植えたばかりの出生記念樹(サルスベリ)が枯れそうです。助けてください!
はる
【関東】
2006/05/30(火) 17:27:32
出生記念にサルスベリの苗木を貰い、庭に植えたのですが、
植えた翌日に葉っぱが枯れかかってしまいました。
庭に植える際に、苗木に付いている土くらいの小さな穴を掘り、
植えたのですが、その植え方が悪かったのでしょうか。。。
一度掘り起こして、肥料を入れてみたのですが、
このままで大丈夫か心配です。
水のやり方や、肥料の与え方、何でもいいですので、アドバイスをお願いします。
たちつ
【近畿】
2006/05/30(火) 18:07:11
穴が小さいのも問題ですが、肥料はまずいですね。生まれたての赤ちゃんに、高級和牛(化成肥料)を食べさせるようなもの。やはり母乳(腐葉土と水)ですね。
原因は、昨今は日当たりが良いので、脱水症状。
植え付け方。
植え付けるときに、株をバケツにつけておく。(掘る間)
穴は大きく広く掘って、土をやわらかく解す。
掘りあげた土に腐葉土を3-4割り混ぜる。
(掘るときに土の乾燥湿り加減を良く観察する。表土・中層・下層)
穴に水をはり、水の浸透具合を観察する。いつまでも水が溜まっている様ならばもっと掘って土を解すなり、砂や腐葉土を混ぜる。
土を埋め戻し、苗を置いて高さ調節をする。(2割ほど高くなるように調節する。地盤沈下の為)
更に、苗木の周りを埋めつける。仕上がりは凸状に山高になる。地盤沈下と雨水の排水の為。
凹状の堤防を作って、水を入れ、棒でツッイテ根と土の隙間を埋める。
強風で倒れないように支柱を立てる。もう一度水を入れてお仕舞い。
残った腐葉土を表土に敷き詰めてマルチングすれば、土の流失や、寒暖乾燥を防げる。
十分に潅水したので当分は潅水の必要が無い。したければ、葉に水をかけて湿らせばよい。但し余り葉水をかけるとウドンコ病になる。特にサルスベリには多い。
どうせ萎れているのですから、もう一度植え替えた方が、将来のためには良い。作業中には、バケツに根を沈めて日陰においておく。
多分、丈夫な木なので、萎れているだけで、そのうちにはシャキっとしてきますよ。若葉は黒くチリチリなるかも知れませんが。
心配なら、茎葉を半分に切ればよい。切り屑を、深く挿し木しておけば良い。できれば、緑赤軸より、硬い部分の方が良い。
どちらでも、お好みの様に。(植え替える・刈り込む・そのまま様子を見る)
花は、今年に延びた新芽が充実した枝先に咲く。従って、落葉後には残したい枝(将来の骨組み)は別にして、丸坊主に剪定することになる。
いつでも・何処でも・挿し木すれば根付く。挿し穂は10-15cmの長さが有ればよい。
茎の直径が3-4cmの太い挿し穂の場合には、真冬の方が良い。土は凍結させないこと。斜めに(30度)に寝かして、砂と鹿沼土の半々混合土に挿す。長さは30-50cm。そのまま日陰で、一回花を咲かす。切り口は楔形に奇麗に削り水に一時間程度水に沈める。これで殆ど根が出る。(経験上は出た。)
はる
【関東】
2006/05/31(水) 23:29:48
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たちつ様
丁寧なアドバイス、ありがとうございました。
たちつさんの教えてくださった植え方で、
もう一度植え替えてみようと思います。
本当にありがとうございました。
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