土の再生と連作障害

[園芸相談センター]の過去ログです

ロック 2004/02/21(土) 02:28:03
園芸初心者ですが、環境や捨て場所のことを考え、土はなるべく再利用したいと考えています。各種HPやこちらの過去ログを読み、方法は判ったつもりなのですが、連作障害について心配になりました。別々の球根を植えた数個の鉢の土をまとめて再生し、それに昨年植えた球根と同種の物を植えることは可能でしょうか?4,5種類分混じっていれば大丈夫かなと思う一方で、秋植え球根同士などは避けた方が良いのかなとも思うのですが、いかがなものでしょうか。

mutin 2004/02/21(土) 08:52:03
 連作障害の多くは、病害虫の発生、前作で発生した有害物質の残留、肥料の特定成分の枯渇です。
 病害虫の発生については、土壌消毒の徹底、コンパニオンプランツの併用が考えられます。肥料の枯渇については、腐葉土、堆肥など有機成分を補うのが、効果的です。
 有害物質の分解、希釈は上記の対策で多少行われると思うのですが、ベランダ園芸ではこれ以上のことは難しいと思います。畑などでは、川の水をひいてきて、洗い流して微量成分も補うということを行っている農家もあります。

Sunny 2004/02/21(土) 09:12:44
連作障害の回避としては野菜では輪作する、接木を行うなどの方法があります。
簡単な方法としては土をビニル袋などにいれて太陽熱消毒をするといいと思います。
あとはmutinさんのおっしゃるように腐葉土などを入れて植え付ければ大丈夫かと思います。

ふにゃ 2004/02/21(土) 09:15:59
チューリップにおける我が家の例をいいますと、
僕はチューリップを毎年大量に育てており、
屋上で毎年、同じ土を使って栽培しています。
土の再生をくり返して2年くらいすると、葉腐病が出始め、
去年の春は再生土からはほぼ100%の確立で
その病気が出ました。葉腐れに効く薬を土に混ぜたので
今年はあまり症状が出ていないようですが、
今年も引き続き、その薬を混ぜてみるつもりです。
「チューリップは連作しないほうがよく育つ」という
記述もたまにありますが、植物をずっと
育てていると、病気は必ず発生するものです。
それに対応できる薬があり、予防、治療に努め、
病気を毎年繰り返さないようにできるのだったら、
連作もできると僕は思います。
わかり難い&えらそうにすいません。
ご参考までに・・。

たちつ 2004/02/21(土) 10:35:56
総ての植物は連作障害がある。ただ 連作障害に強いか・弱いかの違いだけです。
理由
1,其の固体植物自身が排泄物(体毒)を出す。例 雑草のセイタカアワダチソウは自分の縄張りを確保する為に除草剤を撒く。しかしあまり密生し過ぎると、其の濃度が高くなって自滅する。
2,散らばっていた、付着してきた、細菌やウイルスがが多量に繁殖して、土壌に高濃度で残る。
3,細菌と同様に固体植物の害虫の卵が土の中に残る。
4,未分解の肥料分(問題に良くなるのは窒素肥料・残留農薬)が残る。
5,土の団塊粒子が潰れて、微塵粉土が多くなる。(排水・通気障害)
等を注意すれば良いか。
私も土や鉢に手間は掛けても、お金を使う事は大嫌いです。同じお金を掛けるなら、苗や球根を買いたい。又土の処分に困る。
対策
乾かす・日光消毒・太陽熱消毒・寒風に晒す・雨に晒す・古い根等ゴミを取り除く・篩い網で分別する・表土2cmを取り除く(注意1)・殺菌剤等を霧吹きする・電子レンジや焚き火のなかで焼く。植え場所や土を交代して使う。3-5年間隔・・・・・

注意1, 雑草の種が多く含まれている。反面ビオラ・桜草などの毀れ種も落ちているので捨てずに、隅っこへ薄く撒いておく。

少し手間を掛ければ有用な資源として利用できる。微塵粉は籾殻等を混ぜて、種撒きに使う。底石は水洗い・熱湯消毒する。
腐葉土・苦土石灰・配合肥料等を混ぜて、排水・通気・酸度調整・栄養補給・土の軟硬調節をすれば良い。それも栽培園芸の楽しみの一つです。

ロック 2004/02/21(土) 15:32:15
[[解決]]
ありがとうございます。今植えてある秋植え球根を掘りあげたら、挑戦してみようと思います。ただ、ちょっと怖いので、新しい土混ぜ、残りは来年の春に回すかもしれません。


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