古い薬の有効期限について
チューリップ
2004/04/26(月) 22:33:13
ケルセンとアクテリックの薬剤が使い切らずに有効期限をとっくに過ぎてしまいました。薬剤の有効期限を過ぎると効果というのは、なくなるものでしょうか?
VITA
[URL:http://vita.easter.ne.jp/]
2004/04/26(月) 22:56:50
期限が決められていると言うことは、変質する可能性があるのだと思います。
あまり古いものは処分したほうが宜しいかと・・・
あと、ケルセンは登録が切れて在庫の回収をしていますよ〜。
http://www.aff.pref.fukushima.jp/kitakata/gijyutu-jyoho/nouyakujouhou.htm
たちつ
2004/04/27(火) 11:37:27
期限切れや保管管理状態を注意し、開封早期使いきりが薬効を最大に能力発揮します。新鮮こそ大切。変質農薬は薬害・事故の元。 期限切れの目薬や胃薬・風邪薬を貴方は、使いますか。
期限切れの加工品を食べますか・・・・・と同じ考え。
私なら、品質を診て、期限の有無に関わらず使用したり、廃棄処理します。処分は水溜のボウフラ防止に転用。農薬の廃棄処分は灯油の持ち越し処分と同じに難しい。
ABC
2004/04/27(火) 11:53:03
飛び込みで相談させて下さい。期限切れの農薬は空地や庭に廃棄した場合、短期間で無害化されるものですか。我家にも十数年前のものですが殺虫剤等を主に各種使い残し農薬が残っていて処分を考えていました。
VITA
[URL:http://vita.easter.ne.jp/]
2004/04/27(火) 13:06:24
>庭に廃棄した場合、短期間で無害化されるものですか
希釈液なら土に流していいそうですが、原液は地下水を汚染するので
JAや無ければ区役所かな?保健所かな?に相談したほうが良いそうですよ。
pinetree
2004/04/27(火) 20:02:45
エンドユーザーとしての個人的見解ですが
有効期限は,薬剤が充分な効果を発揮できる期間という解釈で良いかと思います。
多くの農薬の有効成分は,時間とともに分解し,未使用の薬剤でも,光,湿気,高温などで効力が低下します。開封してあったり,日なたに出せば,その速度も早まるでしょう。
有効期限に関係なく,吸湿したりして変質した(化学的に別物になった)場合は,薬害を生じる可能性が高くなり,使うべきではありません。有効期限切れでも,外見上の異常が無い場合は,実際上は,試験散布をしてから使うという方法しかないでしょう。
農薬は,一般的には有効期限までに使用するように指導がなされています。農林水産省令によっては「有効期限を過ぎて農薬を使用しないよう努力しなければならない」とされ,法的には「努力すべきこと」のようです。従って,散布しても罰を受けることではないようです。
ただし,本来の目的から外れ「水溜のボウフラ防止に転用」するなどは,明らかに農薬取締法違反です。絶対におやめ下さい。
VITAさんがお書きの「希釈液なら土に流していいそうですが」については,法的な善し悪しは解りませんが,基本的に流すべきではなく,あくまでも散布ムラの調整に使うなど,散布で使い切ってしまうのが基本と思います。
特に,ハダニの防除では,単に薬液が付着すればよいと言うものでは無く,物理的に流した方が防除効果は高まります。ただし,農薬の使用量を増やせ,と言う意味ではありませんのでご理解下さい。
期限切れ農薬の処分ですが,土中に埋めるなどの処分方法は,現行法では「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」に触れる可能性があると思います。
有効期限切れを生じさせたのは使用者の責任でしょうから,販売店やメーカーは引き取りはしないと思います。ただ,ケルセンに関しては,VITAさんがお書きのように,メーカーが回収をしていますので,もしかしたら,有効期限切れでも,処分を代行してくれる可能性はあります。期待はあまり持たずに,JAや販売店に相談されたら良いかも知れません。
農薬の処分は,基本的には廃棄物処理業者に委託すべきです。
脅かすわけではありませんが,金額は決して安くはありません。特に,ラベルが剥がれるなど,中身が解らなくなっていると驚くほど高くなります。ただ,それは,使う人の責任とモラルの問題でもあります。
まず,市町村役場の農林課など関係課に相談して下さい。期限切れ農薬などの処分を予算化している場合もあります。処理業者もそこで解ると思いますが,クリーニング廃液などの処理もしているようですので,クリーニング屋さんで解るかも知れません。
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