根っこだけのアラビアンジャスミン

[園芸相談センター]の過去ログです

みみこ 【東海】 2005/06/15(水) 17:49:13
昨年アラビアンジャスミンの挿し木をさしてみました。ところが根が張らず失敗。別に水につけておいた葉っぱ(2枚)から根が出てきたので土に植えてみました。こちらは越冬しましたが、一つはGW頃に葉っぱが取れてしまい、今は緑の根っこがあるだけです。最近になりもう一つも葉っぱがグラグラしてきました。このような状態から茎が伸びてくることは無いんでしょうか?土は、挿し木用の土です。日当たりと風通しはよく、水遣りは土が乾いてからあげています。

いろは 2005/06/16(木) 00:02:26
水差しで発根した根は土中で成長した根と異なる場合が多く
土に変えた時にそのまま成長する事はあまりありません。
土用の根を成長させなければいけないので、まず葉は落ちてしまうでしょう。
うまく行けば新たに発根し、新芽が出てくるでしょう。
まずは根が成長するのを待つしかないでしょう。

みみこ 2005/06/16(木) 01:50:56
いろはさま、ありがとうございます。これから根っこを元気にする為に何か肥料等したほうがいいのでしょうか?どうやって根を育てるのか教えて下さい。お願いします。

たちつ 【近畿】 2005/06/16(木) 03:15:26
http://www.yonemura.co.jp/zukan/zukan-f/naiyou/maturika0.htm
水挿し発根した場合の根は、表皮が薄いので、土に植えたときに、脱水乾燥する場合が多い。(枯れ易い・葉落ち・新芽枯れ)
根を十分生やすか(大抵は、水虫・窒息壊死で、根が褐色して腐る) 叉は、根らしきものが確認すれば、無肥・無菌・通気や排水の良い挿し木土に差し替える。と都合が良い。
挿し木土は軽く、肥料が無い・有用元素の種類が少ないので、適当な土(赤玉7・腐葉土3 が万能。)に植え替えて、毎年叉は隔年の春か秋に植え替えると都合が良い。(鉢植えの場合)  地植えの場合には、冬に、株周りの土を軽く解したり、腐葉土か堆肥を鋤き込む。
その他花がら摘み(黴や病気を防ぐ、美観の為、種を付けさせない、樹を衰弱させない。) 剪定(美観、樹を若返らす、生長旺盛、花芽を付ける。) 根切り(根を元気にし、細かく網目状にする。) 観察(事故=病害虫の防除・衰弱生育状況調査、早期発見早期対処) 適宜保水・保肥量(いづれも控えめ。潅水はメリハリを付けて、潅水するなら、時間をかけて、鉢底からドボドボ流れるくらいに沢山=撥水防止と隅々まで水を行き渡らせる。施肥は生育状況を診ながら、少ない目に回数多く=根焼けを防ぐ為。チッソ控えめに=枯れ易い為 有機リンカリは効き目が遅く、効果が長い、事故が少ない。化成肥料は即効性あるものの、量に注意。目的に応じて使い分け。)

根っこを丈夫にする為の肥料は、土作りが一番。(通気・排水・保湿・保肥・根が生長するために、隙間や適度に重く軟らかい事。) 肥料は無くても、土が新鮮なら育ちますが、用土が硬く締まったり、疲労していれば、健康に育たない。 肥料は大型のペレット粒を2-3個置いておけば良いかも、3ケ月毎に交換。元肥(植え付け時に混ぜ込む。)ハイポネックス粒が有名。
枯らす原因の多くは、潅水過多と多肥の施用。 と考えます。

有機肥料は、自然色が出やすいですが、害虫(蛆・コバエが湧き易い)
狭ベランダや室内向きには、液肥か化成肥料がお勧め。 部屋に持ち込む場合には、前もって、ナメクジ・殺虫処理の施用がお勧め。


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