バラの薬剤の事で…
るな
【近畿】
2005/06/17(金) 11:04:31
こんにちは、最近つるバラに興味を持ち育てています。
本、過去ログ等を見て色々勉強しているのですが、
消毒にはダニコールと言うのをよくかけますが、今使っているスプレー式のベニカXとかではあまり効果はないのでしょうか?耐性の事も考えてサンヨールのスプレー式と交互に使っています。(と言ってもまだ数回しか散布していません。以前から育てているミニバラに使っていた物です)今つるバラ3鉢とミニバラ2鉢です。つるバラは本当に最近新苗を購入したので、まだそんなに大きくはなっていないのですが…それでも、記載の使用回数を見れば継続的に使うと効果がなくなってくるようですが?ダニコールの場合は耐性がつきにくいのでしょうか?出切れば、ある物から使って行きたいので、効果等に問題がないのであれば、この二つがなくなった後で切替えていきたいと考えています。
犬塚信乃
2005/06/17(金) 12:42:34
るなさん、始めまして。
るなさんのような投稿を読むと嬉しくなります。
ダコニールは殆んどの糸状菌(カビ)に対して予防的に優れた効果のある農薬です。
耐性菌は出にくいですが、、高温期に薬害が出ますので、真夏はやめておきましょう。
サンヨールは有機銅剤といって、これまたカビの病気の予防効果がありますが
ダコニールには及びません。
でも、細菌による病気(軟腐病など)にも効果があり(ダコニールにはない)
アブラムシの殺虫効果やナメクジの忌避効果もあります。
随分と昔からある農薬ですが、耐性菌は出ていません。
この二つにマンネブダイセンをプラスしてローテーションすれば完璧です。
ベニカXに含まれているミクロブタニル(ラリー)はEBI剤という分類の農薬で
サビ病やウドンコ病に卓効があり、残効性、浸透性も優れているので治療的に
使うと素晴らしいのですが、如何せん耐性菌が発現しつつあり、お手軽に
スプレーしているといつか効かなくなる日の来るのは明らかです。
Iwasaki
【近畿】
2005/06/17(金) 12:54:43
もしかしてダニコールでは無くて ダコニールでは無いでしょうか?
消毒薬や殺虫剤などは 同じ物を使い続けると 耐性が出来てしまい効果が薄れてしまいます。又購入してから時間がたつとこれも効果が薄れ効き難くなります。希釈式の場合希釈してすぐにつかわなくて置いておくと変質してしまい
効果がなくなる場合もあります。どの様な 農薬でも仕様方法を 守らないといけませんし 回数を続ければ効き目は落ちてきます。ようは 一年おき位に薬の種類を変えて使用する事を お勧めします。
るな
【近畿】
2005/06/17(金) 16:25:22
[[解決]]
犬塚さん、Iwasakiさん、はじめまして
早々に返信して頂きありがとうございました。
失礼しました。間違いです。ダニコールだと思い込んでいました。お恥ずかしい(>_<)
そうですね、使用方法を守って使う事も大切な事ですね。それと、農薬の成分の事まで、あまり考えた事がなかったので、とても興味深く読ませて頂きました。ダコニールやサンヨールは耐性が現れにくいというのが魅力ですね。ベニカXは治療薬として使うことにして、予防薬として犬塚さんお勧めのマンネブタイセンを加えてローテーションして予防に努めたいと思います。これで完璧ですね(^.^) なんか、とても安心しました。
まだまだ未熟な初心者ですので、これからも質問する事があると思いますが、犬塚さん、Iwasakiさんその時はご指導の程宜しくお願いします。
園芸相談掲示板@園芸相談センター