ブンタンの剪定時期について
mio
【東北】
2006/09/13(水) 21:46:54
実生から育てて、7年目のブンタンについてお尋ねいたします。二年ごとに植え替えをして、現在丈は230センチメートル。直径36cmの鉢に植えて、ベランダに置いています。
お聞きしたいのは剪定の時期と丈詰めについてです。
いろいろ調べると、3月新芽の出る前が適期とあります。しかし育てているのは東北で、雪も多いので、11月下旬にはマンションの室内に入れます。窓越しの日光とエアコンのせいで、1月中旬には、新芽がどんどんでてきてしまうので、剪定していいのかどうか毎年迷い、結局は三月には切らないで、年4回くらい風通しをよくするために適当に剪定しているといった状況です。
今年の秋は、特に丈が伸びたため、丈も半分くらいまで詰めたいと思っています。剪定の時期をお教え願います。
たちつ
【近畿】
2006/09/14(木) 00:21:22
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果実の剪定
基本的に、果樹は、地植え栽培で、高品質の果実を沢山収穫する。
高齢化で、農作業の負担を少なくする。草丈を高くせずに横に広げる。
この2点が主な課題です。
又、柑橘系の花実は、当年枝と前年枝に咲きます。
したがって、前年枝を残しつつ、当年枝を育てるような剪定方法をとることになります。更に、果実と葉数の調和・摘果や種類により摘花蕾などもします。
大幅に切り戻すことは、想定していません。
したがって、徒長枝の切り詰め除去や枝透かし剪定の方法に説明の重点が置かれています。
成樹を大幅に切り戻すことはせずに、苗木の育つ段階(将来の姿を想定して、主幹や副幹・枝の誘導)から、徐々に仕立てていきます。
剪定時期は、季節ごとにコチョコチョ剪定(採光と風通しや病害虫の防除)と春先の全景剪定(徒長枝・枝透かし剪定)に分かれます。
ということで、
花実さえ気にしなければ、いつでも良いのでは。
ただ、切り口の直近に、枝葉をつけておかないと、血の巡りが悪くなりますから、其の枝は枯れ易い。又春先なら、根も新芽も活気づいていますから、樹の負担が軽く、回復も早い。一段落した時期なら、切り口に、癒合剤を塗っておかないと、切り口の乾燥で、枝枯れや腐食する場合もある。
成樹を大幅に斬ったり、植え替えると、2-3年は、自然落果し易くなりやすいものです。歩留まりが低い。ある程度貧果に成れば老木として、伐採して、新たに苗木を植えつけるものです。
と考えます。
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mio
2006/09/14(木) 11:15:34
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たちつ様
丁寧なご回答感謝申し上げます。剪定の仕方と時期についてよくわかりました。
実生で鉢植えなので、花実はまったく期待しておりません。これからもただ常緑樹として、ベランダで、あまり大きくしないで、楽しみながら育てていこうと思っています。ありがとうございます。
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