アンジェラ( ツルバラ)の仕立て方

[園芸相談センター]の過去ログです

ミュー 【関東】 2008/05/21(水) 10:22:40
バラ園で以前からあこがれていたアンジェラ( 1.2m)とカクテル( 60cm)を購入しました。
アンジェらは一本の接木苗のようですが上のほうのみに花が7個ほどきれいに咲いています。
今後トレリスかアーチに仕立てていく場合、どのように育てていったらよいでしょうか?
花後に5枚葉の上で剪定する方法が良いのでしょうか?
それとももっと下のほうから剪定して枝数を増やしたほうが 格好よくなるものでしょうか?
ミニバラは何種類か育てていますが、今後はバラも増やしていけたらと思います。
現在10号のバラ用の鉢に鉢底石とバラ用の土を入れて根を崩さずに植え込んであります。
よろしくお願いいたします。

ミュー 【関東】 2008/05/21(水) 10:24:55
間違って2回送信してしまいましたのでお手数ですが削除いただけますか?

ミュー 【関東】 2008/05/21(水) 12:36:09
申し訳ございませんが、もう一つのほうが削除されていますのでこの投稿は有効です。よろしくお願いいたします。

TAR 【四国】 [URL:http://home.e-catv.ne.jp/tar/] 2008/05/22(木) 00:26:33
一本の接ぎ木、とは新苗でしょうか。
ステムの剪定のように5枚葉2つ残しの剪定がおすすめです。
長く残しても上からせいぜい2〜3の芽しか動きません。
おもいきって下から5〜10cm残して切るとさらに下からベイサルシュートも出やすくなります。ベイサルシュート2本、5枚葉から2本、を最低限期待すると秋には形よくなります。
アンジェラは樹勢強く地植えならとてもアーチには収まり切りません。
3年後には4m×4m。花数500〜。くらいが自然な誘因姿。
強剪定でも咲くといわれますのでずっと鉢でも可能かもしれmせん。
バラは難しいと敬遠されがちですが、品種選びが重要かと思います。
誘因する場所、ボリュームを考え適正な品種選びができれば半分終わったようなもの。ミニバラ枯らさない管理できるなら品種選びがちゃんとできればあとは楽かと思います。カクテルはシュラブで剪定で調整すればトレリス、アーチに収めることも可能です。枝もアンジェラのようにたくましくはならず誘因は楽です。ずっと鉢栽培ならどちらも将来13号鉢まであげれば2mアーチ、180×180トレリスにあうボリュームになると思います。

R・ひろき 【関東】 2008/05/22(木) 03:44:06
 こんにちは。

 おそらく新苗を買われたのではないかと思います。
 アンジェラのほうは少し大きいので、大苗かなという気もします。
 ツギメを見てみてください。
 まだツギメががっちりとくっついていなくて、台木と穂木がいかにも接ぎましたというふうになっていて、テープがしっかりまいてありましたら、新苗だと思います。
 台木と穂木が癒合したようになっていましたら、大苗だと思います。

 大苗の場合は、花を咲かせても、株に貯金がありますので、とくに問題はないと思います。
 すでに房になって咲いているとのこと、上から順に芽を観察していって、髭のようになっていない普通の芽のところまで切り戻します。髭のような芽の上で切っても、ちゃんと伸び出してきません。

 新苗の場合は、花を株につけたまま完全に開花させますと、これから伸び出すための貯金まで花に使ってしまいます。連続開花させて秋を迎えると、うまく育たないこともあります。
 できれば蕾のときに摘むか、花をみたときはなるべく早めに切ります。

 このとき、標準的な方法は、なるべく葉を温存して切るということです。
 新苗は葉数が少なく、万一黒点病などが出てむしる必要が出てきた場合に、下のほうまで切り戻していると葉が無くなり、ダメージが大きくなることがあります。(カクテルなどは黒点病が出やすいこともあります。)

 切り詰めないとシュートが出ないということも無く、要はちゃんと世話してこれから夏にかけて貯金してやればシュートは出てくるものです。逆に切りつめても、株に力がなければそのままの状態で一か月くらいだんまりになります。その間に病気が出れば、残った葉も失い、ダメージは秋まで響きます。

 どうしても新苗を2〜3葉の位置で切りたい人は切ってかまわないと思いますが、それはあくまで応用、ある程度ベテランになってからやられたほうがリスクが少なくてすみます。
 新苗は仕立てるものではなく、育てるもの、まず苗に力をつけさせてください。
 (例外的に、2年くらい育てた非常に強い野ばらに接いだ新苗などならば、それはある程度の無理はきくと思います。でも最近の新苗、楊枝のような台木に器用に接いだものもありますので、切り詰めたほうが良いとはいえません。)


 10号は最初としては少し大きめなので、過湿にならないように水やりに気をつけ、なるべく根を張らせて育て上げるようにし、シュートが出たら大事に支柱で立てておいてください。
 冬になりましたらそのシュートをななめ横に誘引します。
 翌年、世話していくと花のあとからシュートが出てくると思います。それを立てておいてまた冬に誘引します。古い枝は3年くらいで根もとから切り、新しい枝を残すようにすると花つきが良くなります。

 このへんは、インターネットで聞くよりも、よく売れている栽培本などで、月ごとに作業が出ているものを購入して一冊ながめてみることをお勧めします。
 NHK出版から出ている「つるばら」、村田さんの本などが良いと思います。このかたの本をいくつか探してみると、バラの品種ごとに特徴を書いたものもあり、参考にできると思います。

ミュー 2008/05/23(金) 10:27:17
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皆様ありがとうございます。
早速本を購入して研究したいと思います。
ただこちらでは本には無いような細かいことも質問にお答えいただけるので大変ありがたいと思っております。


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