまた「別問題」とお考えください。


 ところで、このような公開の掲示板で、いろいろ各所に気を使って書き込みするのは大変に疲れますので、またしばらくお休みすることにいたします。では、また後ほど。

ばらファン 2008/06/09(月) 08:31:40
イソジンうがい薬を使う方法ですが、自分で実際に使った経験では、
おおむね一度使っただけで効いてしまいます。

この方法を開発した、本の著者によると、葉にダメージを与える
可能性があるので、何度も使用するのは控えたほうが良いと記載
しています。カリグリーンと同じで(作用機序は違いますが)、
耐性がつくことはありません。また、同様に予防には使えません。

カリグリーンと比べていいなと思うのは、一度に大量に作る必要
がないことと、展着剤の必要がないことです。バラによっては、
カリグリーンに展着剤を使っても、かなり液体をはじいてしまう
ことがありますが、イソジンはしっかりのってくれます。あまり
量をのせるような使い方をすると、色(茶色)が残ってしまうこと
があるので、注意したほうがいいです。でも、色が残るだけで、
それ以上のトラブルが生じるわけではないみたいです。

しゃなまま 2008/06/10(火) 11:16:47
皆さん、いろいろな方法ありがとうございます。イソジンと重曹、それぞれ試してみました。
重曹は少し、液が濃かったのか、うどんこのせいなのか少し茶色になりましたが、無事にうどんこは消え、蕾は色づいて咲きそうです。
イソジンはあっという間にうどんこが消えました。すごい効き目。こちらはもう少し状態を観察しようと思います。
結果報告とします。
皆さん本当にありがとうございました。


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