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【真夏の培養土再生について】

たぬちゃん 2024/07/07(日) 06:29:34
毎日めちゃくちゃ暑いので(35℃越え)、この暑さを利用してスーパーで10ℓ198円の安い培養土を再生したいと思い立ちました。
水はけも悪く(表面はすぐ乾くのに土の内部が何日もジメっとしている)、栽培中に虫もわきだしたような土なので、そのまま廃棄しようかと思ったんですが、せっかくなので土の勉強もかねてダメ元の実験感覚で再生してみようと思いました。

今準備しているものは、
・赤玉土(小粒)
・苦土石灰(再生土30ℓにつき60g混ぜ込み済み)
です。

昨日の朝、コンテナから出して、残った根を取り除き、園芸用ビニールシートに広げて日光に当てました。
今日も引き続きシートに広げて日光に当てて干していこうと思っています。

この培養土で春先に春菊を育ててみましたが生育が悪く、根もほとんど張っていませんでしたが、リボベジ栽培のネギはとてもよく育っています。(3月に植えたリボベジ葱がいまだに収穫できています。)
これは、そもそもこの土が酸性よりだったということでしょうか?

狭いベランダでのコンテナ栽培ですが、9月になったら、二十日大根→小松菜→春菊という流れで栽培していきたいと計画しています。
・苦土石灰は、袋に書いてあった説明通りの量を混ぜましたが、さらに緩効性の酸性化防止肥料として有機石灰を混ぜてみるのはありですか?
・どのくらいの㏗にととのえるといいでしょうか?
・ふかふかした水はけのよい高級培養土のような状態が理想なんですが、赤玉土と苦土石灰以外で混ぜたほうがいいものはありますか?
・土の消毒方法は、ビニールシートに広げて直射日光に当てる方法と水で湿らせてからビニール袋に入れて直射日光に当てる方法、どちらがいいですか?(梅雨明けからも日光に当てる消毒を継続しようと思っています。)

よろしくお願いします。

たぬちゃん 2024/07/07(日) 19:21:37
今日も一日、天日干ししました。
今朝相談で一部文字化けしてたので改めて書きます。
・苦土石灰(再生土30ℓにつき60g混ぜ込み済み)
⇒・苦土石灰(再生土30リットルにつき60g混ぜ込み済み)
・どのくらいの㏗にととのえるといいでしょうか?
⇒どのくらいのペーハーに整えるといいでしょうか?

また、「赤玉土と苦土石灰以外で混ぜたほうがいいものはありますか?」と質問しましたが、以前「米ぬか等を入れる」とアドバイスをいただいたことをおもいだしました。
ちょうどぬか床追加用の米ぬか(食塩なし)があるので、これを使ってみようと思います。
今日一日干して、再生土はだいぶ乾燥しました。
虫もいなくなりました。
秋までまだひと月以上あるし、次に雨が降るまでは天日干しして、そのあと米ぬかと水を加えて袋に入れて3週間〜1カ月ぐらい日向に置いてみようと思うんですが、どうでしょうか?

再生土は、見た目真っ黒で腐葉土(木片や木の皮)がそのまま残っていたり、黒い2pぐらいの黒い塊が残っています。
他の培養土と比べても赤玉土はほとんど入っていません。
この暑さの中、直射日光に干したのに完全に水分が抜けきらないことから、よく言えば保水力はあると思うんですが、水はけはかなり悪いと思います。
水はけをよくするには赤玉土と他に加えたほうがいいものはありますか?

quisuke 2024/07/09(火) 18:36:04
作物を育てる土を土壌と言います。成分は砂、粘土、有機物と微生物です。
植物は不要物を根や葉などから廃棄しながら生きています。動物と同じです。
その廃棄物が土に残ります。これが、植物の生育を妨害する物質であることもあります。
 妨害物質に感受性のない植物もありますが、これを消去するのは微生物です。
微生物の栄養である有機物を加えて培養することで多くは消去できます。
他に、水を流すなどもありますが、妨害物質が水に溶けにくい高分子では流れませんし手間もかかるのでお勧めしません。ただ、水田ではこの効果が期待されます。
 更に、作物に特有の病原菌が土壌中に増えます。これを殺菌しなければなりません。
 私は、先ず微生物に有害物質の分解をお願いして(少なくも1年かかります)、それから「ご苦労さん」とはいいませんが、加熱して殺菌します。
これが私の実施している土壌の再生法です。
 今回、殺菌しないでミニトマトを始めて3鉢で育ててみましたが、主に菊の残土でしたが、青枯病にやられました。手抜きはいけませんね。

たぬちゃん 2024/07/12(金) 19:12:40
ありがとうございます。
再生土は丸3日ほど天日干ししてじっくりと乾かし、今は完全に乾燥した状態です。
虫もいなくなりましたが、卵は土中に残っているかもしれません。
(本当はもっと天日干ししたかったのですが、梅雨が再開したので今中断しています。)
私も自分でネットで調べてみたんですが、ある動画で米ぬかを再生土に入れてたっぷりと水を含ませてからビニールをかけ、真夏(35℃)の直射日光に当てて土壌再生を行っている動画を見つけました。
米ぬかの発酵の温度と直射日光で深さ15cmぐらいまでの土が65℃まで上昇してました。
次の段階として、この方法を試してみようと思っていました。
微生物による分解のお話、とても参考になりました。
件の再生土には、木の皮のような腐葉土のような小枝が多少そのままの形で残っています。
おそらく微生物による分解が不十分なまま培養土として発売されたのかなと推測しています。
先ほどの動画では、米ぬかと日光による高温消毒を同時に行っていましたが、quisukeさんのお話を聞いて、まず米ぬかを混ぜて発酵させ、梅雨が明けたらもう一度水分を加えて直射日光に干してみようと思います。
そして、それらすべてが終わったら、熱湯消毒もしてみようと思います。
秋になったら、はつか大根等を種から植えて、再生がうまくいったかどうか様子を見てみようと思います。
手を尽くしてみて、もしだめなら、もう再生はあきらめて毎年新しい培養土を買うことにしようと思います。

quisuke 2024/07/13(土) 19:00:52
熱湯をかけても温度は芯まで届くかな?
私はドラム缶の鍋で加熱しますが、場所があるしマキも豊富ですから可能です。
土壌消毒剤を勧めますが、薬剤が嫌いならビニール袋に入れて、少し湿らせて
夏の炎天下で加熱です。乾燥させると病原菌は生き残ろ可能性が高くなります。
 それから米ぬかを入れて高温にすると微生物は活動できません。
今日も鉢やプランタの残土を篩って、米ぬか少々を入れ、湿らせて室温で年越しします。来年の夏野菜苗などのポット用土を9月頃までに準備します。
 1月にバークや砂などを加えて酸度調製して75℃10分以上に加熱殺菌します。

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